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【第3村駅】あの大ヒットアニメのモデル駅 [ ・浜名湖周辺]

前作のエヴァンゲリオン新劇場版:Qの公開から実に7年後の今年,
ようやく最終章となるシン・エヴァンゲリオン劇場版:||が公開されました。

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ご覧になっていない方には何のことかさっぱり分からないかもしれませんし、
これから観ると言う方もいらっしゃると思うのでネタバレしないよう話の筋
には触れない様にいたします。
僕は公開2週後の週末に映画館のスクリーンで観たわけですが、映画の終盤に
差し掛かろうと言う際の映像を観て「えっ!マジ?」と驚きました。


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■第3村駅のメインビジュアル                      [コピーライト]カラー
これらは予告やCMで使われている映像ですが、その時から
「見た事ある光景だけど,昭和の頃に当たり前にあった懐かしい光景として
 使っているんだろうな」
と思っていました。


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■田園風景のシーン                           [コピーライト]カラー
こういうシーンもそうですね。


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■田んぼのシーン                            [コピーライト]カラー
これなどは現代でも春の田んぼに行けばどこでも見られるシーンですね。

しかし・・・。

エヴァンゲリオンでの設定では,地球はあらゆる生物が棲めなくなっていて
米や野菜などの普通の農作物すら手に入らない世界でしたから,今回の作品で
これらのシーンが使われている事の方が違和感があったわけです。


さて,そんな荒廃した状況の中で生き残った人々が稲作で米を作り,畑で野菜を
育てる日常生活が描かれ何かホッとするわけですが,その農村の土地こそ僕が
いつもこのBlogで紹介してきた町であり風景だったからです。

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実際,作品を制作した株式会社カラーや東宝の広報の方も記者発表で
認めてくれていました。


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しかも大きなテロップ付きで!


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■期間限定の「第3村」駅看板
9月第2週の週末に,ソロキャンプで天竜区の気田川へソロキャンプに行った帰り道に
通りがかり,思わず撮影させていただきました。



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ナント!プラットホームの駅名まで「第3村」になっている(驚)
ひえ?、マジか?


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■駅舎全景「遠州二俣駅」
国鉄時代は「二俣線」と言う鉄道でしたが、国鉄民営化に伴い第三セクターの
天竜浜名湖鉄道(通称、天浜線)として、地域の足と観光を支える鉄道として
映画やドラマでも良く使用されています。


今年は、シン・エヴァンゲリオンの他、女子高生がキャンプする「ゆるキャンΔ
シーズン2」
も大きく紹介され、コロナ禍にも関わらず例年以上の利用があった
そうです。磐石ではない地方の鉄道経営に大きく貢献してくれた様で地元住民
としてこの場を借りてお礼申し上げます<(_ _)>

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今シーズン最初で最後の川遊び [ ・浜松近郊の川遊び]

今年のお盆休みは雨続きで川遊びに行く気になれず、読書をして過ごしました。

それでも夏の川遊びだけは子供の頃からの楽しい体験として記憶に刷り込まれている
ようで、何歳になっても僕を川に向かわせるようです♪
天気が悪かったのと静岡県も緊急事態宣言になったことで、混雑していなくて来て
良かったです。

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■雨で増水した川
川底が見えず水温も下がり、ライフジャケットを着用しても危険性が高い上、
何より楽しそうでは無いので、水に入っても泳ぐのは止めて起きました。
(カヌーやSUP以外に川に入っている人もいません・・・。)



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川の匂いを嗅ぎ、流れる水の音を聴きながら水の流れを見ているだけでも気持ち良い♪



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朝方は曇ったり大粒の雨が降ったりでしたが、昼前頃にはご覧の様な青空になり
百年以上変わらないスギヒノキの深い緑とスカイブルーのスカイランを眺めて、
英気を養いました。


娘達もお年頃になって父親と川遊びしてくれなくなりましたから、子供が巣立った
後の有意義な時間の使い方を模索していましたが、この体験だけは身体が動く限りは
一人でも続けると思います。

安全に楽しく続けるにはどうしたら良いか考えていましたが、今回スタンド・アップ
パドル(SUP)を見ていて、これなら近くの浜名湖でも遊べるし続けられそうだと
感じました。

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【ソロキャンプ】山の天気の変化を楽しむ [ ・浜松近郊の川遊び]

9月に入り、朝夕の涼しさや陽の傾きに秋の訪れを感じる頃になりました♪

例年夏は川遊びをするのが何よりの楽しみなのですが、高まるアウトドアブームで
僕が好きなフィールドにも多くの人が訪れるようになり、ピークは避ける様になって
しまいました。

そんな中、この週末は暑さも戻り晴れ間ものぞく天気予報だったため、最小限の
キャンプギアを車に積んで出社し、仕事を終えると軽く夕食を食べて夜の河原へ
向かいました。

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■河原で迎えた明け方は曇り空
川面近くにまで雲が垂れ込め、この後しばらくは雨が降ったり止んだり。
いつもならタープを張るのですが、車のリアシートを倒してフラットにして
食事とコーヒーの用意をすることにしました。


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■川遊びの定番メニュー
凝ったメニューも楽しいですけど、サッと行ってサッと楽しんで帰宅するのが
負担なく長く楽しめるので、娘達と遊んでいた時も含めてここ10年近くこの
スタイルです。

高校生になって親離れした次女に「川遊びの楽しさは覚えている?」と聞くと
「コンビニの塩にぎりとゆで卵だよね?覚えているよ〜♪」
「いつになったら一緒に遊んでくれる?」と聞くと「もっと大人になったらね!」
と大人の回答(笑)


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■緊急事態宣言の効果もあって人も少なかった♪
昼頃までは雨が降ったり止んだりで、山の天気は目まぐるしく変化しました。
暖かいコーヒーを飲みながら車中で天気の変化を眺めるのも新しい楽しみ方だと
気づきました。

この後、晴れ間が指してきましたが水量は増水していて泳げるコンディション
ではありませんでしたが、川に入って水の匂いを嗅ぎ、水の流れる音や鳥の声を
聞きながら写真を撮っているだけで五感を刺激されました。


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カヌー教室やSUPを楽しむグループが川を流れていきます。
数年後は僕もきっとSUPを楽しんでいることと思います。

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【待望の続編】AIに負けない子どもを育てる [ ・本]

前著「AI vs 教科書が読めない子どもたち」を読んで強い衝撃を受け、
次女(高2)の子育てに大きな影響を与えてくれました。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

  • 作者: 新井 紀子
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2018/02/02
  • メディア: Kindle版
昨年春、高校生になった次女がコロナ禍で休校になったことに加え、気になる
ことがあったため、「2週間に1冊、本を読んで感想文を書いて提出すること!」
と課題を与えたところ、あまりに酷い文章にめまいを覚えるほどでした。

それでも毎月2冊、1年間続けていくと文章も漢字の使い方もこなれてきて、何とか
納得できる文章を書ける様になりましたが、この本を読んで何となく感じていた
違和感が裏付けられた気がしました。


その後、書店で偶然、発見して即購入したのが待望の続編。
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■AIに負けない子どもを育てる
面白いのがAmazonのカスタマーレビューでした。
と言うのも賛否が面白いほど両極端に分かれるのです。

「中学生が呆れていました」
「この人(著者)、ほんとに数学者?」
「もっとしっかり研究してから書いて欲しい」
「この本の題にAIを冠する意味はあるのだろうか?」

と言う悪評(星1つ)がある一方で、

「読解力のない人が書いたレビューの面白さ」
「日本の未来を左右するかもしれないインパクトを秘めた本」
「どれだけの愛情があれば、これだけ分かりやすく書けるのか」
「先生に特に読んでほしい」

上記の様に星5つの絶賛レビューも多いです。

僕の印象はまさに大絶賛されている方のレビューとまったく同じです。
一つ勘違いして欲しくないのですが、悪評レビューが正しいとか間違っていると
言いたいわけではありません。
それは読んでみて、ご自身で感じていただければと思ったのでご紹介しました。


僕は社会人になってからの34年間、公共施設の設計から始まり、新商品の企画、
新規事業開発、商品プロデュース、ブランディング、建築設計と考える仕事
生業として、その仕事だけでこれまで生活をさせていただいています。


これらに共通することは、まだこの世に無いモノやコトを産み出すことです。
既にどこかにあるものを焼き直ししたり移動させた訳ではなく、クライアントが
望むイメージを読み取って、言語化し、実現させてきました。

未知のものを産み出す大変さは実際に体験しなければ分かりません。
この著書は、数学者でありながら非常に高度な評価サービスを高いビジネスセンス
で実現させたわけで、本書の構成や文章を読むと思考の深さに驚愕しました。


AIとは、確率と統計を使ったコンピュータプログラムである。
膨大な既知の情報(データ)から、確率と統計を計算式で引っ張ってくるだけで
言葉の意味は理解できないと言うのが前著で述べられていた主旨でした。


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例えばこの問題。
問題文には既に答えが書かれているのに、正解を導けない子供や大人が一定数
いるそうです。

そして次の問題の正答率にも驚愕しました。

・幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名に沿岸の警備を命じた。
・1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。

以上の2文は同じ意味でしょうか?


答えは「異なる」ですが、中学生の正答率は57%だったそうで、2択の問題ですから
鉛筆を転がして答えても50%の確率で正解となります。
この話を自治体の教育委員会で話すと多くの委員が「信じれない」という顔をされた
そうです。


この本では、文章が読めないとはどう言うことか?を非常に丁寧に紐解いて解説
されています。だからこそ、文章を読める様にするためのステップや勉強方法が
解けるわけで、子供達が小学生だった頃に出会いたかった本でした。


子育て中の親だけでなく、人に動いてもらう必要のある方や教育する立場の方など、
経営者、教育者の方にはぜひ読んで、深く理解いただくことを強くお勧め致します。
AIに負けない子どもを育てる

AIに負けない子どもを育てる

  • 作者: 新井 紀子
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: Kindle版

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