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【お勧めです】海賊とよばれた男 [ ・映画]

出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにした小説「海賊とよばれた男
実写映画です。
明治から戦後にかけて、イチ日本企業が世界の大手石油メジャーを相手に
独自石油を輸入するまでの激しい道のりがたった2時間強で学べます。

公開を待ちわびていたこともあり、公開初日に観て参りました。

映画『海賊とよばれた男』公式サイト.jpg
■映画「海賊とよばれた男」公式ウェブサイトから
かつて石油資源は、石油メジャーによって独占的に採掘、精製、販売されて
いましたし、未だにそれは続いています。

ただ、その慣例にたった1社の民間企業が風穴を開けたのが出光興産であり、
社員(店員と呼ばれています)を率いた、店主 出光佐三でした。

その歴史を小説として仕上げたのが、百田尚樹氏による「海賊とよばれた男」 

 

国岡商店の創業者である国岡鐡三役を岡田准一が30代から90代までを一人で
演じ切ります。

「国岡のもんよー!油もってきたけー!

漁船への燃料販売を邪魔された国岡は、他の誰もやらなかった強引な方法で
売りまくります。

 

個人的には、元GHQの通訳で鐵三の人間性に惚れ込んで店員になった武知
甲太郎
役の鈴木亮平さん。

国岡鐵三の人間性を深く理解し、店員のまとめ役として難題に向かわせる
国岡商店の番頭役 甲賀治作役の小林薫さん。

国岡商店の資金難を自宅を売って支えた、木田章太郎役の近藤正臣さん。


この3人の他、ピエール瀧、吉岡秀隆、染谷将太など若手からベテランが
重厚なストーリーをしっかりと支え、感動を演出してくれました。

 

国内の石油販売企業が軒並み、石油メジャーの資本傘下に入る中、

国家の血液となる石油流通を外資に委ねるわけにはいかない!

と言う理念を曲げず貫き通した店主に、男が惚れ込むのも分かります。

 

日々、困難と戦っているビジネスマン、ビジョンを実現しようと孤軍奮闘
している方には、勇気とエネルギーをもらえる作品だと思います。
 
ストーリーだけなら自宅テレビでも楽しめますが、これはぜひ映画館の
ビスタサイズのスクリーンで堪能したいところです。


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plusgate

年末に一人の時間をもらったら観る予定です。
楽しみです!^^
by plusgate (2016-12-15 10:55) 

浜松自宅カフェ

●jun-arさん、AKIさん
 nice、ありがとうございます。

●plusgateさん
 ぜひ、ご覧下さい。
 勇気が出てきますよ。
 僕は小説を読みたくなりました。
by 浜松自宅カフェ (2016-12-15 18:32) 

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