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いよいよ土木工事の着工! [ ・ビオトープのある研究所]

開発許可と農転許可を得て、「ビオトープのある研究所」の開発工事が予定通り
着工致しました。

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■道路際の見切壁工事
まずは、農地だった土地を建物が建てられるよう、都市計画法で求められる要件を
満たすための調整池と境界からの雨水の流出入を制限する見切壁を施工します。


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■排水路際のL型擁壁
隣地と段差があったり、雨水排水のための重要な構造物に被害が及ばないよう、
必要な土木構造物を事業者側が造らなければいけません。

土木工事と言えば一般的には公共工事となりますが、民間事業者が自社の事業の
ために設けるため、公共施設同等の構造物を設計し施工する必要があります。
そのため、行政の関係各課と協議をし、承認を得た内容で工事を行います。


この時、道路は市道であれば市の道路課であり、排水路であれば河川課、その他、
水道課、農地課など所管が分かれているため、要求に沿った設計をし承認を得ます。
土木工事の設計は、建設コンサルタント会社で河川の設計をしていた女性スタッフが
担当したため、僕は直接担当していませんが、開発する土地の利用計画は僕の担当
として常に打合せながら進めていたため、工事が着工したと言うのは何とも感慨
深いものがありました!



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■昨年10月3日の計画地全景
昨年9月の時点では、僕はまだ無職。
10月2日よりこのプロジェクトを担当させてもらう事になり、最初に現場を訪れた
のがこの日でした。



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■一枚目の写真の工事部分


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■2枚目の写真の工事部分
建設コンサル時代はこういう現場が普通でしたけど、浜松にUターン転職して
からは住宅設計中心でしたし、20年後にまたこう言うプロジェクトに携われる
とは夢にも思いませんでしたね。


しかも、建設コンサルタントとは異なり、施主側の代理人として施工者選定に
関わるし、地主さんとの土地決済や記者発表の場にも同席させてもらいました。

また、建設コンサルタント時代は図面納品で業務完了でしたから、施工に介入
できた物件は片手で数えるほどしかありませんでした。
しかし、民間工事では現場が円滑に進むために様々な調整を求められます。


やるべきことは多いし責任重大ですが、これも自分が望んでいた事ですから
挫けてはいられませんね(笑)

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浜松自宅カフェ

●鉄腕原子さん、@ミックさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2018-09-17 14:24) 

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