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【古い町並み研究】中山道「妻籠宿」町並み編/長野県 [ ・山梨県、長野県]

古い町並みから学ぶ個人プロジェクト、中山道「妻籠宿」レポートの2回目は
「町並み編」です。

DSCF7348.jpg
■方向案内サイン
中央駐車場から尾又橋を渡ったところにある方向案内のサインです。
シンプルながら分かり易く、色、文字フォントが町並みの景観に調和していて
とても好感が持てました。


このサインから左側(北側)を見ると・・・

DSCF7352.jpg
■妻籠宿の景観(その1)
アスファルト舗装部分が当時の「中山道」ですが、道幅は当時のままだと
思います。(確認し忘れました)
景色が、見慣れた東海道の駿府(静岡市)にも似ていることもあり、違和感なく
受け容れられました。
特に背後に見える、山の高さ、距離感がとても似ているんですねー。



DSCF7361.jpg
■妻籠宿の景観(その2)
柔らかい曲線と緩い起伏が町並みの景観に深みを持たせています。
この町は単に保存されているのではなく、住民が生活しながら維持されている
ところが凄いです。
私の住んでいるエリアも旧東海道ですから、元々はこのような町並みがあり、
町民が生活をしていたはず。

しかし、明治以降の経済発展に伴い自動車社会となって道路幅は拡幅され、
古い街並みは取り壊されてしまいました。



DSCF7365.jpg
■妻籠宿の景観(その3)
ところどころに、お茶屋さんやお菓子屋さんがあり、また現在でも宿泊可能な
旅籠(はたご)が残っています。
日本文化を体験するため、インバウンドのバックパッカーが思い思いに体験して
いましたが、私達がイタリアやフランス、イギリスの古い町を観光するのと
まったく同じなんですよね~(#^^#)



DSCF7367.jpg
■妻籠宿の景観(その4)
町並み紹介、最後の写真は縦配置にしてみました。
周囲の山並みと建物、道路の幅のバランスが程よいヒューマンスケールで構成
されており、とても居心地が良いんです。


建築ランドスケープデザインに関わる者として、こういう感覚を研ぎ澄まして
おきたいと言うのがこのプロジェクトの主旨です。
今後も、時間を見つけては行ってきたいと思っています。


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コメント 1

浜松自宅カフェ

●鉄腕原子さん、AKIさん、@ミックさん、jun-arさん、chihoさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-06-22 12:09) 

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