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一人暮らしする娘の自転車のタイヤ交換 [ ・家族のこと]

建築ネタはそれなりにあるのですが、まだ表に出せる状況では無いため、
今回は家族の自転車ネタです。

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■タイヤサイズ27×1 3/8インチ
高校を卒業し4月から都内で暮らす長女がこれまで通学で使用していた自転車
を転居先でも乗るため、前タイヤの交換をしました。

後ろのタイヤは通学時にパンクした際に、最寄り自転車屋さんに持ち込んで交換
してもらったため、僕は前タイヤの交換をすることにしました。

ショップに頼むと一般グレードのタイヤ1本替えて5K円。
それならとと言うことで、耐パンク性能のあるタイヤを購入しチューブと合わせて
交換しました。


ついでに空気を入れる口金(バルブ)もエア抜けし難いタイプに前後とも交換。
ホームセンターで1個約250円。
パンクの殆どが空気圧不足による、リム打ちなので頻繁に空気を入れてくれれば
良いのですが、趣味で自転車に乗る人間でないと習慣化されていないため、
姑息な手段と分かっていても可愛い娘のためにやってしまいます(笑)


スポーツサイクルはハブのレバーを倒して回すだけで、1分と掛からずに
ホイールを外せますが、シティサイクルはナットを外さなかればならないため、
前タイヤ用の14mmレンチを購入しました。
(ちなみ、後ろタイヤのナットは15mmです)



娘の自転車は玄関に室内保管していましたが、高校通学で3年も乗るとさすがに
汚れていました。

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■バイクシャンプーとグリース2種類
タイヤ交換している間に掃除をさせようと思っていましたが、友達と会う
約束があったため、フロントフォーク回りと主要な部分は僕が掃除し、仕上げ
を担当させました。

ナットを外した部分にはグリースを入れて、後はチェーンに注油して終了。


私「タイヤ交換と掃除をして上げるとどんな良い事があるのかね~?」

娘「私の笑顔が見られるよ♪」

といつの間にか父親あしらいが上手になってきました。
子供の成長は早いものですね。

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高度経済成長期の建築を活用する [ ・浜松市内]

先週、開催されたイベント「アリィの冬と夏」の会場となったのが、
昭和40年代に企画、建設された浜松卸商団地でした。

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■中心施設「アルラ※」メインホールの様子
静岡県西部エリアを中心に愛知県からも多数のお客様で賑わっていました。
※アルラは、遠州弁の「ら」付き言葉からの引用のようです。



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■別会場のRC階段
高度経済成長期の建築らしく、手の込んだ階段がエントランスで迎える建築も
あります。
モダンでシンプルな意匠が多い現代だとこう言う施設に人間の手による魅力が
感じられますね



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■「アルラ」の展示室
傾いた太陽光が西側の植栽越しに指して「ハッ!」とする美しさを
感じて思わずカメラを向けてしまいました。



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■アルラ向かいの「GSビル」ファサード
人が居ないと寂れた昭和時代の遺構と言う印象の町ですが、特徴のあるショップ、
作家さんを集めてイベントを企画し、若い女性を中心としたセンスのあるお客さん
で賑わってくると、こうした建築の持つ魅力に気づきました。


結果的に地域外の人から気付かされたわけで、地元で建築の仕事をしている立場の
自分が気付くべきだったと反省しました。

もっと、利用者目線でいなければならないといけませんね。

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イベント出店用の什器をフルリニューアル [ ・手づくりジャム屋]

前回、ひなたCAFEのこれからの10年を視野に新たな改革を始める事になり、
妻が率先して動いているとお伝えしました。

先週末は、年明け最初の大きなイベントがあったのですが、そこでその一つが
デビューとなりました。

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■作家イベント「アリィの冬と夏 Re.5」
この写真だけだと何だか良く分からないと思いますが、イベント出店時の
什器を一新しました。
2014年1月に自宅カフェから手作りジャム工房へ転向し、丸6年が経過した
わけですが、これまでは最小限の資金でテスト的に運営してきました。

また、こう言ったマルシェや作家出店イベントも乱立し、始まっては消えてと
試行錯誤が続いていました。
その傾向はまだ続いていますが、ひなたCAFEが出店して効果があるイベント
もある程度分かってきたため、什器をリニューアルすることにしました。



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■レジカウンター(左)と商品展示台(右)を分離



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■商品展示カウンター
ラインナップを1本づつ並べて見やすくしました。



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■全体の様子
この会場は、浜松市南区にある卸商団地と言って高度経済成長期に造られた
施設群です。
平成生まれの若者が購買力を持ってくると、昭和レトロも新鮮に映るわけで
イベントの企画者はこう言う施設に魅力を感じ、スポットを当てて利活用を
図ったのだと思います。



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■接客の様子
2000年に入るとインターネットインフラが急速に普及し、Amazon.comを
筆頭にネット販売が当たり前になり、ビジネスがネット販売に取って代わる
と思われていました。
このブログを開始したのは、2005年4月ですがそれを視野に入れての取り組み
だったわけです。

そして、スマホの普及とSNSがコミュニケーションの標準的なツールになり
ましたが、ネット販売の市場シェアは当時想定されていた程には置き換わって
いません。これは日本に限った事ではなく、世界的にも同じです。


この6年間、こう言った手作り市でお客様に直接販売をしてみて分かった事
があります。

結局、人は人から物を買いたいと言うこと。

日常品や買う物が決まっている物は、出来るだけ安く買いたいためネット
を使用しても、買う理由が決まっていない物は作り手の顔を見て、想いを
知って買いたいんです。

今回も「ようやく買えた!」と二組のお客様が来店してくれました。
ひなたCAFE時代からブログを読んでいた方、昨年、このイベントで知り、
「買ったのが美味しかったから」と探して買いに来てくれました。


上の写真の様子はまさにこれを物語っていると思いませんか?

これまで何度も述べていますが、僕がひなたCAFEを創ったのは、妻が
活き活きと活躍する場を作るためでした。

自分で材料を厳選し、心を込めて作った物を自信持って販売する。

仕事の原点がここにはあると確信しています。

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ひなたCAFEは次のステージへ [ ・手づくりジャム屋]

2008年12月に自宅カフェとして「ひなたCAFE」はオープンしました。

20013年12月カフェ営業終了。

2014年1月 手作りジャム工房へ業態転向し今に至ります。


ひなたCAFEは妻が働くための場として起業したビジネスで、女性メインの
お客様ですから、妻がやろうとしていることをちょっと引いた視点で見て
あれこれ助言してやってきました。

特に、カフェの立ち上げの際は保健所への相談など具体的に指示しないと
進まなくて、僕が帰宅した夜中に重要な打合せをすることが多かったですが、
2020年の今年、ひなたCAFEは次のステージへ向けてちょっとした改革を
行います。

しかし、その判断もアイディア出しも殆ど妻が一人で調べて考え、具体的に
実行するようになりました。
大きな企業であれば幾つもの部門をまたぐようなタスクでしたが、外部の
人の助言を得るなどしているため、僕はほぼ同意するだけで済みました。


妻は特段、経営やマーケティングの勉強をしたわけではありませんが、
良い意味でとてもニュートラルな感性の持ち主のため、その良さを活かせば
大きな失敗は無いだろうと思っていました。

自分ごととして自分の責任で仕事をすると「人はここまで成長するのだなぁ」
と思いました。
子育てについても、僕は子供の自主性を重んじることに置いていますが、
そっと見守って、必要に応じて別の視点を提供したり、高い視点から助言を
してあげたいと思っています。

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