ペーパー模型でデザインの最終チェック [ ・デザインと設計]
プランがある程度確定したところで、スタディ模型(=確認用)を作りました。
建築と言うのは、ご存知の通り立体的なモノです。
プロと言えども、なかなか図面だけでは判るものではありません。
そのため、多くの設計事務所は、プロポーションや動線、納まり、光の入り方を確認する
ために模型を製作します。
設計作業の確認のためですが、模型なら誰でも理解しやすいし角度を変えて見れますよね?
この模型で約4時間。パースを描く事を考えたらはるかに早くて確実ではないでしょうか?
模型であれば、色々な視点から自由に見れるし、光の入る様子が判ります。
屋根と壁の一部を外せるようにしたので、縦動線の使い勝手もとても良く判ります♪
デザイナーである設計者のイメージがどれ程すぐれたものであったとしても、
住まい手にそれが伝わらなければまったく意味がないと思いませんか?
イメージをしっかり共有してから、具体的な打合せをすべきと考えています。
(実際はかなり難しいですけどね~)
今回の模型は、 最も手強い施主である妻に対してです。
僕の実の母親は、今回の模型を見て
「あら、今度はシンプルで良いわね~!」
って言ってました(>_<)
そんな母親も、建築中(建物は2005年12月に完成)の現場を見て、、、
「あの家は判らん!(*_*)」 ですって!
完成すれば判りますよ~、おっかさん!
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