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薪ストーブの取説と初めての火入れ [ ・薪ストーブのある家]

昨年末にお引渡しを済ませた「薪ストーブのある家」ですが、テーマとなっている
薪ストーブの取扱い説明には実に2時間半かかるとのことで、年明けにすることになり
この週末行なわれた取説に立ち会わせてもらいました。

DSCF9498.jpg
■薪が燃盛っている様子
実はこの状態になるには説明を入れながら30分以上掛かっていますが、これはまだ
薪ストーブで暖房モードに至るにはまだ序盤。
木材が燃えるメカニズムから始まり、薪ストーブの構造、段階を踏んで燃焼させるために
3種類の太さの薪が必要なことなどの説明を受けて薪ストーブの奥深さを知りました。



建築設計段階において、様々な指摘があったこともこれで納得できました。
室内解放型の石油ストーブと違い、「煙突」で外部とつながっていると言うことは
室内が負圧になると外気が逆流すると言うこと。
単に給気不足で「酸欠」になるだけでは無いと言うことなんですね。


まずは、今回採用したストーブの構造について。

DSCF9460.jpg
■ピキャンオーブン/オーストラリア製
今回採用されたのは、オーストラリア製のピキャンオーブンです。
暖房と同時に本格的なオーブン料理を楽しめる薪ストーブで、上段部分が薪を燃焼
させる火室で、下段部分は排気熱を循環させることで調理用オーブンになります。



DSCF9463.jpg
■現物を前に説明開始
最初に24時間換気の換気扇をすべて運転させて、空気の流入が無いか確認します。
常時換気による問題が無いこと(給気と排気のバランスが取れていること)が確認できると、
次に、キッチンの換気扇を最大にしてみます。
すると、煙突を通じて外気がストーブ内に逆流してきました。

キッチンの局所換気扇は同時給排タイプにしていますが、気密性が非常に高いため
給気口からだけでは給気量が不足するため室内が負圧になるため、外気が逆流してくる
そうです。
そのため、この状態で火を着けると煙が室内に充満してしまうわけですが、排煙しようと
慌てて換気扇を強くするとそれを助長してしまうため、換気扇を切って室内の気圧を
上げることが必要になります。


DSCF9464.jpg
■用意する薪の大きさ
左から焚き付け用の細いもの、続いて火室内を温めるために必要な中サイズ。
右側の太いものは、火室の準備が出来てから投入するものになります。

僕はキャンプで良く焚き火をしますが、如何に自己流でデタラメだったかを認識
させられましたね(@_@)



DSCF9468.jpg
■薪の置き方説明
まずは楽なスタートの方法にチャレンジしてみようと言うことで、薪の置き方の説明を
しながら。
そのため、この写真では通常とは逆の置き方になっています。



薪が燃えるメカニズムの説明を加えると長くなりますので、続きは次回とさせて
いただきま~す(^O^)/

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浜松自宅カフェ

●@ミックさん、鉄腕原子さん、jun-arさん、plusgateさん
 nice、ありがとうございます。

●chihoさん、ありささん、tommy88さん、kiyokiyoさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-01-17 15:44) 

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