【古い町並み研究】近江八幡 町並み編/滋賀県 [ ・近畿エリア]
古い町並み研究旅シリーズ「近江八幡」の第2回は、町並み編です。
■新町通りから望む八幡山
市内各所で無料配布されている、ガイドマップを手に町中をウロウロしていると
どこからか、
「何を探しているの~?」
と言う男性の声。
あれっと思いつつ、キョロキョロと周囲を見渡すと隣のクリーニング店のご主人。
「町並みを見て歩いているんですけど、どこがお薦めですか?」
と伺うと、
「やはり新町通りだね。それと八幡堀は、映画やドラマ、CMのロケに使われる
から、見ておいた方が良いでしょう!
今ココにいるから、この先を左に曲がって、●列目で新町通りを八幡山方面へ
向かうと八幡堀に出ますよ♪」
ととても丁寧に教えて下さった。
今回の旅でそれほど多くの方と接したわけではありませんが、全体的にこういう方が
多かったように感じました。
前回の「妻籠宿」と比べると都市化が進んでいますが、街並みは十分風情があり、
ブラブラと歩くだけでも楽しいです。
■典型的な近江八幡の建築
切妻造り桟瓦葺き、平入りの木造建築が基本で、中二階建てが多く、格子や
虫籠窓などが見みられます。(出典:「日本の町並み250」/山と渓谷社)
そして、近江八幡と言えば「ヴォーリズ建築」
■ヴォーリズ記念館 ※見学は予約が必要です。
ヴォーリズとは、日本初の県立商業学校設立により英語教師として来日した
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の事で、宣教師である一方、実業家として
も数々の事業を興し成功された方だそうで、あの近江兄弟社を創立したそうです。
近江兄弟社と言えば「メンターム」ですが、元々はヴォーリズのスポンサーと
して日本国内で「メンソレータム」販売をさせたそうで、近江兄弟社社の
商品は「メンソレータム」だったのだそうです。
して日本国内で「メンソレータム」販売をさせたそうで、近江兄弟社社の
商品は「メンソレータム」だったのだそうです。
決して、メンソレータムのパクリではなく、日本国内でのマーケティングを
進めたのがヴォーリズ氏が創立した、近江兄弟社なのだそうです。
これも完全に勘違いしていたのですが、兄弟で作った会社だと思っていた
ですが、キリスト教の教えである「人類は兄弟」から来た社名とのこと。
この「ヴォーリズ記念館」は、昭和6年完成の住宅で、ヴォーリズ氏とその妻、
一柳 満喜子(ひとつやなぎ まきこ)さんの晩年のお住まいで、リビングと家具を
見られるよう解放しているそうです。
そして、ウィリアム・M・ヴォーリズ氏は建築設計者でもあり、全国のキリスト教
建築を手掛けられたようで、近江八幡市内にも住宅や教会、病院などが20以上
残っていて、建築設計事務所は現在でも活動を行なっているそうです。
進めたのがヴォーリズ氏が創立した、近江兄弟社なのだそうです。
これも完全に勘違いしていたのですが、兄弟で作った会社だと思っていた
ですが、キリスト教の教えである「人類は兄弟」から来た社名とのこと。
この「ヴォーリズ記念館」は、昭和6年完成の住宅で、ヴォーリズ氏とその妻、
一柳 満喜子(ひとつやなぎ まきこ)さんの晩年のお住まいで、リビングと家具を
見られるよう解放しているそうです。
そして、ウィリアム・M・ヴォーリズ氏は建築設計者でもあり、全国のキリスト教
建築を手掛けられたようで、近江八幡市内にも住宅や教会、病院などが20以上
残っていて、建築設計事務所は現在でも活動を行なっているそうです。
今回の旅行は、この旧ヴォーリズ住宅見学で終了となりました。
■日牟禮(ひむれ)八幡宮へ渡る橋からの見下ろし
最後に八幡堀の写真で近江八幡の古い町並み編は終了です。
次回、もう一つの目的地である「たねや」グループのフラッグシップショップ
「ラ コリーナ近江八幡」をご紹介します。
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