【子供に教えたいこと】考えるとは? [■我が家の子育て]
高校受験が迫る次女に「考えるとは?」と言うことを教えました。
以下は、あくまで僕の持論ですけど、宜しければ参考になさって下さい。
私「この問題を考えてみなさい」
娘「考えてみたけどわからなかった!」
私「それは考えてないよ。そもそも考えると言う事がわかっていないね?」
と言う事で、考える事の定義とそのプロセスを教えようと思って次の
問題を出した。
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私「文部科学省の調査によると朝食を毎日食べている子供はそうでない子よりも
学力が高いと言う報告があった。
これは正しいだろうか?またその理由を述べよ」
娘「正しい。脳には栄養が必要だから」
私「それは報告そのままだね。つまり誰でも知っていることを答えただけで、
情報発信者の情報を鵜呑みしているのでとても危ない。
『考える』と言うことは、まず疑った上で仮説を導くこと。
しかし、あくまで仮説だから『実験』や『検証』をして証明をする。
人間がすべき事は他の誰も気づいていない事や知られていない事を
言語化(=情報化)すること。既に知られている事を調べるのは
AIが担うことになるはず」
と言うことで、中3の娘と30分間対峙して質問を繰り返す事で『考え』を
掘り下げる体験をしてもらった。
思春期の娘とガチで対話する理由を分かってもら
おうと思ったわけですが、
「考える」と言うことが多少理解できたようです。
プロダクトプレイスメントを知っていますか? [ ・プロデュースの仕事]
日テレの水曜ドラマ「知らなくていいコト」の番宣だったのですが、僕が15年前に
プロデュースした製品が写っていたから。
■知らなくていいコト/日本テレビ系列 水曜22時
ゴシップ週刊誌の編集部を舞台に、女性ライター役に主演 吉高由里子さん、
元彼に柄本祐さん、上司(編集長)に佐々木蔵之介さん、父親役に小林薫さん
と言う僕好みのキャスティングです。
ドラマを予約して見たところ製品が採用されているのは、編集部の会議室。
吉高由里子さんの真後ろにある白いパネルがそれ♪
この時の企画時のエピソードを2007年5月7日にブログ記事にしています。
https://todays-cafe-pre.blog.ss-blog.jp/2007-05-19
当時はまだ発売見込みも未定だったし、メーカー勤務の立場としては詳しく書く
ことができなかったのでぼんやりとした記事でした。
もっとも、この時の記事はゼロイチの産みの苦しみの真っ最中で、創造性皆無の
上司に対する不満を吐露したかったのが本音です。
ところでこの製品って何なのかさっぱりわからないですよね~?
世界最大の楽器メーカー ヤマハ株式会社の調音パネルと言う製品ですが、
良く見かける吸音材とは特徴がかなり異なります。
音(この場合は空気伝搬音のこと)と言うのは、「波」の性質上、反射音と
重なり合うと大きく聞こえる場所と打ち消しあってしまう場所ができます。
特にこのシーンの様に壁際でしゃべると、自分の声と背面からの反射音が
重なってとても不快な響き方を感じるため、使用シーンとしては非常に正しい
と言えます。
吸音材は音を吸うことで残響過多を軽減させるわけですが、一般的に広く普及
しているグラスウールなどの多孔質な吸音材は高域だけを吸い、低域を吸う
ことは出来ません。
そのため、吸音材を入れ過ぎると綺麗な高域は響かず、不快な低域だけが残る
音場になりがちですが、この調音パネルは125~4000Hzと言う広い帯域に対し、
平均吸音率30%と言うマイルドな吸音力を持つため、豊かな響きを損なうこと
なく正確に音源を再現することができます。
とまあ、効果がとてもイメージし難い上、正しく音を再現したいと言うニーズ
自体が少ないため、販売にはとても苦労を伴いました。
タイトルの「プロダクトプレイスメントを知っていますか?」ですが、この様な
商品はTVCFや雑誌広告を打っても中々認知されにくいため、美術協力と言う形で
TVドラマや映画のシーンに使ってもらう事で市場への認知を広めるPR手法の事。
(CMとPRは意図がまったく異なります)
僕が企画の責任者とした当時は、住宅用として開発を始めたものの最初に採用
されたのは、実はグランドピアノの調律室というプロの現場でした。
そこから録音スタジオや評価試験室などで徐々に採用が始まったのが11年前。
僕は当時、ヤマハ(株)のグループ会社であるヤマハリビングテック(株)に在籍して
いて、ヤマハ(株)と共同で調音パネルの製品化に漕ぎつけました。
2010年4月にすべての権利をヤマハ株式会社が引き継ぐことになりましたが、
当時の営業チームに引き継ぐ際に「10年はかかりますよ!」とお伝えして後を
託しました。
産み出すのも大変でしたが、それを育てるのがまた大変。
良くもくじけずに今まで続けてくれたと思います。
価格を見ると一見高額ですが、マーケティングコストがとても重いはずですから
代替品が存在しない現状を考えると、実はコスパが高い製品なのです。
この商品を担当したことで、「俺にはメーカーは合わないなぁ」と認識し
建築設計やランドスケープデザインの世界に戻ろうと決めたターニングポイント
になりました(笑)
青りんごのジャムで作る簡単アップルパイ [ ・美味しいもの]
自宅用に残してあった「青りんごのジャム」と冷凍パイシートで超簡単な
アップルパイを妻が焼いてくれました。
毎シーズンの我が家の楽しみで子供達にも「美味しい♪」と大好評でした。
ひなたCAFEの青りんごジャムに使用している青りんごは、料理専用の
ブラムリーと言う品種です。糖度が殆ど無い分、酸味と味が濃く加熱に強い
ため、ジャムやアップルパイに向いています。
ジャムには砂糖が入っているため、スーパーで購入できる冷凍パイシートで包み、
オーブンで焼くだけで本格的なアップルパイが手軽に出来るためお勧めです。
【材料】
・冷凍パイシート ・・・・ 2枚
・青りんごのジャム ・・・ 80グラム ※レギュラーサイズ半量
・生リンゴ ・・・・・・・ 3/4個
・シナモンパウダー ・・・ お好みで ※多めがお薦めです
・卵黄 ・・・・・・・・・ 1個
・トッピング用バニラアイス
・オーブンシート
【作り方】
①冷凍パイシートを半解凍して一枚を少しだけ伸ばします。
②生のリンゴを薄くスライスします。
③天板にオーブンシートを敷き、伸ばしていない方のパイシートを置きます。
④スライスしたリンゴをパイシートに並べます。
この時、パイシート端部に張り代を1㎝程度残します。
⑤りんごジャムをスライスリンゴの上に乗せ、シナモンをたっぷり振りかけます。
⑥伸ばしておいたパイシートを被せ、フォークの背でパイシートの端部を圧着します。
⑦卵黄をほぐして刷毛等で被せたパイシート全体に塗ります。
⑧190度で予熱したオーブンで30分焼きます。
⑨熱々を切り分けて盛り付け、お好みでバニラアイスを乗せていただきます。
【読書】目からウロコ!「奇跡の経済教室」 [ ・本]
■奇跡の経済教室/中野 剛志 著/KKベストセラーズ
財務省発表によると、令和元年度末の国債発行残高は897兆円を超える
これはオギャーと産まれたばかりの赤ん坊から寝たきりの高齢者も含めた
同じと言われている。
少子高齢化に突き進む日本では、移民政策をとるかデフォルトしか無いと
思っていたため、住宅ローンで自宅を建てた。
ハイパーインフレになれば、借金は帳消しになりますから、現物で保有した
方が良いという考えです。
この前提が根底からひっくり返る考えが、昨年ちょっと話題になった
現代貨幣理論(MMT)であるが、「いやー、それは無理でしょ!」
「日本がハイパーインフレになっていないのは、そうならないようにしている
からでしょ?」と思っていた。
・・・ところがである。
著者は、「そもそも『貨幣(お金)』と『税』に対する理解が間違っている」
と説明する。
貨幣が何か分かれば、日本がなぜ長いデフレから脱却できないのかがわかる。
そして、ビットコインなどの仮想通過についても、決定的な欠陥があると
説明している。
では、本書のポイントをいくつかピックアップしますから、気になった方は
ぜひ、ご一読いただければと存じます。
1)貨幣とは、経済において交換手段として受け入れられた特殊な負債
⇒ 金融機関からお金を借りることで発生するもの
2)貨幣には、現金通貨と預金通貨がある。
⇒ 預金は銀行が貸出しを行なうと創造される(信用創造)
⇒ 借り手の資金需要が、銀行による貨幣(預金)の創造を可能にする。
3)貨幣の本質な価値は、納税手段として法的に認められていること。
4)税は財源確保の手段ではない。
⇒ 税は物価調整や所得の再配分など、経済全体の調整手段。
etc…。
「えー、マジ?」と思った人は読んだ方が良いでしょう。
「何言っているのかさっぱりわからない…」と言う人は恐らく読んでも
わからないと思いますから、成り行きに任せましょう。
ただし、僕も6~7割しか理解できていませんから、真偽については
ご自身の責任でご判断下さい(笑)
元日恒例の浜名湖サイクリング [■日々のこと]
今年もぞうぞよろしくお願いいたします。
ブログの更新頻度が減りましたが、どうしても自宅でPCに向かう時間が減ってしまう
生活サイクルになってしまったことと、無料のブログ記事にできる様なコンテンツが
減ってしまったためで、今のところブログを辞めるつもりはありません。
1~2週、飛ばしても気づいたこと、思ったことがあれば記録として残しておきたい
ですから、これからも細く長くよろしくお願いいたします。
さて、この年末年始は自分の勉強と家族のために時間を費やしました。
長女の生活準備、1月中にマーマレードの大量納品を控える妻の支援などです。
(なので、記事にし難いんです)
そんな年末年始ですが、元日は今年一年の活動方針を決める大切な日と考えるため、
毎年一人で浜名湖までサイクリングに出かけるのが、元日の恒例行事です。
■浜名湖海釣り公園/新居市
ここは浜名湖から太平洋につながる「今切口」の右岸側にある海釣り公園。
自宅から往復25km程のサイクリングコースとして、この時期の目的地です。
正面の橋は、浜名湖と太平洋の境に掛かっていて、陸側の浜松市と太平洋の
境界を走ることができる自動車専用国道です。
このあたりは「今切口(いまぎれぐち)」と呼び、400年前の東海地震で浜名湖が
太平洋とつながり汽水湖になった場所で、大量の海水が出入りするため多くの
魚が生息しているため海釣り公園として整備されました。
地元の人間でも釣りをする人以外にはあまり知られていませんが、愛知県や関東、
関西から釣り人が利用しているようです。
今回初めて知ったのですが、釣り道具一式が、1時間千円からレンタルできるため
手ぶらで釣りを楽しむ事ができますから、気軽に釣りを楽しむ事ができるようです。
こんな感じの緩い年末年始ですが、まとまった休日を使って平日に出来なかった
あれこれを片付ける事が出来ました。
2020年の元日は比較的穏やかでサイクリングには最高でした。
今年のメインプロジェクトは、完成すると延べ面積8千㎡弱、投資規模十億超えの
中高層建築物になるため、責任重大ですが一つづつ確実にクリアしていきたいと
思います。