SSブログ

高校の同級生からの突然の相談事 [ ・ドラッグストア移転計画]

大型連休2日目の月曜日早朝のこと。
枕元のスマホへのLINE着信音で目が覚めました。

友「ムラマツ君、ちょっと長い文章になるけど良いかな?」

私「良いよ~」(何だろう?ちょっと胸騒ぎ)

友「今営業しているドラッグストアを移転しようと思うんだけど、どこか良い
  工務店さん紹介してくれない?」

私「良いけど。どんな工事で予算は?」

友「お金は殆ど掛けられないの。
  本当はムラマツ君に頼みたいところだけどね。」
私「心当りは3社程あるけど、この情報量じゃ絞り切れないし頼まれた方も
  困るだろうね!」

しばしLINEメッセージでのやり取りをした後、電話に切り替えて詳しく話を
聞かせてもらった。


私「あのさぁ、建設と医療って結構似ているんだけど、今の要望を聞く限りじゃ
 『お腹が痛いから、どこか安く手術してくれる外科医を紹介して!』って
  言っているようなものだよ!」

友「・・・。」

私「実は明日、そっち方面にサイクリングに行く事になっているんだよ。
  工務店の社長とね(笑)
  だから、サイクリングが終わったら帰りに立ち寄るよ。」

友「え~、本当に?助かる~!じゃあお願いします」


サイクリングの相手は、工務店の社長とは言え高校の後輩にあたる人。
あるイベントで偶然一緒になり、意気投合して何かと情報交換する関係になり
昨年春にロードバイクを購入したことから、浜名湖サイクリングを楽しみ、
今年も1年ぶりにサイクリングを楽しむ事にしていた。

1年ぶりに会ってサイクリングを楽しみながら、コロナの影響や今後の
社会変化の予測など深い話を数時間会話し、別れた後で友人が夫とで経営
するドラッグストアに向かって事情を伺いました。


経営上の相談のため、まだ詳しいお話しは差し控えますが、僕は小さいながらも
自宅カフェを起業し、手作りジャム屋として妻をプロデュースし、メーカーで
19年間、新規事業開発に携わってきた経験があるため、様々な切り口で質問を
したところ、とてもまだ企画書を書ける状況ではありませんでした。


そこで、まずは移転先の現場を見せてもらうため、同級生の夫と移転候補地
へ向かいました。

DSCF4575.jpg
■エステルームになる予定
工事の予算は100万。
話を聞いている限りだと最低でも200~300万は掛かる内容ですから、
このままではまず相手をしてくれる工務店は無いと言うことを伝えました。


「戦略的にやりたい!」と言っているものの、世の中で言われる『戦略』
殆どは『方針』か『要望』止まりで、良くても『戦術』を超えない。

PRとアピールを混同している人も多いし、マーケティングとセールスを
きちんと定義している人も少ない。


僕の提案は、「まずは100万の予算で目的を達成できるよう、情報の整理
をしないといけない。これが出来ないといつまでも移転先の準備ができないか
大幅な予算オーバーになるか、目的を達成できない工事になってしまうかの
どれかになるだろう」と伝えました。


長年、経営者としてお客様に接してきたお二人ですから、すぐに理解され
僕の提案を受け入れてくれました。

計画地と工事の内容から、サイクリングで一緒だった工務店さんに依頼
することも決めたので、工務店さんが見積りをできるように情報を整理する
お手伝いが始まりました。

nice!(7)  コメント(1) 
共通テーマ:住宅

nice! 7

コメント 1

浜松自宅カフェ

●鉄腕原子さん、jun-arさん、@ミックさん、tarouさん、いっぷくさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2020-06-01 21:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント