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働き方の選択肢を広げるための旅 [■我が家の子育て]

小学4年生の頃「パティシエになりたい!」と言っていた長女ももう高校1年生。

進学する高校を決める際、

「高校は義務教育と違って将来必要なことを学ぶために行くものだよ」

と教え、そのために高校を決めました。

今でも「パティシエになりたい!」と言うのは変わらずのようなので、

「こういう会社でこういう働き方もあるよ!」

と言う事を教えたくて、6月に一人で訪れたこの場所を家族で再訪しました。
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■ラ コリーナ近江八幡「草屋根」
正面の建物は、明治5年に近江八幡市で創業した「たねや」グループのフラッグ
シップストアになるラ コリーナ近江八幡のメインショップが入る「草屋根」。

空は晴れ間が見えていますが、九州では台風18号の暴風圏に入っている時間帯で、
午後から暴風雨になる予報でした(+_+)
幸いにも台風の来週は、夜21時頃の事で翌朝には晴れ間も広がり、快適な旅を
楽しむことができました。



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■ラ コリーナ内部の田んぼの畦道
僕が娘に知って欲しかったのは、企業のスタンスでした。
「パティシエになりたい!」と言うことは、社会人として経済活動に身を
投じる事になるわけで、個人であれ企業であれ規模の大小を問わず、経済活動を
通じて人の役に立つということ。

それゆえ、将来の自分がどうなっていたいのかを常に考えさせるように
していますが、知識も経験も無い学生にはなかなかゼロから考える事が難しい
ため、「こういうお菓子の提供の仕方もあるんだよ♪」と言うことを体感
してもらいたいと思ったわけです。


そのため、妻や次女と共に楽しんで消費する体験をしてもらう必要がありました。

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正面の建物は、カステラショップの「栗百本」

こんな感じで、建物一つ一つにストーリーを伴った愛称が付けられて
いるわけですが、こういう事に経営センスを感じます。



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■「草屋根」のメインショップ内観
ラ コリーナ近江八幡のゲート的な役割を持つ、「草屋根」のメインショップ
ですから、インテリアにはサプライズが求めれているわけです。



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■メインショップのインテリア
本業である和菓子屋ならではのインテリアとして、和菓子の木型を壁全面に
展示しています。


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■フードガレージの「ギフトショップ」内観
これを見るだけだと、もう何屋さんなのかさっぱりわかりませんよねー(笑)
でも、一歩足を踏み入れれば心を踊らされる何かが秘められています。



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■買い物を楽しむ母子
ここに連れてきた理由は体感してもらうためですが、実際に体験したことで
建築やランドスケープが持つ意味が理解できたようです。


父の死後、家に閉じこもりがちな母親に最近言ったのですが、

「テレビは見た気、やった気、行った気にさせるための機械だよ。
 どれだけ優秀なカメラマンや演出家が素晴らしい番組にしたところで、
 その場の空気感や匂い、味は絶対にわからない。」

これは娘達にも教えたいと思い、わざわざ時間と予算を割いて連れてきたわけで、
すべてとは言いませんが、10%いや5%でも伝わればラッキーでしょうね。

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コメント 1

浜松自宅カフェ

●@ミックさん、鉄腕原子さん、jun-arさん、chihoさん、ありささん
 nice、ありがとうございます。

●soramoyouさん、マルコメさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-09-23 11:11) 

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