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公共施設の劣化診断業務(成果物の納品) [ ・公共事業の仕事]

昨年12月末から担当させていただいた、公共施設の劣化診断業務は予定通り終了し、
無事に成果品を納めさせていただきました。

この仕事は、築30年を経過した建築物を今後も使用するために、劣化状況を診断し、
補修計画と合わせて概算費用を計算し、最適な補修計画案を提案すると言うものです。


いわゆる「造る」仕事ではありませんが、何十万人と言う市民、県民が生活する上で
直接、間接的に利用するため、普段は目にしないくてもとても重要な施設です。

それを、今後10年、20年と継続使用できるのか?

経済性と安全性を視野に入れながら、最適な工法を模索して成果品としてまとめ上げ
たのが、今回納品した報告書になります。
DSCF9701t.jpg
■成果品ファイルと成果イメージ
最初に申し上げたように、建設コンサルタントの仕事は図面を描くことではなく、
直面している社会問題に対し、建築、建設技術を通して解決するための提案を行う
ことで、そのために調査分析したことを図面や計算書と共に「報告書」として
まとめることにあります。

仕事自体は地味で目立ちませんが、多くの人の役に立てると言う実感がありますし、
これまで経験したことのない仕事内容でしたから、とても勉強になりました。


僕は、住宅のインスペクターのための資格である「既存住宅状況調査技術者」にも
登録していますが、今回の業務はその上で大きな経験を得ることができました。


建築、土木の産業は、嫌なイメージを持っている方も多いと思いますが、いずれも
「衣・食・住」と言う、人間が生活を営む上で重要な役割を果たしていますし、
絶対にAIに職を奪われることは無いと思っています。


人間がやらなくても良いことや危険な作業は、AIやロボットに任せて、ヒトで
無ければ出来ないことに集中すれば、仕事はあるし、世の中も良くなると
思っています。

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浜松自宅カフェ

●@ミックさん、鉄腕原子さん、jun-arさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-03-15 09:05) 

今造ROWINGTEAM

おはようございます!
衣食住、人間生活のベースですね。
今一度見直してみたいと思います^^
by 今造ROWINGTEAM (2018-03-16 08:15) 

浜松自宅カフェ

●今造ROWINGTEAMさん
 衣食住って基本の事なんですけど、毎日の事なので意外に疎かに
 していることが多いですよ。

●soramoyouさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-03-16 18:28) 

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