現場を見て中二の次女が感じたこと [ ・ビオトープのある研究所]
内装仕上げ材のコーディネートをするにあたり、中二の娘に選定を依頼し、
お施主様の評価が高かったため、ブラインドのスラット(羽)の色選定も
手伝ってもらうことにしました。
とは言え、設計監理者として提案する責任がありますから、娘がどれくらい
分かって色選定しているのか不安だったため、鉄骨建て方を終えたばかりの
工事現場に連れて行き実際の空間を見せることにしました。
■ファサード全景
車で現場に近づいたところで「あ、あれだね!」と次女。
「何でわかったの?」と聞くと「お父さんのFacebookで見たから」
だと(笑)
しかし、驚いたのは車を停めてこの場に立った時の娘の「凄い!」の
一言でした。
お施主様の評価が高かったため、ブラインドのスラット(羽)の色選定も
手伝ってもらうことにしました。
とは言え、設計監理者として提案する責任がありますから、娘がどれくらい
分かって色選定しているのか不安だったため、鉄骨建て方を終えたばかりの
工事現場に連れて行き実際の空間を見せることにしました。
■ファサード全景
車で現場に近づいたところで「あ、あれだね!」と次女。
「何でわかったの?」と聞くと「お父さんのFacebookで見たから」
だと(笑)
しかし、驚いたのは車を停めてこの場に立った時の娘の「凄い!」の
一言でした。
これまでも僕が設計した住宅や公園、道の駅に連れて行っても、娘達から
「凄い」と言う言葉は出なかったからです。
最初は、建物の大きさに「凄い!」と言ったものと思っていました。
少なからず自分が携わったことで、他人事から自分事になったことで改めて
建物の大きさが目に入ったからなんだろうと思ったわけです。
この後、図面と実際の空間を対比させながら、その部屋の窓から見える空や
景色を説明し、床、壁の内装、そこで働く人の様子をイメージしてもらう
ようにしました。
帰宅し、内装材と図面を見ながら、窓に合うブラインド色を3色選んでもらい
その中で自分が最も合うと思う1色を選ぶようお願いしたところ、
「これとこれとこれ!お勧めはコレ!」
と言う感じで壁クロスと同様に殆ど迷わずスパスパと選び出していき、最も合う
と思うものも選びます。
そこで、どんな風にイメージしてどう考えて選定しているのか確認したところ、
プロセス自体は間違っていないと思いました。
そして、僕が最も驚いたのが現場で「凄い!」と発した理由でした。
「何で現場を見た時に『凄い!』って言ったの?」
と質問したところ、
「多くの人が関わってモノが出来ていくことにだよ」
建築の大きさを前提として、そこに多くの人間が関わったことを理解できて
いた事でした。
自分が壁クロスや床材を選ぶと言う実体験から、自分と同じように多くの
人間の努力を感じ取ってくれたようです。
●鉄腕原子さん、@ミックさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2019-02-28 19:07)
●鉄腕原子さん、@ミックさん、soramoyouさん、jun-arさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2019-03-02 09:00)