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長女、二度目の巣立ち&仕送りのルール [ ・家族のこと]

この春、進学のため都内の女子寮で独り暮らしをする予定だった長女ですが
3月末に引越しを済ませたものの、COVID-19のため休講となり、そのまま
浜松へ戻って2ヶ月間引き続き一緒に暮らしていました。

しかし、6月より学校再開となったため、先週末二度目の巣立ちとなりました。

IMG_2155.jpg
■浜松駅までの見送り
土曜日は僕が仕事だったため、妻が駅まで送ってあげた時の写真です。
寂しげに見えるのは、娘ではなく僕の感情が投影されたのかもしれない。

僕が大学生だった時は超貧乏学生で、風呂なしトイレ共同の木造1K。
30年以上前とは言え、当時1.7万円の家賃は破格でした(笑)

電話などなく、単発で受けていたアルバイトの派遣会社からの緊急要請
の際は「至急、電話くれ」と言う電報が送られてきました。


その点、今は良い時代です。

Wi-Fiに繋がっていれば無料でTV電話が出来るわけで、顔を見ることが
できますから安心できます。ステレオでCDが聴けないという相談にも、
画面を見ながら指示ができました。


それと長女の女子寮は世田谷区にあるわけですが、妻の実家が近いのも
選んだ理由です。妻の母も孫娘に会えるし、何かあった時にも頼りになる
ため、妻も安心しています。


さて、そんな長女に僕から一つ、ある約束をさせています。

DSCF4648.jpg
■長女の進学予算書
「進学して都内で独り暮らしをしたい!」と自分の進路を決めたのは、
高校3年の夏休みでした。
AO入試で入学できると言う娘に「何があっても卒業できるように予算を組め」
と教えて、2年間の学費、生活費を試算し支払えることを確認しました。

家庭として、教育ローンを組まないことを決めていましたから、資金は手元の
現金と奨学金(娘の借金)、アルバイト、毎月の仕送りで賄う計画です。


僕が教えたかったことは、

仕送りが途絶えたり、アルバイト収入が減ったとしても、卒業できるよう
余裕のある予算計画を立てること。

学生時代にお金の使い方の勉強をすること。

社会に出て何かをやろうと思うなら、まず資金をどうするかを考えなければ
いけないと言うことを知って欲しかった。

この予算書はGoogleドライブで長女と共有し、月末に実績を入力しメンテ
しなければ翌月の仕送りはしないと言うルールです。
でも、これって社会に出れば当たり前のことですよね?


妻も「厳しいね~」と感じていたようですが、まさにこれからと言う矢先、
新型コロナ感染症で経済活動がここまで滞るとは予想していなかったですが、
万全の資金計画もあり進学を諦める必要は無くて済んだことから、妻も
意図を理解してくれました。
(と言っても今のところで来年はわかりませんが…。)

資本主義社会の基本ルールを若いうちに知っていれば、もう少しやりようが
あったのになぁと思った経験からです。

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浜松自宅カフェ

●ストックンさん、@ミックさん、jun-arさん、鉄腕原子さん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2020-06-09 21:12) 

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