生しらすを求めて舞阪漁港の「えんばい朝市」へ [ ・浜名湖周辺]
このところのバタバタがひと段落したため、「生しらす」を求めに毎年5月~8月の期間だけ
舞阪漁港で行なわれる「えんばい朝市」に家族で訪れました。
今回は自分達が楽しむのに加えて、子供の社会見学と言う側面もありましたが、
前回訪れたのが2006年6月でしたから、実に9年ぶり。
「生しらす」はこの朝市で一番の人気の商品ですが、当日の漁獲量次第ですから販売量が
限定されたり、そもそも販売できないこともあります。数量限定となることもあるため販売整理券
を求めて早朝から行列を作るようになっていました・・・。
■生しらす販売の注意書き
「えんばい朝市」の営業開始は朝7時で、 販売整理券の配布は6時55分からです。
我が家は6時半過ぎに到着しましたが、それで整理番号は550番台。
最終的には1,200番台になったそうですが、この日は豊漁だったため全員が無制限で
購入可能となったようでした。
しかし、販売整理券をもらってもすぐに「生しらす」を購入できるわけではありません。
そのまましばらく、しらす漁の漁船が帰港するのを気長に待ちます(#^^#)
おっ、来た来た♪
目の前まで船が近づき接岸!
船から次々と「しらす」が入ったコンテナを荷卸しされます。
コンテナの中には生しらすがたっぷり♪
それを漁師の女性達が手でパック詰め。
背後には生しらすを待つお客さんが千人単位で待っていますから、漁師さんのご家族が
10数人の態勢で頑張ってパック詰めしていきます。
子供達にはこれらの仕事を見せる社会見学も目的だったのですが、残念ながら小学校の
遊具で遊んでいました・・・(^_^;)
整理番号50番刻みで次々と「生しらす」を渡していき、待つこと1時間半。
うちの番になるまでの間、嫁さんが朝作ってくれた握り飯を朝食としていただきました。
(子供達もお腹が空きますから持ってきて良かった!)
■遠州灘の生しらす
「しらす」とはマイワシやカタクチイワシの稚魚のことですが、
この透明度が新鮮さの証し。
1パック500円で、今回我が家は自宅用に2パックだけ購入しました。
朝市で購入した生しらすは、鮮度を落とさないよう購入後すぐにクーラーボックスに
入れて自宅に持ち帰り、食べる前に氷水で軽くすすぐ洗いをし、下ろし生姜としょう油で
いただきました。
一方、嫁さんが生しらすの整理券を待っている間に、僕は鮮魚販売の列に並び、丸々太った
立派なサバを見つけて即買い。
■夏に美味しいゴマサバ
これは三枚に下ろして、しめ鯖にしたところ家族に大好評でした♪
「サバは活き腐れ」と言われるほど、鮮度が落ちやすい足が早い魚なんです。
三枚下ろし身にはたっぷりの粗塩を振って約2時間。
水気を切ると同時に身に塩分を溶け込ませたら、軽く水洗いをして酢でしめます。
さらに、刺身で食べられる新鮮なスルメイカを四杯購入し、塩辛作りへ。
社会人に成った年にもいただいたスルメイカで塩辛を作りましたが、今回はキチンと
調べてから塩辛を作ってみました。
朝9時の様子
肝と身を和えたばかりの頃は、塩辛さが強かったのですが夜ご飯で出したところ、
丁度良い具合にマイルドになり家族に大人気でした。
「もっと欲しい!」の連呼でしたが、
「明日の方が美味しいよ♪」
の会話のように、ある程度気に入ってもらえたようで、実際、購入したものと同等以上だと
感じた様子で、遠州地方の良いところを感じてもらえた一日になったと思います。
美味しそうです!
このようなイベントあるのですね。
温かいご飯の上に、しらすをかけるしらす丼好きなので
現地にご飯と醤油持って行きたい気分です笑
by ゆつき (2015-06-22 15:33)
●makimakiさん、jun-arさん、シルフさん、AKIさん
nice、ありがとうございます。
●ゆつきさん
大昔からあるわけではなく、平成12年頃に漁師さんの発案で始まった
みたいですね。
うちもお醤油持って行きましたよ(笑)
海から水揚げされたばかりなのでそのまま食べても丁度良い具合の
塩加減です。
ただ、ジャリジャリするのでやはり氷水ですすいだ方が良いでしょうね。
by 浜松自宅カフェ (2015-06-22 19:10)
美味しそうです!
奥様の酒の肴には最高ですね~^^
by plusgate (2015-06-23 16:31)
●plusgateさん
我ながら美味しくできたと思います。
もっともシンプルな料理ですから、素材が良くて手間さえ惜しまなければ
誰でも作れますね。
嫁さんは日本酒で楽しんでいました。
好評でしたから新鮮なイカが手に入ったらまた作ろうと思います。
by 浜松自宅カフェ (2015-06-24 08:58)