ひなたCAFEのランチ営業は12/28（土）まで

ひなたCAFEは、2008年12月3日のオープンから5年間、曜日を限定してランチの
営業をして参りましたが、

今月12月28日（土）を持ちましてランチ営業を終了致します。

残すは26（木）、27（金）、28（土）の3日間だけとなりましたが、木曜日はすでにお席が
埋まりつつあり、土曜日も予約が入り始めています。
どのお客様もオープン直後からご利用いただいた方ばかりで、申し訳ない思いで一杯ですが
これは一年前から決めていたことなんです。

最初に申し上げておくと、経営不振からカフェ営業を終了するのではなく、業態を
変えるためで、
・・・と言っても儲かっていたわけでもありませんが(>_<)
これまでのカフェ（飲食店）から、ジャムとお菓子の加工販売へ移行することにしたためで、
イベント等のお客様に近い場所に移動することにしたからです。

もちろん、ひなたCAFEと言う店舗名も変わらず今まで通りです。 

 

これまでも何度か申し上げている通り、カフェを始めたかったのは僕の方で、妻はその夢を
叶えてくれたわけですが、丸4年間カフェ営業をしてみて妻のやりたい方向とは違うことが
判ったそうです。

「どんなに儲かっても飲食店では楽しくない」

と言う想いを知り、この一年掛けてカフェからの離脱を図るための方策を探ったところ、
妻がやりたいこととお客様が求める接点が見つかり、新しいことを本格的に始めるため、
店舗でのランチ営業を終了する決断をした次第です。

 

とは言え、僕はやはりカフェでお客様と会いたいし、相変わらず店舗兼用住宅ですから
外部イベントだけでなく、お店での販売も継続します。

 

まずは、ランチ営業を辞めることで来年から妻が自由に動ける時間を創出し、
妻もジャム作りの勉強をし、新しいジャムやお菓子作りを開始しますから、商品が揃う目途が
付いたところで、改めて営業日時のご案内を致します。 

通販も考え、遠方からもご利用しやすいようにしたいと考えています。 

 

と言うわけで、山登りを辞めるのではなく、登る山を変えると言うこと。

 

「戦略とはやらないことを決めること」

 

言葉としては知っていましたが、日経ビジネスで星野リゾート星野社長の記事を拝見し、
この意味がやっと腹に落ちました。

正しくは、この決断が成果に結びつかなくては、正しく理解したとは言えませんが、
踏み出さないことには何も変わりませんからね。

この5年間で学んだことは本当にたくさんありましたから、これから開業を考えている個人を
対象に、来年春ごろに少人数制の勉強会を開催したいと思っています。
しなくても良い失敗を避け、成功の確率を少しでもあげることに役立ててくれればと(#^^#)

コメント 6

なるほど、登る山を変えるんですね。
どうせなら登りたい山がいいですよね～＾＾
by plusgate (2013-12-25 09:51) 

●jun-arさん、yanasanさん、今造ROWINGTEAMさん
　nice、ありがとうございます。

●ぼんさんさん
　nice、ありがとうございます。

●plusagateさん
　山登りの例えわかりやすいでしょ♪

　僕が嫁さんを誘って山を登り始めたわけですが、３合目
　あたりで「私が登りたかったのはこの山じゃなかった！」
　と気付いたようです。
　でも、２合目付近で違う山へのルートを発見し、試しに少し
　登ってみたら「こっちの山の方が私には合うし楽しい！」
　と確信したようです。

　山登りを辞めてしまうのは困りますが、
　「登る山を変えるなら良いよ」
　と決めたのが昨年の秋の経営会議でした。
by 浜松自宅カフェ (2013-12-25 11:47) 

長期間ランチ営業お疲れ様でした。
ご決断は大変だったと思いますが、水が流れるように
自然とそういう方向へ流れていくのだと思います。
がんばってください！応援してます(^^♪
by ゆつき (2013-12-25 20:46) 

●ゆつきさん
　そうなんです～♪
　流れには逆らえないことを悟りましたよ(^_^;)
　お客様が求める商品、サービスを作っていきますよ。
by 浜松自宅カフェ (2013-12-25 23:59) 

長らくのランチ営業、お疲れさまでした＾＾♪
登る山を変えたのですね。
大きな決断でしたね。
村松さんも奥様も納得いくカタチで
経営できるのなら何よりです★
ひなたCAFEが今後もたくさんの人に
愛されるお店でありますように～！
通販楽しみにしています。

ねね
by 今造ROWINGTEAM (2013-12-26 09:02) 

●ねね＠今造ROWINGTEAMさん
　これまでご利用いただいたお客様には本当に申し訳ないと
　思いますし、僕自身もとても寂しいです。
　ですが、受け入れて次に進むことにしました。
　辞めるわけでも諦めるわけでもありませんからね。

　むしろ、もっと利用してもらえるようにするための決断なの
　ですが、業態を変えるのはやはり抵抗がありました。
by 浜松自宅カフェ (2013-12-26 19:05)