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5Gの準備は始まっている [ ・マーケターの仕事]

iPad Proを購入してから2ヶ月が経過しましたが、この間に周辺アクセサリー類を
購入して試しています。


今回、普通のiPadではなくてより高額なiPad Proを選択したのも、今後ますます
進むDXを見据えてのことですが、その一つが5G(第5世代移動通信システム)への
対応と見通しを考えるためでもありました。


特に今回、確認したかったことがUSB-Cの発展性と拡張性。
「USB」は電力供給を可能とする情報通信線ですが、USB-CではUSBハブにより、
様々な情報通信端子と接続することができるだけでなく、最大100Wの電力供給を
可能となりました。


Photo_12.jpg
■USB充電アダプター
右側は従来のiPadに付帯していた充電アダプターで、USB-Aタイプのもの。
左側は、今回購入したUSB-C PD(パワーデリバリー)タイプの充電アダプター。

右側の出力は約10Wであるのに対し、左のUSB-Cタイプはナント最大61W!
しかし、iPad Proの受電能力は最大30Wですから、それに見合った電力供給を
するようです。


つまり、USBの電力供給システムは、単に電圧を下げて直流電流を流すだけでなく
電力を受ける相手側と通信をしてどれだけの電流を流しても良いのかを判断して
いる訳です。


では、たかが充電になぜこんな仕組みを採用しているのかと言うと、ここからは
僕の想像ですが、来るべき5Gの社会では様々なモノがインターネットに繋がる
IoTを目指しているため、バッテリー容量の大型化が必須になります。
そのため、電力容量の大きな全固体バッテリーの実用化が望まれている訳で、
大容量のバッテリーに充電させるには、これまでよりも大容量の充電能力が必要
になるため、USB-Cタイプのような規格が策定されたのだと思います。

と言うことから、表裏の無い端子一つで大量の情報通信ができ、尚且つ電力供給が
可能となれば、様々なデバイスが繋げられ統合的な制御が可能になりそうです。


例えば、具体的な製品を例に挙げるとバルミューダの扇風機も電源ケーブルは
USB-Cにすることが可能でしょうし、ネットワークのようにつなげてスマホで
操作することが出来るようになるでしょう。(あくまでも想像です)

同じようにスピーカーもアンプ無しでより大きな音を出すことが可能になり、
小さなモニターなら電源ケーブルを無くすことが可能になりますから、取り回し
がしやすくなり、医療機器に活用すればもっと便利になると思います。


現状見渡す限りでは、USB-Cは向こう10年間の次世代端子として様々に活用
される気がしています。

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浜松自宅カフェ

●jun-arさん、@ミックさん、鉄腕原子さん、yamさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2020-08-23 09:40) 

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