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焚き火キャンプの趣味道具 [■おすすめ]

イベント向けジャム作りで秋キャンプのスケジュールが立てられないのですが、
最近のファミリーキャンプは炭火よりも焚き火メインに楽しむようになったことから、
長年欲しかったアノ道具をようやく手に入れることにしました。

DSCF1791.jpg
コレ、何だかわかりますか?

今回は趣味性がとても強いですから、理解に苦しむ方も多いと思い、後半の記事は畳んで
お送りすることに致します(#^^#) 

 
 
DSCF1787.jpg
■鉈(なた)
前々回のキャンプから七輪を使わずに焚き火でバーベキューをするようになった
のですが、そうなると薪を割る作業が発生します。 
 
薪を割るだけなら斧(おの)が便利なんですが、「斧よりもハンドリングしやすい方が
良いなぁ」と考えて、ここ1年ほど鉈を探していました。

 
ホームセンターでも実用に十分耐える廉価版の鉈は手に入りますが、色々調べると
薪割りでは片刃(かたは)よりも両刃(もろは)の方が向いているとあります。
 
 
日本刀の構造2014.11.01.jpg
両刃(もろは)の構造 
一見単純に見えますが、とても手間のかかる手法で作られているのが和製刃物。
切る部分には、硬い鋼(はがね)を使用し、それだけでは折れてしまうため、軟鉄で
包むことで硬く、柔軟な構造になっています。 
 
  
僕は高校生の頃にとてもハンドメイドナイフに憧れていた時期があり、
その時の憧れが実現出来なかった反動から、今回は納得できるモノを欲しいと
思っていたこともあり、なかなか選択に苦慮しました(>_<)
  
最終的にはやはり、薪割りに用途を限定し、見た目の好みで選定。
 
 
僕はコレクターではありませんから、やはり実用性が第一
とは言え、30年来の憧れがありますし、たまのキャンプは気持ちよく遊びたいため
納得できる所有感も含めて一生懸命に調べて決めました。
 
 
DSCF1786.jpg
■鞘に納めた状態
付属の鞘は皮製ではなく、鉈らしく木製です。 
 
 
DSCF1793.jpg
■ハンドルエンドの刻印
基本仕様がここでもわかるようになっています。
 
安来鋼と言うのは、島根県安来市にある日立金属(株)が製造するヤスキハガネと言う
高級特殊鋼のうちの一種で、中でも「白紙」と言うグレードです。
 
ヤスキハガネは中国山地の真砂砂鉄を、たたら製鉄法によって製錬したもので、現在
日立金属がその技法を受け継いでいるそうです。 
 
 
165mmは刃の長さで、5寸5分の長さと言う意味。 
 
 
でもって現物が届いて、じっくり触ってみてわかったのがココ。
 
 
 
DSCF1795.jpg
■ハンドル端部の形状
鉈は刃の重さ支点からの長さを利用して、対象物である薪を叩き割る道具です。
 
この場合の支点とはハンドル端部のことで、手の小指が良い感じに引っかかるように
なっています。 
 
 

ハンドルは太さ、固さともに僕の掌に馴染み、とても使い良さそうで、斧のように
薪を割り、ナイフのように使用して木材を加工できるわけで、目的に合った道具に
なりそうです。 

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ゆつき

いいですね!
この手の職人さんが作られた作品大好きです。

とりあえず安価な商品・・・も悪くないのですが年に何回か
使うからこそこだわりのある所有感を満たす道具。
すごくわかります(笑
by ゆつき (2014-11-04 11:17) 

plusgate

早速使ってみましたか??^^

こういうこだわりはわかる人にしかわからないですよね~^^
by plusgate (2014-11-04 13:07) 

浜松自宅カフェ

●jun-arさん
 nice、ありがとうございます。

●ゆつきさん
 「ゆつきさんはきっと好きだろうなぁ」と思っていました。
 男性には一定数、この世界に魅了される人がいますからね。

 消耗品ではないですし、非日常を体験するための道具ですから、
 どうしても譲れないんですよね!

●さらわましさん
 nice、ありがとうございます。

●plusgateさん
 それがまだ使っていません。
 ハンドル部分にくるみオイルを含浸させたり、写真を撮ったりしただけ。
 秋キャンプが微妙になってきましたが、焚火焼肉をするはずですから
 そこで最初に使用することになると思います。
by 浜松自宅カフェ (2014-11-04 13:23) 

浜松自宅カフェ

●desidesiさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2014-11-05 09:38) 

浜松自宅カフェ

●ちびっこライダーさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2014-11-06 18:22) 

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