2種類ある住宅の予算&第8回建築基礎講座のご案内 [ ・家づくり勉強会]
住宅に限ったことではありませんが、予算には2種類あることはご存知ですか?
新たに事業を起こしたり、新規事業へ参入する際にも言えることだと僕は思っています。
ただし、どこかのお坊ちゃん(会長)のように100億以上ものお金が涌いて出てくる不思議な
ポケットをお持ちであればこの先を読む必要はないでしょうけどね。
もっとも、僕はそんなポケット欲しいとは思いませんが。
さて、、、前回、「家づくりの成功は最初の予算配分がキモ」と申し上げましたが、
その前にやっておかなくてはいけないことがあります。
それは、予算総額を押さえるということですが、予算には2種類があるということです。
1つめは、マスト予算
「絶対にこれ以上は支払わないぞ!」という金額
言い換えると、「これ以上になったら家づくりを見送る」という金額で、
「だけど、良い家なら上積みしても良いよ」という金額ではありません。
人によっては、「これ以上は支払えない金額」という場合もあります。
2つめは、ウォント予算
できればこの金額内で収めたいという金額
ですが、、、
ほとんどの方がウォント額だけで建築計画に入っていくように思います。
或いは、マスト額とウォント額を混同してしまっている場合も多いと思いのではないでしょうか?
ここからはあくまでも僕個人の考え方ですが、この2つは明確に分けておいた方が良いと
思っています。
それはなぜかと言うと、普通の人は家を建てるのは一生に一回のため、
予算を配分をしようにも、どこにどの程度の金額が必要かがわからないから。
僕が自邸建築を行なった際は、マスト金額とウォント金額の差は150万程度でしたが、
それはどこにどの程度必要かが最初にほぼわかっていたことと、
そもそもマスト金額自体が要求に対して小さかったため、今回の考えに行き着いたわけです。
しかし、一般の方や普通に家を建てるだけの場合はそうではありませんから、
人によって違いがあるとは言え、300万~1千万円以上の差があるのが通常です。
2009年6月開催の第3回建築基礎講座では、「予算計画の立て方と進め方」として、
ひなたカフェの実例を元に細かく説明いたしましたが、とても関心が高いテーマだったようで、
7月にも追加開催をしたほど。
この勉強会を開催しあて、何よりも嬉しかったのは6月に受講された方が
早速、勉強会で教えたとおりに予算計画作業を行ない、
「まだ自分達は家を建てる時期ではない!」
と判断され、築20年のマンションを購入してリノベーションをすることを決意し、超カッコいい
インテリアにされた強者もいらっしゃいました。
さて、、、
肝心のマスト金額とウォント金額の作り方ですが、文章だと長くなるため建築基礎講座で
詳しくお話ししたいと思います。
今回もすぐに実行できるよう具体的に解説したいと思います。
(実行できなければ「意味がない!」と思っていますから・・・)
これから住宅取得をお考えの方だけでなく、自宅で小さなショップを始めたい方にも
参考になると思いますから、興味がある方は是非、申し込んでみて下さいね♪
■第8回建築基礎講座
■テーマ : 総額で考える予算計画の進め方 ~ひなたCAFEの事例を交えて~
※予告しておりました、「エコ住宅のウソ、ホント」は別の機会とさせていただきます。
■開催日時 : 第一候補 )2011年12月3日(土)17時~19時
第二候補 )2011年12月10日(土)17時~19時
■定員 : 各回8名様まで
■参加費 : 1,500円(ご家族1名追加につき1千円) ※オリジナルスィーツセット付き
■申込み先 : Eメール okkasa@gmail.com
TEL/FAX (053)543-6677
お名前と連絡先、参加人数(お子様も)の他、受講可能日も教えて下さいね^^v
なるほど。言葉にするとわかりやすいですね。
僕の場合は「これ以上支払えない」額が判明するまでが大変でした^^;
by plusgate (2011-11-24 14:25)
●plusgateさん
> 「これ以上支払えない」額が判明するまでが大変でした
そうなんですよねー!
実は僕もそこを言いたいのです。
その作業だけで延べ4~5日はかかってしまうし、ローンが借りられる
ことが確定する時間を必要ですから。
なので、「その心積もりも理解して欲しい」と思っております。
僕の場合は、調達可能額よりも住宅取得後の生活バランスを重視派
ですから、「幾らなら無理なく生活の質を落とさない生活できるか?」
を決めるのが大変でしたね。
by 浜松自宅カフェ (2011-11-24 19:49)