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せっかく家を建てるならお餅を撒こう! [ ・磐田、袋井、掛川周辺]

上棟式の「お餅撒き」の続編です。
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■お施主さんのご挨拶
そもそも上棟(じょうとう)とは、切妻屋根などの最上部に使用する「棟木」が
取り付けらることで、棟上げ(むねあげ)や建前(たてまえ)とも言われます。

詳しい歴史は知りませんが、想像するに加工された木材が立ち上がり、初めて
建物の形となることから、家づくりに携わる人達にとって一つの山場を越えた事を
祝うお祭りだったのだと思います。

家を建てるのは誰でもできる訳ではなく、ある意味、成功の証で富を分け与える
と言う意味があります。


ひと昔前は、女性は餅投げをできないと言われていましたが、自分が知る限りは
その様な現場には出会った事はありませんね。



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下界では今か今かと待ちわびています(#^.^#)

大きなブルーシートを広げてくれていますから、まとまった雨でも比較的
快適にお餅を拾う準備が出来ていますね~♪


若いお施主さんが立派に挨拶をされ、興奮の餅投げが始まりますよ~\(^o^)/


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それー!



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奥様も満面の笑みで嬉しそうですね♪

お餅を拾いに来たご近所のおじさん、おばさんがお施主さんに

「立派なお城だねー!」

「しばらく見ない間に大きくなったねー!」

と声をかける様子が続いていました。

丁度この頃は収穫を祝う秋のお祭りと同じ時期ですが、地域のつながりが強い
町だという事が良く分かります。


我が家も、12年前の上棟式ではお餅投げをしましたが、東京から嫁いできて
くれた嫁さんが事のほか嬉しそうで、

「家を建てて良かった!お餅撒いて良かった!」

と思ったものです。


もし、その土地の出身ではなかったとしても、

「これから仲間入りしますから宜しくお願い致しま~す♪」

と言うご挨拶にもなりますから、色々な意味でお餅投げはお勧めしています。

nice!(8)  コメント(5) 
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コメント 5

jun-ar

上棟おめでとうございます!
餅まきは1回しか経験したことないです。
by jun-ar (2017-10-19 07:05) 

浜松自宅カフェ

●鉄腕原子さん、@ミックさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-10-19 13:09) 

浜松自宅カフェ

●jun-arさん
 コメントありがとうございます。
 私が携わった物件ではありませんが、まるで結婚式のカメラマラン
 の様な気分でした。
 浜松市内でもまだ上棟時に餅まきは行われていますが、農村部の方
 は地縁血縁も濃く、脈々と受け継がれた日常生活が感じられて
 とても濃密な時間を過ごさせていただきました。

 それだけに、設計者や施工者として関わるとお施主様の幸せを
 共有している感が強くて「この仕事していて良かったなー!」
 とつくづく感じます。
 機会がありましたら、ぜひお薦めしてみて下さい。
by 浜松自宅カフェ (2017-10-19 13:15) 

chiho

お餅まき・・古き良き時代の習わしの一つです♫
子供の頃は楽しみの一つでしたが
最近はこんな光景は珍しいですね☆彡
by chiho (2017-10-19 22:57) 

浜松自宅カフェ

●soramoyouさん
 nice、ありがとうございます。

●chihoさん
 そうなんですよね~。
 若い人には体験したことが無い人の方が多くなっていますね。
 できる限り続けていきたい習わしですね。
by 浜松自宅カフェ (2017-10-20 22:11) 

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