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高級グレードエアコンの使い方 [ ・省エネ対策]

今年の夏も厳しい暑さになり、浜松市では国内で最高気温タイ記録となる
41.1℃を記録しました。

地球温暖化があるのか無いの諸説ありますが、平均気温の上昇とそれに伴って
豪雨被害が増え、台風が大型化しているのは事実として捉えるべきだと思って
います。

そのため、2013年頃から僕が建築の設計に携わる場合は、寒さ対策よりも
暑さ対策を意識して提案するようになりました。


DSCF4847.jpg
■三菱エアコンのスマホアプリ
そんな背景もあり、今回は建築と言うより建築設備の話題です。
我が家にはエアコンは1階のLDKと2階の主寝室の2台のみですが、
一昨年の初夏に2階の主寝室用エアコンが故障しました。

購入から20年目だったこともあり、思い切って買い替える事にし、
電材卸営業をしている弟が兼ねてから

「三菱電機のムーブアイは凄いぞ!」

と聞いていたため、三菱電機から機種を選ぶことにして、上位グレードの
Zシリーズの冷房能力3.6kw、200V仕様を選びました。


結論から申し上げて、期待を大幅に上回る満足度でした。
何しろ家電に疎い妻の満足度が高く、今年で3シーズン目の夏を迎えました
が評価は変わりません。


では、何が凄いかと次の3点になります。

1.温湿度制御が凄い
  実は僕も妻も「冷房」が苦手なため、我が家では冷房能力よりも調湿性能
  を重視します。
  これを詳しく述べるのは控えますが、就寝時の設定温度28℃、湿度50%
  に設定すると、高原の空気のように暑くなくサラっとしているため、
  朝までぐっすり寝る事が出来るからです。
  

2.自動のフィルター掃除機能
  正直、これは半信半疑な機能でしたが、この二年間一度もフィルター掃除を
  していません。それなのに電気使用量も温度制御は変わりませんから、
  キチンと機能しているようです。


3.スマホアプリによる電力の見える化
  当時はオプションの無線LANアダプターを付けるユーザーは少なかった
  ようですが、今年のモデルから各社上位機種では標準搭載になっています。
DSCF4848.jpg
■スマホアプリの操作画面
これは当時の仕事柄、実際に使ってみないと価値が分からないと思って採用した
わけですが、使ってみると遠隔操作よりもHEMSの様な電力使用量が見える方が
良かったと思います。

しかし、すべてのエアコンを同じメーカーで統一して、スマホやiPadで一括管理
できるようになると便利だと思いました。


と言うのも、ここ数年の様な命に係わる猛暑になると、冷房の運転時間が増えて
電気料金が気になるところ。また、ヒートアイランドにも繫がるため使用を控える
家庭も多いと思います。

Photo_3.jpg
■電気使用料のグラフ表示(iPadのキャプチャー)
今日の電気代を見て欲しいのですが、夜21時から朝5時まで8時間使用した日の
電気料金は59円でした。
使用電力は2.2kwhとなっていますが、中部電力の電力単価は27円/kwhですから
実際の使用電力は2.18kwhでしょう。

昨年の同時期とも比較でき、昨年8月は2階主寝室分は1,790円でした。


しかも、今年のモデルではムーブアイmirAI+が測定した室内の温度分布を
サーモグラフィーの様に表示できるようになったようで、今年が買い替え
だったら絶対にコレにしたと思います。


エアコンと言うと価格優先で選びがちだし、家電量販店の店員さんの説明だけで
決めている方が多いと思いますが、メーカーの技術者が先進の技術を惜しみなく
投入した上位機種には選ぶだけの価値がある事を知っていただけたらと
思います。

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浜松自宅カフェ

●jun-arさん、@ミックさん、鉄腕原子さん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2020-08-24 22:56) 

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