建設プロセスを活用した起業支援 [ ・講師の仕事]
企業支援をされている金融機関の方から聞いた話ですが、浜松と言う町は
どういうわけか全国的に見ても起業家が多いようです。
他の都市で起業講演すると、「なぜ浜松には起業家が多いのでしょうか?」
と非常に驚かれるそうです。
同じ静岡県内でも、静岡市の気質よりも浜松市の気質の方がその傾向が
強いと別の方からも聞きました。
そんな、、、
・起業したいけどどこから手をつければ良いのかわからない。
・小規模でリスクを抑えて始めたい。
・自分が作る商品(サービス)が受け入れられるのか知りたい。
と言う方のために、起業支援講座&ワークショップを担当させていただくことになり、
HP募集用のイメージ写真とコンテンツの内容を文書にして送りました。
「ムラマツさんなら、ライターさんに書いてもらわなくても大丈夫でしょ?」
ということで(笑)
それで、講座の説明文を書いていたら、結局はこのブログで書いてきたこと、行なって
来たことの集大成的な内容になり、自分でも驚きました。
「これまで行なってきたことは結局、ここへ収束するのか!」
と。
■事例紹介
ひなたCAFEを立ち上げるまでのステップを題材にしながら、他の企業の成功と
失敗を解説して学んでいただこうと思います。
ひなたCAFEのコンセプトをどうやって作りあげたのかは、建築基礎講座で行なった
内容ですが、受講してくれた方から「夫が協力してくれるようになり、会話しながら
一気に進みました」と大変感謝されました。
■アウトプットの様子
講義でインプット、それを受けて各自がアウトプットをしていけば、事業計画書が
完成するようにしたいと思います。
建設プロセスと同じと言うのは、要は「ゼロをイチにする」行為だから。
まっさらな土地にどんなコンセプトでどんな絵を描くかは、施主と設計者の合同作業
ですよね?
それは、工事費何億円もの公共事業も、数千万円の個人住宅も基本は同じ。
■実行予算書
ひなたCAFEを創った際に実際に使用した実行予算書です。
これも建設コンサル時代に経験したものを、起業準備向けにアレンジしたもの。
こんな感じで、自分の強み弱みを分析し、事業コンセプトが固まり、予算の割付が
できれば事業計画書の案が完成しますから、家族や友人などの協力者に相談が
できるし利害関係者との調整も可能になり、計画の完成度が上がります。
あとは、当事者として実行するかどうかの決断になりますが、通常ここまで来れば
実行して自分達の考えが正しいかどうかを確認したくなりますから、想定された
リスク内で起業ができるというわけです。
「いや、そんな簡単にはいかないだろ!」
と言われるかもしれませんが、一つの事実として、僕達はそうやりましたから
それをお伝えしてみようと思います。
●jun-arさん、大和さん、AKIさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2015-09-25 20:13)
●chihoさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2015-09-26 10:22)