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ビオトープ池工事に着手! [ ・ビオトープのある研究所]

11月21日の地鎮祭から、建築及びビオトープ外構工事が始まりました。

現在は各工種の発注をするため、採用製品の確定に追われています(笑)

施工現場では、建築工事に先行してビオトープ池の工事が始まりました。
一般的に水辺景観を土木工事で造る場合は、シート防水かコンクリートで池の
躯体を構築しますが、今回はコンクリート躯体を主体とした複合工法と
しました。

DSCF1266.jpg
■コンクリート水盤工事
期待通り美しい型枠工事に感動♪職人さんにお礼の言葉を伝えました!
さらに僕が要望した通り、底版と立上りを一体打ちのコンクリート水盤
土木配合の生コンで挑戦してくれることになったので期待が膨らみます。

少しわかりにくいですが、直径6mのコンクリート水盤がここだけで4ヶ所。
右の隣地際と奥の道路際には落葉広葉樹主体雑木林が囲みます。
縮尺300分の1の紙の上でスケッチして決めた水景観のデザインですが、
僕がイメージした通りのスケール感で「ホッ!」としました。


研究所建屋は向かって左側に位置し、雑木林と水辺景観からなるビオトープが
建物の三方を囲みます。
研究スタッフは窓のすぐ外に広がるビオトープの自然環境の中で創造的な仕事が
できるわけで羨ましい限りです(@_@)


クライアントからのオーダーは「ビオトープに囲まれた研究所にしたい!」

設計着手から数か月間は、景観イメージを共有することに最も配慮しましたが、
コンセプト提案から景観デザイン、生態系まですべて私が提案したもので承認
いただけました。


企業の優位性は優秀な社員を確保することになりますが、ランドスケープ
デザインをベースとした建築提案で支援できればと思っています。

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