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秋の河原デイキャンプでひどい目に合った! [ ・浜松近郊の川遊び]

9月末と10月第4週の土曜日に行った河原のデイキャンプは天気が良かった上、
人もまばらで水も空も山もとっても綺麗で最高のデイキャンプを楽しめて
ホクホクしていましたが、この後、思いも寄らない事態が待ち受けていました。

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■9月第4週土曜日のデイキャンプ
場所は天竜川の支流「二俣川」です。


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こちらも同じ場所。
日中は30℃を超える夏日で水に入ると冷たくて気持ち良かったです。


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ご覧の様に水深が浅くて子供を遊ばせるのに丁度いい場所ですが、キャンプ場
ではないため、タープを張って昼食を食べるだけのデイキャンプとして
初めて訪れました。


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10月第2週の土曜日のデイキャンプの時の景色。
こちらも天竜川の支流で「阿多古川」です。
水に入ると最初は冷たいものの、慣れて来るととても気持ち良い♪


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夏と秋の色が混じり合って夏の川遊びとは違う大人の時間を
楽しめました。

これらは自宅から車で1時間程度で行ける場所なので、天気が良くて
時間が合えば思い立った時に行けるので、
「とても気持ち良かったから来年もまた来よう!」と思っていましたが
そんな楽しい気分を吹き飛ばすほど、この後ひどい目にあったので
注意喚起としてお知らせいたします。



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チャドクガって聞いたことありませんか?
漢字で「茶毒蛾」と表記するように、チャノキを代表とするツバキ科
樹木に付く毛虫です。

仕事柄、名前も存在も知っていましたが今回、酷い目にあってこれほど怖いとは
思いもしませんでした。
(この写真を見ただけで目を背けたくなる気持ちでいっぱいです)
と言うのも、チャドクガの幼虫の黒い部分は

毒針毛(どくしんもう)


と言って、長さ0.1mm程の小さな毒針の毛で覆われていて、無数の毒針を
風で飛ばして身を守るそうです。

何が怖いって、それに全く気づかずにいて「あれ?痒いなぁ」と思って
掻いたり摩ったりすると、無数の毒針が皮膚の中に入ってしまい取れず
神経毒により長期間に渡って猛烈な痒みに襲われて、夜も眠れなくなる
程でした。(そのため先週の記事アップができませんでした)

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両手両足の露出していた部分を全て刺され、特に脚は広範囲に渡って炎症に
なってアイスノンで冷やしてようやく寝付けた程です。
市販薬の軟膏では全く治らず、月曜の朝まで苦しんで皮膚科へ駆け込んだところ
一眼見るなり、

「あー、これは酷いですね!この時期、阿多古川でやられる人多いんですよ」

とまさにその一人でした。
「市販薬の数十倍強い炎症を抑える軟膏を出しますが、それでも痒みは抑えられ
ない
ですから内服薬も処方しますね!」とのこと。

実際、その言葉通り強い痒みは火曜日まで続き、10日間は数百ヶ所の発疹に朝と
夜に軟膏を塗るだけでも15分以上を要した程です!

2週間経った今でも、まだ多数の発疹が残っています。
(皮膚に入った毒針毛が排出されるまで1ヶ月近く要するようです)


僕は子供の頃から天竜川本流で鮎釣りをしていて、9月や10月に川に入って
いましたが、この時期に阿多古川などの山の中の河川で遊んだことはなかった
ので今回が初めての体験で驚きました。

チャドクガは、毛虫だけでなく卵から成虫に至るまで毒針毛を持っているそう
ですからツバキ科の樹木には気をつけていただくことと、6月と9月10月は

毛虫が発生する時期なので特に注意されることを強くお勧めします。

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浜名湖ガーデンパークはお勧めです [ ・浜名湖周辺]

浜松市西区村櫛町に浜名湖ガーデンパークと言う県立公園があります。

2004年の6月〜11月に開催された浜名湖花博の会場を、庭(ガーデン)を
テーマとした県立公園として再オープンさせたものです。

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■東西水路越しに見る展望塔
子供が小学生だった頃まではちょくちょく家族で訪れましたが、子供たちが
中学生になると、浜名湖サイクリングの起点場所として駐車場に集まる程度が
最近の利用でした。

緑豊かで広く、のんびり散策するにはうってつけの公園で、個人的にはとても
好きな公園です。


しかし、指名競争入札による公園施設の改修設計を担当することになり、
凡そ8年ぶりに公園内を訪れることになり、現場調査のために訪れるたびに
「やっぱり良い公園だなぁ」と再認識しています。


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今が見頃の大コスモス畑
Facebookのタイムラインや新聞記事でこの景色を見るにつけ「行きたいなぁ」
と思っていたましたが、緊急事態宣言が明けた10月7日に現場調査で訪れると
丁度、コスモスが咲き誇っていました。


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こちらは白い花ばかりのコスモス
休耕田や河川の堤防などにコスモスを群生させているのを見かけますが、
実際に見たのは初めてでした。

この日は平日で、利用者は乳幼児を連れたお母さんと高齢者主体でしたが
週末であれば家族連れも多いと思います。


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今シーズンはいつまでが見頃かはわかりませんが、もし間に合わなかった
としても、来年、再来年にでも浜名湖の景色を楽しみがてら、またお運び
いただけたら幸いです♪

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2期工事完成&引渡し [ ・ビオトープのある研究所]

今年4月に着工した「ビオトープのある研究所」の2期工事が終わり、消防検査を
皮切りに指定確認検査機関による建築基準法の検査、景観条例の検査、都市計画法
の検査を受けて、後は検査済証を待つばかりとなりました。

当初の契約通り、9月30日に施工者から発注者にお引渡しとなりました。

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■東側の外観
クライアントの企業は、主にB to B製品を製造販売するメーカーですが、自社
では工場を持たない、いわゆるファブレスメーカーです。

研究開発により独自技術でパテントを押さえ、製造は周囲にある製造企業に委託
する技術先端型経営を得意とされています。

ここでは書けませんが、国内外の錚々たる企業へ納入されていて、まだまだ発展
の伸び代がありその一端を担わせていただきました。


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■1期の研究所から2期の建物へのアプローチ
豊かな自然のビオトープに囲まれた研究所は、技術者がクリエイティブな
仕事をしてもらうためのもので、最初にお話を伺った際に直感で思ったのは
「ビオトープの役割はニュートンの林檎だな!」でした。


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■中廊下越しに見るエントランスホール
中廊下の両側には、大きな試験室が配置されていて、顧客企業の課題を
解決するソリューション提案と実証試験をして、性能を確認してもらう
そうです。


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■試験室(大)
浜松市郊外の立地のため、浜松らしい茶園の景色が前面に広がっています。


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■女性用トイレ
1期の研究所で提案したトイレのインテリアがとても好評で、今回もほぼ
そのまま採用となりました。1期工事の時はトイレにおけるすべての要素を
決定するまでに5回に分けて提案をして決めていただいただけにその
プロセスが間違っていなかったと安堵しました。

今回変更したのは、洗面カウンターの色と床タイルの目地色程度。


以上は来客向けのパブリックゾーンで紹介できるのはここまで。


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お引渡しの後は、設備各社や建築会社による取扱い説明です。

働く建築として、これから多くの価値を産み出して地域の発展に寄与して
いただけたら、携わった者としてこれ以上嬉しいことはありませんね。

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