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【伊勢志摩の旅】海の博物館/鳥羽市 [ ・愛知、岐阜、三重]

お伊勢さんを参拝した翌日は、鳥羽まで足を伸ばして内藤廣氏の代表作「海の博物館」を
訪問しました。

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■海の博物館
 左側の巨大な赤い鉄扉があるのが展示A棟で右側は2003年に増築されたカフェ
テラスで、昼食がまだだったため、カフェで牡蠣のカレーライスをいただきました。


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■池越しに見る展示A棟
元々は漁業振興と漁業文化の伝承のために設立された私設博物館だったものを、
寄贈を受けた鳥羽市が新たに整備し、1992年にオープンしたものだそうです。


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■展示A棟の内部
展示A棟、B棟では、漁民の暮らしや海女さんの仕事が紹介されていました。
浜松は近くに漁港があり、プロの漁師さんもいますが、その生活を知る人は
多くありません。

映像や模型、実物展示で漁民の暮らしや仕事を多少ですが、知ることができました。



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■展示B棟
展示A棟、B棟共に木造アーチ構造で、木造船を保存している「収蔵棟」は
PCa(プレキャストコンクリート)構造。


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■収蔵棟内部
木造船を乾燥による劣化から保護するために、たたき土間とPCa構造としたそうです。


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■収蔵棟内部
湿度が高いためややカビ臭く、日光の紫外線から守るために窓も展示照明も
必要最小限でした。


「海の博物館」は内藤廣さんの出世作であり代表作の一つとして有名ですが、
こうして訪れてみるとその凄さが良く分かりました。
もっと早く訪れるべきでしたが、来れて良かったと思いました。

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【伊勢志摩の旅】新たな旅立ちに向けて [ ・愛知、岐阜、三重]

4〜5月の2ヶ月間は5年ぶりの自由時間をいただきました。
4月は転職活動をしていましたが、幸いGW直前に某住宅会社で設計職として採用と
なり、6月から久しぶりに住宅設計の仕事をさせていただいています。

住宅業界は5年ぶりで戸惑うことも多かったですが、公共のランドスケープデザイン
に9年、非住宅設計に4年半従事した以外は、19年以上住宅業界にいましたから
昔取った杵柄とは良く言ったもので思ったよりも早く仕事に慣れました(笑)

とは言え、本業で住宅設計に携わるのは初めてですから、慢心せずに常にスキルの
向上をしなくてはならないと日々、奮戦しております。


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■5年ぶりのお伊勢参り
建築設計を本業にしようと心を据えた5年前の4月1日。
家族全員でお伊勢さんへ朔日詣をしましたが、それ以来のお伊勢さん。


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■まずは内宮参拝
2月の転職失敗から、一度しっかりと時間を取ることに決めて、この自由時間を
使って、お伊勢さんを参拝することにしました。



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■猿田彦神社参拝
妻から「道開きの神様を祀る猿田彦神社を参拝してきた方が良いよ!」と促され、
初めて参拝してきましたよ。


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■願掛け♪
御作法に則って(笑)
やるべきことをすべてやったら、最後は神頼み!

気持ちの問題かもしれませんが、50歳過ぎてガリガリの建築設計事務所へ移籍
できて、仕事をまっとうできたのもお伊勢さんのお陰かもしれないと思い、
悪い運気をすべて取り払いたくて、お伊勢さん参りをしました。


結果は、、、
若いスタッフから、「ムラマツさん、この日は空いていますか?」
「ヒアリングの進め方をレクチャーして下さい!」
「プランの仕方を教えて下さい!」
と忙しく過ごさせていただき、日々楽しく全力で仕事をさせていただいています。


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大規模停電への備え [ ・台風、水害対策]

梅雨明け宣言が早く、太平洋側の海水温も高いため、今年の台風は大型化する
恐れがあると思い、大規模停電への備えとしてポータブルバッテリーを探して
いました。

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■ネットで注文、翌日配達
商品ラインナップが少なく、あまり知られていないメーカーですが、現状知る限り
最も要求に近い製品だったため、こちらにしてみました。


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■開梱して電源投入したところ
極めて簡素な取説を読んでみると、蓄電量30%程度で出荷しているようです。
起動は電源ボタンを長押しするだけ。

バッテリー容量は2026Whなので、100W機器を20時間動かすことができる容量
ですが、通常は全量を使い切ることは出来ないし、バッテリー寿命が縮まるため
実際は80%程度が実容量となるようです。


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■充電開始
電源コードをAC100Vに差し込むとすぐに充電が始まりました。
カタログスペック通り1100W近い入力を受け付けることが出来ているため、
充電所要時間は「72分」と表示されました。


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■充電完了
モニター表示はかなり正確な印象です。


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■手元を照らすLEDランプ搭載
防災用途のため、あると嬉しい機能ですね。
10年程前、資本業務提携していたD社の営業責任者から、

「家庭用ポータブル蓄電池に必要な機能は何でしょうか?」

と質問されたため「災害時の使用を考えるとLED照明ですね!」とお答え
しましたが、その考えは今でも変わっていません。


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■冷凍冷蔵庫への通電試験
4年前の大停電で最も困ったのが、業務用冷蔵庫の食材保存と入浴でした。
幸い、太陽光発電設備を設置した翌年だったため、日の出と共に電力を得ることが
できたので、ガス給湯器に接続してシャワーを使えましたし、スマホの充電も
できましたし、冷蔵庫も動かすことができました。

その後、使い勝手が良く、バッテリー寿命が飛躍的に伸びたポータブルバッテリー
が出てきたため、いよいよ使ってみることにしました。


政府も他国も、温暖化の加速を公式には宣言していませんが、海水温が上昇し
天文学的な熱量を海が溜め込んでいるのは、既に観測されているわけですから
溜まった熱エネルギーは水蒸気や気流、海流によって極地へ移動せざるを得ない
ので、今後も豪雨や台風の大型化は進むものと考えて備えることにします。

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岐阜県関市のナイフメーカー訪問 [ ・愛知、岐阜、三重]

愛知県一宮市のアパートを引き払う前にどうしても訪れておきたかった会社の
商品企画担当者に会ってきました。

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■新ブランドのブッシュクラフトナイフ
一宮市の建築設計事務所へ移籍する決意をした2021年11月3日夜にiPadの
Googleニュースに表示されたクラウドファンディングの画像に目を奪われ、思わず
購入を決めたのが、“Northern Land“と言うブッシュクラフトナイフでした。


手前の皮シースに入ったのが僕が購入したもので、点字ケース内の2本はメーカー
所有の2タイプ。
そして、ステンレス製のラジオペンチは1995年に米国旅行で購入した、レザーマンを
一躍有名にしたレザーマン・スーパーツールと言う多目的ナイフ。


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■三星刃物株式会社/岐阜県関市
今回、このブッシュクラフトナイフを購入するまでこの企業のことは知りませんでしたが、
長年愛用しているレザーマン・スーパーツールの国内販売代理店で、一時期はレザーマンの
ナイフを製造していた時期があった刃物メーカーでした。


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さりげなく書かれているLEATHERMANのロゴサインに思わず興奮しました!


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■ゲストルームにて
2022年3月末と言うコロナ禍における微妙な時期でしたが、幸いにして直接
訪問することが可能となりました。


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海洋冒険家の白石康次郎氏をスポンサードされているそうで、白石氏もこの部屋に
いらしたことがあるとのこと。
写真中央の展示ケースには、レザーマンナイフのフルラインナップが展示されていて
涎ものでした。

中でもブラックタイプがカッコよくて、お話を伺うと米軍で使用されていてシルバー
だと光を反射してしまうため、ブラック色が製造されているそうです。
米軍御用達と言うことで自●隊でも採用されているとのことでますます愛着が
湧きました。


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三星刃物(株)の菱川さん
包丁とレザーマン製品を主力商品としている中で、新たにアウトドア用ブランドの
Northern Landを立ち上げ、フラッグシップモデルとしてブッシュクラフトナイフを
世に出すことになったそうです。

僕もメーカーで長年、商品企画と新規事業を担当してきたため、色々とお話を伺いたい
ことがあったので、最後にお会いできて本当に良かったです。
僕もいちユーザーとして、また商品企画経験者として今後のヒントなるお話をさせて
いただきました。


レザーマンナイフもブッシュクラフトナイフも、今後もアウトドアシーンで大いに
活躍してくれるでしょう♪


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