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台風24号の大規模停電を考える [ ・耐震強度、地震対策]

10/4(木)付けの静岡新聞朝刊では、台風24号による静岡県内の総停電戸数は、
ピーク時(10/1 AM3時)には富士川以西で66万3400戸に及び、浜松市全域では
26.5万戸、磐田市6.3万戸、袋井市3.7万戸、掛川市3.7万戸が停電したそうです。

10/3 11時現在でも、1.7万戸が停電しているそうです。

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■10/1(月)23時の自宅
台風24号の猛威が迫る9/30(日)の23時前に停電が始まり、24時間後でも
復旧しませんでした。
これを書いている今現在でも、以前停電しているエリアが存在していますが、
我が家の電力が復旧したのは、実に36時間ぶりの長い停電となりました。

22時頃に仕事から帰宅すると子供達は既に布団の中でした。
妻が作ってくれた軽い夜食をいただき、ロウソクに火を灯し、スマホのワンセグ
で情報収集。
しかし、全国放送では殆ど情報は入ってきません。
また、携帯のネットもつながりにくい状況でした。



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■キャンプ用LEDライトが重宝
キャンプの際、テントの中で使用するために購入した単4型ニッケル水素電池
で駆動するLEDライトが重宝しました。
こんな感じで金具をひねって吊るせましたし、照度調節も簡単。
単4電池で使用できるため、ニッケル水素電池仕様にしています。



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■LEDヘッドライト
ヘッドライトで超有名な、PETZL(ペツル)社のジプカ・プラス2(廃番品)。
腕に巻いて作業中の手元を照らしたり、ヘッドライトにも超簡単に変えられます。
プラス2になって照度が向上し、使い勝手が良かったのに廃番になる際に2台
購入しとても重宝しています。


今回幸いだったのは、家が被災していないこと、水道が普通に使えた事。
無かったのは電気だけですから、家庭生活は不便でも何とかなりました。
困るのは仕事関係ですね。



我が家では「住まい」をどうするか考えた際、所有すると決めた後は
集合住宅は選択肢から外しました。

理由は災害時に対応できないと考えたから。
停電になれば、エレベーターも揚水ポンプも動きませんから、炊事はもちろん
トイレ、お風呂も事欠きます。

当時はまだオール電化が拡大している時期でしたが、エネルギーを1種類に
頼る事にどうしても違和感を感じ、プロパンガスを使用することにしました。


さらに、昨年11月より太陽光発電を稼働させました。
理由は、生活費の低減と非常時の自立発電が目的でしたが、1年も経たずに
その時が来るとは思いもしませんでした。

お陰で太陽さえ出れば、スマホの充電は可能でしたし、冷蔵庫を冷やす事も
可能でした。
ガス給湯器はAC100V駆動ですから、外部コンセントから引き抜いて延長
ケーブルにさすだけで使用できました。


今回の体験から色々学びました。
南海トラフ地震が来たらとてもこんなレベルではないですし、地球温暖化の先は
こういう台風はデフォルトと考えるべきでしょう。

では、具体的にどうするか?資金をどうするか?考えなければならないこと
やるべき事はたくさんありますね。

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