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父親のお墓が決定 [ ・家族のこと]

早いもので父親が亡くなって既に5週間が経ちました。

母親は父親名義の契約関係を切り替えたり、解除したりしていましたが納骨を控え、
僕と弟達、息子家族はお墓探しを担当していました。

これまで何ヶ所かの候補地を巡り、先週末に第1回お墓会議を開催し、満場一致
で決定したことから、この週末はお墓の申込みに伺いました。

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■佐鳴湖一望
長いこと汚濁度ワースト1の汚名を着せられてきましたが、毒や重金属に汚染
されているわけではなく、周辺住民にはとても愛され利用されている公園です。

ワースト1から脱しようと管理する県と市、市民の努力により、水質改善は進んで
きていますし、公園整備により利用者は増えているように思います。


父親、そしていずれは母親が永眠することになる、お墓はこの佐鳴湖に程近いお寺に
決め、お墓の仮予約を致しました。 

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■築700年の本堂
浜松には軍需工場があったこともあり、第二次大戦ではかなり空襲で焼かれて
しまいましたが、幸いなことにこのあたりは野原だったことから、築700年の本堂は
焼けずに残ったそうです。

 

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■枯山水の庭
このお寺さんがあることは何となくは知っていましたが、 こんなに立派で歴史がある
お寺とは思いませんでした。

南北朝時代後二条天皇の皇孫で光厳天皇皇太子である木寺宮康仁親王がより下向し、
居を構えた場所だそうですが、ナルホド気持ちの良い場所でした。


父親のお墓を探す中で嫁さんが偶然見つけ、樹木葬が出来て近いことから見学したところ、
自然豊かなのに明るいことが気に入ったようで、家族会議で提案しました。

お墓決めの条件は、 1.永代供養、2.予算、3.永続性、4.景観、5.利便性

の5点。

中でも上位3点が絶対条件で、もともと景観と利便性は二の次でした。 

 

でも、予算の許す限り「一番良いなぁ~♪」と思えるところになるのは建築と同じで、
結局のところ人が決めるわけですから、自分の気持ちに向かって判断しました。 

弟夫妻も連れてきたところ、これまでの候補地とは格が違うことを納得し、
母親の予算にも合うことから、満場一致となったわけです。  

 

DSCF3771.jpg 

この場所なら、自宅からも近く、頻繁に訪れる場所ですから、お墓参りもしやすいし、
僕と嫁さんも「ここなら(お墓に)入っても良いなぁ~♪」と心から思ったため、
弟家族を説得できました。 

 

DSCF3769.jpg
■樹木葬
コンセプトは明確で「死んで桜になる!」(笑)
実際、お骨は殆どがカルシウムのため、時間が経つと結露した水に溶けてしまう
そうです。

先祖代々のお墓が無く、次男だった父親は新たにお墓を探す必要があったわけですが、
まったくそういった活動をしていなかったため、残された家族があたふたとしました。


しかし、そのお陰で僕らが納得行くお墓にめぐり合えたわけで、結果オーライ
となりました(笑)

 

次は神道による50日祭の供養を経て、仏式に切り替えて納骨と言う節操の無さですが、
そう言ったことも柔軟に受入れてくれることも、決定の要因になりました。
知らないことばかりでしたが、嫁さんと義妹が良くやってくれたから、ここまでこれた
わけで出来た嫁さん達に感謝するばかりですね。


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コメント 4

ユメクレア

とてもいい場所だとおもいます。
お父様もきっと喜んでいらっしゃるでしょうね^^
by ユメクレア (2016-05-06 23:34) 

浜松自宅カフェ

●chihoさん、jun-arさん、kuniさん、まおたさん
 nice、ありがとうございます。

●ユメクレアさん
 コメントありがとうございます。
 それがお寺の方が面白くて、「亡くなった方はわからないですから、
 残った家族のためですよ!」と僕が思っていた通りのことを言われたのも
 決め手でしたね(笑)
by 浜松自宅カフェ (2016-05-07 09:29) 

plusgate

素敵な場所ですね!
残った家族のためってのは確かにその通りですね^^

このGW中に末弟が結婚するという報告を受けたので、
実家のことやお墓やら義妹のことなど、ついつい自分に置き換えて
考えてしまいました^^;
by plusgate (2016-05-09 09:42) 

浜松自宅カフェ

●plusgateさん
 いずれ通る道ですから何かしらでも参考になれば幸いです。
 事前に計画しておくに越したことはないですからね。
by 浜松自宅カフェ (2016-05-09 13:48) 

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