SSブログ

公共施設の劣化診断業務(その2) [ ・公共事業の仕事]

昨年12月末から始まった、「公共施設の劣化診断業務」も終盤に差し掛かり
3月15日の業務完了に向けて、休み返上で進めているところです。

DSCN2868.jpg
■モルタルの剥離検査
これは「打診棒」と言って、長さ1~2m程度の伸縮するロッドの先端がクルクルと
回転する仕組みになっていて、音の変化からモルタルタイルが浮いている部分を
調べる道具です。


幸いにも住宅の状況調査(インスペクション)をするための資格である、
既存住宅状況調査技術者(インスペクター)講習を受講していたこともあり、
住宅のコンクリート基礎調査をある程度知っていたことが役立ちました。



DSCN2866.jpg
■調査の状況
正面に大きなひび割れが見えますが、ここは地階部分で厚さ50cmのRC壁の
内側に厚さ15cmのコンクリートブロックを積み上げた二重壁構造になっていて、
ひび割れ自体はコンクリートブロックの目地部分の乾燥収縮ひび割れですから
使用する上ではまったく問題ありません。


これらの現況調査資料を膨大なレポートにまとめ、補修工事の提案と概算工事費を
算出して提案するのが今回の業務ですが、9年間の建設コンサルタント経験に、
19年間の商品企画業務経験が加わり、未経験の業務でしたが発注者が大いに満足
いただけるコンサルサービスを提供できているようです。

中間報告を行ったところ、全体の流れ、ゴールについてもご納得いただけたようで、
一部追加調査を行なったところで、報告書を取りまとめたところで最終報告をし
報告書の検査を受けて納品して終了となります。
あと、1ケ月弱。
ビオトープのある研究所の実施設計と合わせて、頑張りたいと思います。

nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:住宅

nice! 6

コメント 2

浜松自宅カフェ

●soramoyouさん、@ミックさん、鉄腕原子さん、jun-arさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-02-23 09:01) 

浜松自宅カフェ

●tommy88さん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-02-26 16:27) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント