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イベント出店用の什器をフルリニューアル [ ・手づくりジャム屋]

前回、ひなたCAFEのこれからの10年を視野に新たな改革を始める事になり、
妻が率先して動いているとお伝えしました。

先週末は、年明け最初の大きなイベントがあったのですが、そこでその一つが
デビューとなりました。

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■作家イベント「アリィの冬と夏 Re.5」
この写真だけだと何だか良く分からないと思いますが、イベント出店時の
什器を一新しました。
2014年1月に自宅カフェから手作りジャム工房へ転向し、丸6年が経過した
わけですが、これまでは最小限の資金でテスト的に運営してきました。

また、こう言ったマルシェや作家出店イベントも乱立し、始まっては消えてと
試行錯誤が続いていました。
その傾向はまだ続いていますが、ひなたCAFEが出店して効果があるイベント
もある程度分かってきたため、什器をリニューアルすることにしました。



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■レジカウンター(左)と商品展示台(右)を分離



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■商品展示カウンター
ラインナップを1本づつ並べて見やすくしました。



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■全体の様子
この会場は、浜松市南区にある卸商団地と言って高度経済成長期に造られた
施設群です。
平成生まれの若者が購買力を持ってくると、昭和レトロも新鮮に映るわけで
イベントの企画者はこう言う施設に魅力を感じ、スポットを当てて利活用を
図ったのだと思います。



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■接客の様子
2000年に入るとインターネットインフラが急速に普及し、Amazon.comを
筆頭にネット販売が当たり前になり、ビジネスがネット販売に取って代わる
と思われていました。
このブログを開始したのは、2005年4月ですがそれを視野に入れての取り組み
だったわけです。

そして、スマホの普及とSNSがコミュニケーションの標準的なツールになり
ましたが、ネット販売の市場シェアは当時想定されていた程には置き換わって
いません。これは日本に限った事ではなく、世界的にも同じです。


この6年間、こう言った手作り市でお客様に直接販売をしてみて分かった事
があります。

結局、人は人から物を買いたいと言うこと。

日常品や買う物が決まっている物は、出来るだけ安く買いたいためネット
を使用しても、買う理由が決まっていない物は作り手の顔を見て、想いを
知って買いたいんです。

今回も「ようやく買えた!」と二組のお客様が来店してくれました。
ひなたCAFE時代からブログを読んでいた方、昨年、このイベントで知り、
「買ったのが美味しかったから」と探して買いに来てくれました。


上の写真の様子はまさにこれを物語っていると思いませんか?

これまで何度も述べていますが、僕がひなたCAFEを創ったのは、妻が
活き活きと活躍する場を作るためでした。

自分で材料を厳選し、心を込めて作った物を自信持って販売する。

仕事の原点がここにはあると確信しています。

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