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みんなの森 岐阜メディアコスモス [ ・愛知、岐阜、三重]

単身赴任を終えて妻と春の犬山城を訪れた後は、岐阜市内に進路を取り、
岐阜市立中央図書館のあるみんなの森 岐阜メディアコスモスへ向かいました。

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■2階エントランスから
「知の拠点」の役割を担って、2015年度にオープンした岐阜市立中央図書館。
設計・監理は、伊東豊雄建築設計事務所。
今回6年ぶり二度目の訪問ですが、相変わらず感情を揺さぶられました。


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郷土資料コーナーからレフェレンスカウンターを望む
屋根面から下がっているのはグローブと呼ばれるもので、トップライトによる
自然採光と暖気を排気する機能があり、場を構成する天井になっています。


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平日にも関わらず賑わっている総合カウンター


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ゆったりグローブ
一見するとベンチは柔らかくてくつろげそうですがかなり固いです(笑)

完成後、雨漏りが続き問題になっていたため心配していましたが、利用状況を
見ると何とか解決したようで安心しました。


とても意欲的な設計で「良くぞ実現させたものだ!」と関係者の苦労と努力が
にじみ出ています。


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妻専用のPC購入 [ ・手づくりジャム屋]

2014年1月から自宅カフェを手作りジャム工房に業態転向して今年で9年目。

個人事業主の妻はこれまで、僕のデスクトップPCで仕事をしていましたが、
「もしもに備えて専用のノートPCを購入した方が良いよ!」
と言ってきました。

4月上旬に単身赴任を終えて自宅に戻った僕は、デスクトップPCのメンテナンス
をしていたところ、ラベルプリンタが全く動かなくなってしまいました。

「こう言うことがあるから、専用のPCを使った方が良いと言っていたんだよ!」

と教え、しぶしぶコンピューターを選びに行くことになり、近くのお店から順番
に回ってみましたが、無骨なビジネス用PCしかなく、なかなか妻の琴線に
触れるコンピューターに出会えませんでした。


「さてどうしよう・・・。
と困り果てて、スマホのGoogle先生に「近くのパソコンショップ!」と唱えると
これまでまったく気に留めていなかった、ヤマダテックランドが近くに出て
くるではないですか?(笑)

「そう言えばあったね!行ってみるか?」

と期待せずに行ってみると、ちょっと品揃えが違いました。
その中で僕が見つけたのが、マイクロソフトのsurfaceでした。

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■ピンクゴールドのマイクロソフトsurface
展示してあったのはオーソドックスなシルバーのみでしたが、全3色が一台づつ
在庫しているとんこと。

開封してみることができないため、大いに悩んでいましたが、思いきってピンク
ゴールドを選んで購入し、自宅に持ち帰って開封したところかなり気に入った様子。


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リンゴ社のPCをかなり意識していますね(笑)

Win11対応マシンでタッチパネル、SSDで起動は速いし、マシンスペックも
必要充分でした。
余計なソフトをインストールしなければ、安定して使えると思うので、予期せぬ
マシントラブルにも対応できそうで、取り敢えずホッとしました。



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多治見市モザイクタイルミュージアム(その4) [■建築探訪]

4月上旬に訪れた多治見市モザイクタイルミュージアムの最終回です。

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■様々なモザイクタイルの展示
3階の展示は、多治見市のおけるモザイクタイル産業の歴史紹介です。
様々なモザイクタイルの種類が壁と床に展示されていました。


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■モザイクタイルのインテリア使用例
モザイクタイルは、水回りや外装での使用が多かったのですが、ユニットバスや
システムキッチン、洗面化粧台の普及により住宅での使用量が大きく減りました。

そのため、その他の室への利用を促すためにタイルの意匠性を活かして
ベッドルームに提案した例です。


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■洗面室への使用例
洗面カウンターや水がかり部分の壁面にモザイクタイルを貼った提案です。


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■シャワールームへの使用例
浴槽にお湯を張って入浴しないでシャワーだけで済ませる人も増えていますから、
その分、シャワールームに費用を割きませんか?と言う提案でしょう。


長年住設メーカーにいた者ですが、建築を生業とする身としてはタイルならではの
魅力が沢山ありますから、残って欲しい産業です。

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多治見市モザイクタイルミュージアム(その3) [■建築探訪]

4月上旬に訪れた多治見市モザイクミュージアムの内部です。

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■一気に4階まで上がるメイン階段
見学順路は、1階の受付で入場料を支払った後、この階段を使って前回ご紹介した
4階展示室まで一気に上がります。

階段の途中にある踊り場部分が、各階の展示室になっているので先に下から見学する
ことも可能です。


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■モザイクタイルの流し(4階)
洗面や台所、あるいは外部にあったと思われるいわゆる「流し」ですね。


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■モザイクタイルの壁画(4階)
大浴場かホールに飾ってあったと思われるモザイクタイルの壁画。


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■モザイクタイルで化粧したかまど(4階)
ガスがまだ普及していない時代の一般市民のキッチンは、七輪を使用するのが
一般的だと思いますし、羽釜の大きさからして大きな厨房で活用されていたかまど
でしょう。

モザイクタイルで仕上げているのは、衛生上と清掃性の良さから採用された事例
ではないでしょうか?


当初は「タイル」と言う一般名称は使われていなくて、日本では「瓦」に分類されて
いたそうです。また、呼称も統一されていなかったため、全国で「タイル」と統一
したようです。

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多治見市モザイクタイルミュージアム(その1) [■建築探訪]

今回も4月上旬に訪れた多治見市モザイクタイルミュージアムの続きです。

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■正面エントランス
エントランスと受付は、地盤面より掘り下げられた1階部分にあります。
見学動線は、受付で入場料を支払ったあと、階段で一気に4階フロアまで上がり、
同じ階段を使って、4階→3階→3階→1階と降りて行くルートとなっています。


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■模型俯瞰
正面の裏側と屋根面の状況は、模型で見るのが比較的分かりやすいでしょう。


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■4階展示室
最上階の4階には解放された屋根がありますが、ガラスは入っていなくて半屋外
になっています。

展示物がモザイクタイルのため可能な展示方法ですが、この展示室は建築基準法的に
どういう扱いになっているのでしょうか?


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■屋根のヴォイド部分
屋根は丸く解放されてますから当然、雨風が吹き込んむためこの部分は屋外となって
いると思います。


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多治見市モザイクタイルミュージアム [■建築探訪]

早いもので2022年も今日から6月。

2月から単身赴任で愛知県の建築設計事務所に移籍しましたが、4月から浜松の
自宅に戻ってきまして、家族と過ごせていますがアパートを引き払うまでの
隙間時間を使って愛知、岐阜、滋賀方面の行きたかった場所を訪れました。


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■エントランスのアップ
仕上げを見るだけで、誰の手による設計かすぐに分かりますよね?
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■ファサード全景
言わずと知れた藤森照信氏設計の多治見市モザイクタイルミュージアムですね。
人がいないとボリューム感が分かりにくいので、他の入館者が入る前を狙って
撮影しました。

藤森建築の見学は、秋野不矩美術館(浜松市天竜区)、ねむの木子供美術館 どんぐり
(掛川市)、ラコリーナ近江八幡(滋賀県)に続き4作目。


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■エントランス庇
空の青さと外壁、庇屋根材のコントラストが美しいですね。
開館は2016年の6月4日なので、供用開始から6年近く経過していますが、
平日とは言え、来場者もそこそこあって人気のほどが分かります。


事前調査なしで訪れたので、階構成や動線がどうなっているのか考えずに
見学を開始しました。


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