SSブログ

子供自身で自分の設計図を作る [ ・家族のこと]

「自分の人生は自分のもの」

「自分の人生は自分で決める」

を信条に子育てと言うか子供と接しています。

来年受験を迎える娘達にとって、今年の夏休みはその準備の年になります。

人生と言う道程には、ところどころに分岐点があり、若い娘達にとって学校の
卒業と進学がそれにあたります。

産まれた時点では分岐点での選択肢は無数にありますが、年齢を重ねるに
従って選択肢は限られ、いずれにしてもどれかの選択肢を選ばなくては
いけません。


これを何のビジョンもなく、何の考えも無く安易に選んでしまうと、修正には
莫大な時間とお金、エネルギーが必要になります。

「戦略の失敗は戦術では返せない」

と言われるのはまさにこのこと。


それを知りながら、子供にアドバイスをしないのは親としても大きな損失に
なりますから、逐一教えているのですがどう考えれば良いのかわからない様子。

そのため、今回、こんなものを作って夏休みの宿題としました。

DSCF0174.jpg
■(仮称)村松家の人生設計図
ある程度大きな企業で経営企画や商品企画を担当すると、ほぼ例外なく
会社の中長期計画に関わります。

僕も商品計画の観点から意見を求められ、「こうじゃないっすかー?」って
感じで提案していましたが、まず計画がその通りになったことはありません。

なぜかと言うと、それを実現するための実行施策に落とし込まれていない
からで、その殆どがリソース(資源)の配分が適切になされていないこと
によります。


そのため、戦略を策定するためには「何をやらないか」を決める事が最も重要
ですが、あれは捨てられないこれも捨てられない…と言う感じで、結局は
リソース不足で実行できなく、思った成果に結びつかないと言うことになります。


娘達にはまだここまで教えていませんが、いずれその時が来たらじっくり
教えてあげようと思っていますし、大人として教えてあげられると言う事を
知ってもらうつもりです。


で、今回の夏休みの宿題ですが、考えやすいようにこのように作りました。

DSCF0179.jpg
■5W1Hで考える人生設計図
良い替えれば、娘達の未来予想図なわけですが、図と言いながらもテキスト
なのはちゃんと意図があります。
その考え方も説明しましたが、まず本質的な理解は出来ていないでしょう。

そのため、今回は5W1Hで考えさせてみようと思い、なぜこれをやるのかを
説明した上で、書き方、考え方を教えました。


その年(When)、どこ(Where)に誰(Who)と住んで、何(What)を
しているのか?

これを書いて提出してもらいが、それはなぜ(Why)なの?とインタビュー
する事で娘達の思考を深めていき、それはどうやって(How)やるのかに
落とし込んでいきます。


「夢」や「目標」を実現すると言うことは、限りある資源をどう上手く使って
達成していくかに他なりません。
大きな結果を出したアスリート、有名になった芸人やタレントさんも基本的に
すべて同じ。


今回は、スタート時点での立ち位置の違いについては説明していませんが、
一般論としてはこのように考えると取り組みやすいと思います。

ただ、これが完成してもしょせんは絵に描いた餅。


どんな優れたアイディアも設計図も、実行する事でしか実現はあり得ないから。
娘達のコンサルタントとしてこれからもしつこくサポートしていこうと
思っています。

nice!(8)  コメント(3) 
共通テーマ:住宅

nice! 8

コメント 3

浜松自宅カフェ

●はじドラさん、鉄腕原子さん、@ミックさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-07-12 19:36) 

浜松自宅カフェ

●soramoyouさん、jun-arさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-07-13 20:29) 

浜松自宅カフェ

●マルコメさん、ネオ・アッキーさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-07-15 18:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント