深まる秋を探しに家族で佐鳴湖公園へ [ ・浜松市内]
久しぶりに何も予定のない日曜日。
小春日和の暖かで気持ちの良い日でしたから、家族を誘って秋を探しに
近くの佐鳴湖公園へ散歩に出掛けました。
■新たに整備された佐鳴湖西岸の園路
公園のデザインをしていた僕からすると、直線的で機能と経済優先の
土木的なデザインですが、これはこれでアリですね♪
何がアリかと言うと、園路が広く明るく開放的になったこと。
と言うのもこの場所はこれまで行き止まりのどん詰まりの場所で、水辺の植栽も
鬱蒼としていて暗く、危険な雰囲気を醸し出していたからです。
土木的と言うのはどこかと言うと例えば護岸天端の処理。
コンクリートがそのまま表れていますよね?
公園のデザインではこういう処理はあまりしないのですが、そんなことよりも
素晴らしいことをしてくれています。
それは、転落防止柵を設けていないこと。
水面までの高さが低く水深が浅いことがその判断につながったと思いますが、
安全側で考えると、擬木の柵や縦格子の柵が施されてしまっても不思議では
ありませんよね~(>_<)
その他、僕が好きな定番の景色がココ。
■メタセコイアの並木とシングルトラック
やはりメタセコイアは水辺景観に良く合いますね♪
MTB(マウンテンバイク)でサイクリングする場合は、このシングルトラックを
抜けて走るのが大好きです。
佐鳴湖を散策するだけでも、たくさんの野鳥を観察することができます。
■カワセミ狙いのカメラの放列
皆さん、300mmはあろうかと言う長いレンズを使って、カワセミが表れるのを
狙っていたようです。
ちょうど撮影したばかりのカワセミの画像を見せていただきましたが、本当に
綺麗で僕も撮影したくなってしまいましたよ(#^^#)
カワセミを撮影するのは機材も根気も必要ですが、こういう鳥は普通に
観ることができますよ。
■アオサギ
アオサギと言うほど青くはありませんが、サギ類ではもっとも大きい種類のようで、
英語ではグレイヘロン(灰色サギ)と言うそうです。
この時は川を泳ぐ小魚を見事にくちばしで捕まえて食べていました。
■カモの仲間
カモ類はたくさんの種類がいますから、種類を調べる楽しみ方もあるといます。
■鵜(ウ)
淡水ですからカワウだと思います。
寄り添ってではなく、一定の距離を保って留まっているのが気になりますね。
佐鳴湖は湖と言っても、実際は県が管理する二級河川として位置付けられており、
ほんの数年前までは、汚れた川ワーストワンと言う汚名を長年背負ってきたことで
有名でした。
汚れた川と言っても、毒物や重金属で汚染されているわけではなく、有機物が多い
富栄養化でしたから、静岡県と浜松市、地域住民の長年の努力でワーストワンから
脱却することができました。
佐鳴湖に注ぐ川を橋の上から見た娘達は、ダーと駆け下りていき、
「水に入っても良い?」
と聞くなり、靴下を脱いで冷たい水の中へ入っていきます(笑)
先に水に入った長女
鮒の群れを追いかけています(笑)
妹も姉を追いかけます・・・。
浅いようですが、これでも小学生にとっては股下くらいまでの深さは
あったようです。
娘達を水遊び好きにさせたのは僕の責任ですから、とても怒る気にはなれず、
むしろ逞しく育った子供達を見て嬉しくなりましたねー♪
それと面白かったのは長女のこの行動。
歩きながら読書(>_<)
ベンチで休憩しながら読書(+_+)
遊具の上でも読書・・・(>_<)
決して普段から読書家なわけではないのですが、嫁さんが長女のために図書館で
借りてきた、パティシェ 辻口 博啓(つじぐち ひろのぶ)氏の著書。
スーパーパティシェ物語
- 作者: 輔老 心
- 出版社: 岩崎書店
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
もしかすると、彼女の人生を決める大きな一冊になるかもしれませんね~(笑)
お、未来のパティシエさんの誕生ですね^^
でも、歩きながら読書って余程続きが気になるんでしょうね^^
by plusgate (2013-11-25 09:14)
●jun-arさん
nice、ありがとうございます。
●plusagateさん
本人はパティシエに憧れているようですがどうでしょうか?
少子高齢化の時代を考えると必ずしも高学歴である必要も
無いかなぁと最近は思っています。
女の子ですから、普通に家族のいる幸せな人生もアリかと。
色々な選択肢を見せて本人の意志で選んで悔いのない人生を
送ってもらえれば嬉しいですね。
by 浜松自宅カフェ (2013-11-25 10:45)
素敵な公園ですね。
柵の件は問題あるかもしれませんが、景観という観点からはイイなって
感じました。グリーンとブルーのコントラストがとても気持ちいいです。
長女さん読書家ですね。
秋晴れの読書は心地よさそうですヽ(*´∀`)ノ
by ゆつき (2013-11-25 14:53)
●chihoさん
nice、ありがとうございます。
●ゆつきさん
前に静岡県の佐鳴湖担当の方(通称、佐鳴湖博士)が佐鳴湖
クリーン作戦の時におっしゃっていましたが、日本一汚い川
と言うことで全国から視察に訪れると一様に驚くそうです。
「えっ、これがワーストワンなの?」と。
柵があると「水に近寄ってはいけません!」になり、柵が
ないと「水に近寄って親しんで下さい!」と間逆の意味に
なるんですよね。
単に安全だけではなく管理者側の意志や想いが、柵の有無に
現れます。
年間を通じて利用者が多いのはこういう地道な点が大きいと
思いますね。
by 浜松自宅カフェ (2013-11-25 16:53)
娘さん、読書に熱心ですねぇ!!^^♪
歩きながらとかこわくて読めないよ~!><笑
素敵な公園ですね。
村松さんがお好きな景色、スイスの
漕艇場近くの景色に似ていて懐かしくなりました~★
P.S.
私は今窮地に立たされています。笑
IMAZOボート部専用の合宿所兼艇庫の建設案が
内密に出ているのですが…
絵ごころのない私に、理想に思う艇庫外観のラフ画を
書いてとボート部監督から依頼がきました…。
どうやら業者が、艇庫の設計をしたことがないらしく
ある程度資料とイラストが欲しいと言ってるみたいです。
外国のボートハウスが憧れなので
いろいろとググったりして見ているのですが
絵ごころないのでなんせ書けないし、
オリジナリティを出せるはずもなく・・。
ねね
by 今造ROWINGTEAM (2013-11-26 08:51)
●yanasansanさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-11-26 08:58)
あ!ちょうど6000nice!目ゲット!♡
6000niceおめでとうございます♡
by 今造ROWINGTEAM (2013-11-26 09:28)
●ねね@今造ROWINGTEAMさん
スイスに行かれたことあるのですね!
欧州はイタリアだけなので羨ますぃ~です(笑)
さて、ご相談の件。
1つは、業者がそこでなければいけないのでしょうか?
漕艇場と言うような特殊な用途の建築物であればやりたいと
思う建築屋さんは多いはずですよ。
その場合、施工業者よりも設計屋さんを探す方が良いです。
もし、グループ企業で建築しなければならない状況だとして
も設計屋さんを入れて、最低限の設計をしてもらった方が
イメージに近いものができると思います。
恐らく設計業務の予算取りもしていないと思いますから、
これはと思う設計屋さんに声を掛けてここから相談に乗って
もらえるところと話すのが良いと思います。
具体的には、仮に現在の事業予算が4千万あったとして、
これを設計費400万、建設費3千500万になれば逆に安くなる
ことになりますよね?
こんな予算割振りの相談に乗ってもらえる設計事務所を
探し、予算案を作って事務局に提案する感じです。
このプロジェクトの場合、御社だと総務とか広報が事務局を
勤めることになるかと思いますが、今の建築屋さんを使う
ことと予算があるだけだと思いますから、その与条件を
変えずにねねさんだけに「見えているビジョン」を実現
することができると思いますよ。
以上はコメント欄からの推測で書いているだけですから、
その他、詳しいことでしたらokkasa@gmail.comにメール
いただければと思います。
by 浜松自宅カフェ (2013-11-26 09:28)
>ねねさん
ご相談にお答えしていて、6000niceのお礼を申し上げるのを
忘れていました。
いつもお読みいただいた上、コメントいただき本当に
ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-11-26 09:30)
●ゆきママさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-11-28 09:21)