二人だけの経営会議 [ ・カフェへの思い]
2008年12月3日にひなたCAFEがオープンして4年2ヶ月が経過しました。
この間、営業日数は変えずにメニューの改訂、新たな商品開発に取組んで参りました。
その成果もあり、売上げは増えましたが肝心の利益が残らない!
そんなことから、嫁さんも色々考えていたようで、土曜日夜、嫁さんから今後の計画
について議題を持ち掛けられ、急遽嫁さんと二人だけの経営会議が始まりました。
時刻は夜の11時を回ったところ。
会議は白熱し、結論が出たのは午前2時半でした(笑)
これまでも何度も記事にしていますが、起業するだけなら簡単です。
難しいのは経営していくこと。
このBlogを読まれている方の中には、これから
・自宅カフェを始めたい人
・自宅ショップを始めたい人
など、小さなお店を始めようという方もいらっしゃると思います。
「起業」とは「夢の実現」ですから、身の丈にあった計画をし実行していけば、
うちのような小さな飲食店程度は殆ど誰でも可能です。
一方、「経営」とは、一定の品質を保ちながらサービスを提供することで、
継続的に利益を出し続けること。
起業は短距離走のようなもので、一気にエネルギーをかければ取り敢えず形に
なってしまうものですが、経営はゴールのないマラソンのようなもの。
周囲の相手の状況を見ながら、息切れしないよう、脱落しないよう走り続けること。
そのために、今後、どのように経営をしていくのかを議論して決めるのが我が家の
経営会議です。
嫁さんには、「考えていることを紙に書いてみて!」と言ってあったため、
「4月にはあーしてこうして、1~3年後にはあーしてこうして・・・」
と説明をするため、
「それだと、よーこがどこに向かいたいのかわからないじゃない!」
と言ったところ、
「あなたはあなたが既に考えている正解を言わないと結局駄目なんだよね(怒)」
と怒りだすわけです。
「いやいやそうじゃない!
ひなたCAFEは、お前のお店だから、俺には正解はないよ。」
と話し、時間軸上でどのように目標が達成されていくのかを説明しました。
経営は、あるビジョンを達成していくためのシナリオを書き、自らが実行していくことで、
お客様や取引先を巻き込みながら実現していくこと。
だから、僕らがまず将来どうなっていたいかを考えなくてはいけないんだよ。
仕事はどんなことであれ、一旦始めれば、色々な困難が待ち受けているわけで、
それを次々に乗り越えていくためには、当事者である僕らがワクワクドキドキできるビジョンが
必要なの。
とまあこんな話しをしていったところ、ようやく僕が言いたいことをわかってくれたようです。
嫁さんが考えた経営計画は、今までの延長線でしか考えていませんから、できること
やれることからのものでした。
しかし、今回の経営会議で発想を変え、自分の中にある問題に目を向けたことにより
新しい取っ掛かりを見つけたようでした。
場合によっては、現在の企業理念を見直しなければならないかもしれませんが、
まずは嫁さんが信じる道を支援したいと思っています。
具体化するのは3月か4月だと思いますが、
これまでの信念を曲げるのではなく、よりハッキリ明確にすること
は間違いないでしょうね。
何やら、新しい試みがスタートするのでしょうか??
楽しみです^^
by plusgate (2013-02-07 09:51)
●jun-arさん
nice、ありがとうございます。
●plusagateさん
常にチャレンジ、改革あるのみです!
な~んていうと格好良いかもしれませんが、なかなか目指すレベルに
ならないんですよね~(笑)
●chihoさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-02-08 09:27)
●夢空さん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-02-11 10:31)
耳が痛い話ですね。
by kuni (2013-02-11 12:41)
●kuniさん
僕がこれまでに会って直接お話しを伺って感じた事ですが、
大きなことを成し遂げた人にはすべて共通している思いますね。
by 浜松自宅カフェ (2013-02-11 21:52)