仕事はボトルネックを改善する [ ・プロデュースの仕事]
この週末はジャムのバックオーダーを解消するため、終日ジャム作りの日々でした(>_<)
日曜日はコレを作っていました♪
牧之原産の完熟ラズベリー(木苺)です。
完熟ですがとても酸っぱ~い(>_<)
だけど、野生種に近い深い味と香りに、砂糖の甘さが加わって美味しいジャムに
仕上がるんです。
とても高価な素材なため、今までは多くの集客が望めるイベントの時にしか作れ
なかったのですが、最近では価値を認めて下さる方が増えて来たことから、
定番メニューになりつつあります。
今回も、4kg仕入れてその日のうちに2人でジャムに仕上げました。
加熱する直前の状態です♪
このラズベリージャムは、ひなたCAFEの定番ジャムとしては一番高額なのですが、
好きな方にはとてもハマルようで、気に入られた方がプレゼントされることが多い
ようです。
また、酸っぱい中に深い味わいがあるため、お子様にも大人気でうっかり瓶ごと
渡してしまうとバクバク食べられてしまいますから、
「お子様に与える場合は、気を付けて下さいね~」
とお伝えしています(笑)
と・・・、こうしている間に、facebookで見た方から1本、2本と注文が入ってしまうため、
在庫の確保が中々進みません。
1本1本が本当に手作りのため、需要に供給が追い付かない状態が未だ続いているわけ
ですから、日々生産に励んでいます。
妻にいつも言っているのは、「仕事は『ボトルネック』で決まる!」と言うこと。
知名度が低かったこれまでは、作るよりも売り方、ブランディングに力を注いできましたが、
一定の認知が進むと今度は需要に供給が追い付かなくなる時期がきます。
手作りだからこその美味しさなわけですから、元々、多く作れるものではありませんが、
それでも空き時間の創出や段取りの改善で、設備投資をしなくても現在の2.5倍までは
生産量は増やせると思っていました。
そのため、改善の仕方をいつも口頭で教えていたのですが、まったく計画ができない状況が
続いていました。
その内、遠鉄百貨店さんより9月上旬に大型イベントの打診が入ったため、ジャム作りを
終えた後、生産計画策定を一緒に行なったところ、
「やっと目標がわかったー!
これで何とかやれそうな気がしてきたよ」
と気楽なモノです(^_^;)
僕としてはかなり具体的に教えているはずなのに、まったくわからないみたいなので
ノートPCを持って喫茶店に行き、百貨店イベント向けに必要な本数の内訳を手書きで
書いてもらっている間にスケジュール表を作成し、片っ端から入力し目標を達成する
ための計画を作っていきました。
そんな感じでボトルネックを解消するための、計画を作成できましたから、
後は計画に沿って実行していけば自ずと目標は達成できる仕組みです。
計画があるから都度変更ができるわけで、 計画がなくただ闇雲に動く回るのは
場当たりと言いますね。
これは家作りでも公共事業でもまった同じで、目的に沿った計画になっていて予算と
スケジュールが実行可能な設計図が出来ていれば、ほぼ確実に目標は達成可能
です。
某国立競技場問題も建築関係者間だけでなく、一般の方の目にするところになりましたが、
どんなに大きな問題でも解決できる大きさまで分解すれば、根本的な論理矛盾が無い限り
達成可能です。
今回の騒動は、元々起案時点で論理的矛盾があったか、仮に無かったとした場合は
課題の抽出が甘かったかのどちらかだと思います。
コンペの時期からして、恐らく後者だと睨んでいますが、「戦略の失敗は戦術では返せない!」
をまさに地で行く話だと思いますから、私も気を付けなければと思いました。
●jun-arさん、今造ROWNGTEAMさん、AKIさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2015-07-13 18:29)
●Ujiki,oOさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2015-07-14 20:42)