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公共施設のコンクリート劣化診断業務 [ ・公共事業の仕事]

指名競争入札で偶然落札した築30年になる、公共建築のコンクリート劣化診断業務
を担当することになりました。

まさか、建設コンサルタント会社を辞めて浜松にUターンした時は、まさか20年後に
建設コンサルタントの仕事をする事になるとは、夢にも思いませんでした。
人生何があるかわからないものですね~(笑)

役所の方のお話を聞き、これを機会にコンクリート診断士の資格試験を受けて
みる事にしました。
中々狭き門で自信があるわけではありませんが、これまでの社会資本整備で作られた
インフラを極力活かすのがこれからの社会ですから、10年後、20年後の未来を
考えてチャレンジしようと思います。

外南⑩-イ.jpg
■コンクリートひび割れの調査
一見すると多数入っているひび割れですが、よくよく見てみると殆どは仕上げ材である
吹付けタイルのひび割れが殆どで、その下のモルタルに0.15~0.45mm程度のひび割れ
がある状況でした。

ひび割れにピアノ線を差し込んでもコンクリート躯体に到達しないたことから、殆どは
表面のモルタルで納まっていると想定されます。

数ヶ所、さび汁が発生している箇所もありますが、大きな躯体の変形は見られません
から、これ以上に雨水が侵入しないように大きなひび割れ部分に樹脂モルタルを注入する
対策を提案する予定です。

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plusgate

診断用の定規を初めて見ました!
コンクリート診断士試験、がんばってくださいね^^
by plusgate (2018-02-08 10:18) 

浜松自宅カフェ

●plusgateさん
 独立の事を考えて、既存住宅現況調査技術者講習を受けたのも
 多いに役立ちましたね。
 2020年以降に景気や建設需要が下がっても対応できるようできる
 準備をはじめています。
by 浜松自宅カフェ (2018-02-08 11:15) 

浜松自宅カフェ

●はじドラさん、mayuさん、@ミックさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-02-08 18:33) 

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