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中山道「奈良井宿」 [ ・山梨県、長野県]

この週末は久しぶりに南信州を訪れました。

今回の訪問先は、中山道の「奈良井宿」
中山道とは、江戸五街道の一つで江戸日本橋を起点に伸びる、東海道、中山道、
日光街道、奥州街道、甲州街道の五つを指した陸上幹線道のこと。

1601年(慶長6年)に徳川家康が、全国支配のために江戸と各地を結ぶ5つの街道を
整備を始め、2代将軍秀忠の代になって基幹街道に定められた。参考:Wikipedia

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■奈良井宿全景
中山道は、1694年(元禄7年)に完成し、中仙道とも表記する。
日本橋から高崎、下諏訪、木曽路の妻籠を経て、草津までの全六十七次。
草津、大津の2宿を加えて六十九次ともいった。
「木曽路」は中山道。参考:Wikipedia

奈良井宿は、中山道34番目の宿場町で、現在は長野県塩尻市奈良井に
あり、標高900mは木曽路11宿の中で最も標高が高いそうです。



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■奈良井宿の町並み
全長は約1kmで、江戸時代後期の街並みが良く保存されています。

妻籠宿を訪れた際にも感じましたが、
「東海道も保存されていたら、町に愛着を持つ人も
多かっただろうなぁ」
と悔しい思いがよぎります。

最も、保存されていないと言うことは経済開発されたわけで、その分の
恩恵を受けている事を忘れてはいけないと思います。



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■水場
山から湧き出ている湧水を利用した水場が、山側に6ヶ所あります。
生水を飲用する事は薦められませんが、日常生活用水として炊飯などのお料理の他、
紅茶やコーヒーなどに利用できるのは羨ましいです。



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■海外観光客
こちらでもバックパッカーの海外観光客を見受ける事ができました。
日本人がパリやイタリアなどの古い街を訪れるのと同じ心境なんでしょうか?


滋賀県近江八幡のキャンプ場で出会った、カナダからの女性サイクリストは
「日本の自然は美しい」と絶賛していました。
奈良井宿周辺はまだ、新緑には早いようですがこの後訪れた、高遠町では
コヒガンザクラが満開で山は新緑に溢れてきつつありましたから、そういった
土地を巡っているのでしょうね。


念願叶って初めて訪れる事ができた、高遠城址公園のサクラは、次回お伝え
しようと思います♪

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