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南信州ジビエと温泉の旅 [ ・山梨県、長野県]

巷では3連休だったようですが、建設業界では土曜日が仕事なのは当たり前な中
当設計事務所も第1週、3週、5週の土曜日は出勤日となっています。

そんな訳でこの週末は日月曜が連休となったため、秋の南信州を旅してきました。

信州旅行は今年だけで春、春、夏、秋の4回目。
今回は、南信州の遠山郷へ南信ジビエと温泉を楽しむ一人旅となりました。


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■旧秋葉街道「和田宿」
秋葉街道とは、火防の神様を祭る「秋葉山」に通じる街道で、東京秋葉原の地名の
由来となっています。

また、秋葉街道はが採れない信州へ塩を運ぶルートになっていたため、「塩の道」
とも呼ばれていました。
現在の国道152号線のことで、浜松市東区から長野県上田市を結ぶ総延長264kmの
とても険しいルートで、通称「フォッサマグナ」と言う中央構造線沿いにあり、
信州との国境は破砕帯で非常に脆い地質で「青崩峠」と言われています。

地図では繋がっているように見えず、車が通行できか長いこと分からなかったため、
これまで通った事はありませんでしたが、友人がここを通って遠山郷へ釣行した記事
をfacebookで確認できたため、ようやく実行となったわけですが、以上の様な状況
から正直車で走るのはもう辞めようと思っています。



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■肉のスズキヤ
今回の目的地の一つがココ。
南信州遠山郷の山肉(ジビエ)羊の味付け肉(ジンギスカン)で南信州では
知る人ぞ知る有名なお肉屋さん。
美味しい味付け冷凍肉にすることで、JAや地域スーパーで取り扱えるようにした
ため、比較的容易にジビエを入手できるようになっています。

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外壁看板
残念ながら日曜、祝日は休業日のため、店内には入れず。

そのため、もう一つの目的地である道の駅「遠山郷」へ向かって、ジビエ料理と
温泉を目指しました。



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■遠山産鹿肉のステーキ
高たんぱく低カロリーで、身体を内側から暖める効能があるそうです。
鹿肉をいただいたことはありますが、塊肉でのステーキは初めて見ましたので
トライしてみました。


いわゆる家畜である、牛、豚、鶏、羊などのどれとも違いますし、猪のような
脂身もありません。
その分、歯ごたえがあり上質な赤身だと言うのは良く分かりました。



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■家での楽しみに
これらは肉のスズキヤさんが製造販売している、冷凍ジンギスカンと鹿肉です。
春スキーの帰りに遠山ジンギスカンをいただき、すっかりはまってしまい
とうとうお店にまで来てしまったわけです。


今回申し上げたいのは、単なる食レポではありません。

前回から課題提起している、中山間地の活用法であり、期待できそうな案として
体験してみた訳です。


家畜と違い、自然のものだけを食べて育った正真正銘オーガニックな食肉であり、
増えすぎた分を間引いて利用できれば、自然の循環としては適正だと思う訳です。
一方で、漁師の減少、食肉扱いでは無いことによる各種の問題がありますが、
ここでは上手く地域に活かしているように感じたため、何かしらの参考になれば
と思った次第です。


おまけ
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遠山産の野沢菜
道の駅「遠山郷」で生の野沢菜を見つけました。
1束1kgで120円。2kgで240円。
兼ねてから、自家製の野沢菜漬けを食べたいと妻と言っていたこともあり、自家製
野沢菜漬けに挑戦してみます。

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長野県 烏川渓谷緑地 水辺エリア/安曇野市 [ ・山梨県、長野県]

今回の旅は、建築見学ではなく気持ちのリフレッシュ主な目的でしたから、
混雑している観光地を忙しく巡るのではなく、美味しいものを食べて気持ち良い
自然に触れられれば良かったわけです。

そのため、21年前に訪れて印象的だったお蕎麦屋さん焼き肉さんを再訪出来れば
目的の半分は達成できますから、後は目標を定めずに良さそうな景色を求めて
ドライブしました。


そんな感じで走っていたらところ、気になる道路看板を見つけたため、急遽
車をUターンさせて見てきました。

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■長野県 烏川渓谷緑地(水辺エリア)
千曲川の支流 犀川に流れる烏川(からすがわ)渓谷沿いに整備された公園で、
国営アルプスあずみの公園(堀金・穂高地区)田園文化ゾーンの上流部にあり、
今回は見学だけでしたが良さげなキャンプ場も整備されているようでした。



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綺麗で豊富な水量、豊かな自然が美しい。
真夏で適当に撮影しただけでもこの景色ですから、春の新緑や秋の紅葉は
さぞかし美しいと想像できます。


次に来る時は、国営アルプスあずみの公園を中心に自然を楽しんでみようかなと
思いました。

次回、旅行当日の朝に妻が検索してようやく見つけた、21年前に一度入った
安曇野のお蕎麦屋さんの食レポで最終回です(笑)

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安曇野ちひろ公園 [ ・山梨県、長野県]

今回も2019年夏の信州・安曇野一人旅のご報告。

これまで建築を中心に報告しましたが、今回は公園部分のご紹介です。

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■安曇野ちひろ公園全体
総面積5.35ha(53,500㎡)で、第1期35,000㎡が1997年4月にオープンし、
2016年に新たに17,000㎡が拡張されたそうです。
写真が小さくて見にくいと思いますが、中央部4番が「ちひろ美術館」で、5番が
「黒姫山荘」と言うレイアウトになります。

初回訪問は、1998年11月。
建築専門誌「新建築」で一目惚れし、紅葉シーズンに家族旅行を兼ねて訪問した
わけですが、安曇野の景観が気に入り定期的に訪れるようになりました。



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■大花壇(番号6番)
今年植えられていたのは、ブルーサルビアだそうです。
前に訪問した時とは花の種類が違う様ですから、毎年なのか何年かに1回なのか
種類を変えているようです。



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いわさきちひろと言えば「窓際のトットちゃん」の挿絵で有名。
2016年に拡張されたエリアに、窓際のトットちゃんの世界を再現した
「トットちゃん広場」が整備されたそうですが、今回は見学していません<(_ _)>



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■ブルーサルビアの大花壇
ちまちまと構造物を造らずに大花壇を設けたのは正解だと思います。
この公園の運営主体は、松川村との事ですが設計事務所や建設コンサルから
提案があったにしても良い判断だったと思います。


安曇野ちひろ美術館及び安曇野ちひろ公園の紹介は今回で終了し、次回は通り
すがりに偶然見つけた渓谷緑地を紹介します♪


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いわさきちひろのアトリエ兼別荘「黒姫山荘」 [ ・山梨県、長野県]

安曇野ちひろ公園を訪れる際に必ず見入ってしまうのが、同公園内に移築復元
された、いわさきちひろのアトリエ兼別荘「黒姫山荘」です。

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■安曇野ちひろ美術館 遠景
黒姫山荘は、ちひろ美術館の外部にあるため、一旦外(公園内)に出ます。
ご覧のように広い芝生広場の向こうにあるこじんまりとした住宅がそれです。


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■黒姫山荘ファサード
建築当時は平屋だったそうですが、小屋裏部分に2階を増床し2つ目のアトリエ
を造ったとのこと。

写真の掃き出し窓がある面は、リビングダイニングで玄関は反対側になります。
このリビングダイニングがまた良い感じで幸せ感が満載なのです。



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■室内の様子
今回は35mmフルサイズ換算で、焦点距離15mmの超広角ズームを持って
行きましたから、余裕で室内撮影をする事が出来ました。

建物の配置計画と床レベルの設定は非常に注意されたようで、移築されたこの場所
からではわかりませんが、1階部分のアトリエからは野尻湖が見えるようにした
ようです。


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■南西から
元々、1階部分は四間×四間の16坪だったそうですが、移築の際に北側部分を
減じたようですが理由はわかりません。

いずれにせよコンパクトな空間を使い切り、地形を読み切って計画された設計力
にはいつも感心してしまいます。


それもそのはず、設計者はあの女性建築家「奥村まこと」氏。
東京藝術大学から吉村順三建築設計事務所に入所し、奥村昭雄氏のパートナーに
なられた方。
この建築にもしっかりとその系譜が踏襲されているわけですね。

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安曇野ちひろ美術館(後編) [ ・山梨県、長野県]

安曇野ちひろ美術館の後編は、増築された「世界の絵本館」です。

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■多目的ギャラリー(世界の絵本館ゾーン)
世界の絵本館ゾーンには、展示室3、4、5で世界の絵本や絵本作家の紹介が
されています。
この写真部分は多目的ギャラリーとなっているため、ワークショップやセミナー等
に利用されるのだと思います。



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■吸音材の納まり
壁背面のグラスウール吸音ボードを隠すように、表面には木製ルーバーが施されて
いました。
二重壁のような構造になりますから、有孔吸音板に比べるとスイッチ類などの納まりに
手間がかかっていました。



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■開口部周りの納まり
ロールスクリーンボックスとカーテン収納扉の納まり。
ロールスクリーンとカーテンの2重構造にしているのは、残響処理目的か
遮光性を上げる目的でしょうか?



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■排煙窓の処理
排煙窓の室内仕上げは、塗装されたラーチベニヤでした。
これらの事からも、利用目的上、遮光したかったのかもしれませんね。


建築の読み解きはこの程度が限度なので、次回は安曇野ちひろ公園内に移築復元
された、いわさきちひろのアトリエ兼別荘『黒姫山荘』の紹介に移ります。

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6年ぶりの安曇野ちひろ美術館(前編) [ ・山梨県、長野県]

夏休み前半は家庭の用事と読書でPCから遠ざかっていました。

後半の一日半は例年通り川遊びの予定でしたが、妻の後押しもあり6年ぶりに
信州・安曇野への一人旅に決めました。

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■安曇野ちひろ公園/長野県松川村
公園の主役はご存知、内藤廣氏設計による「安曇野ちひろ美術館」です。
最初に訪れたのは1998年11月に妻と両親の4人でしたが、子供が生まれ絵本を
読めるようになった2010年11月には家族4人で訪れました。

その後、信州の自然と景色を楽しむために訪れたのが2012年8月。
今回は6年ぶり4度目の訪問となりました。

上の写真は第一駐車場からのメインショットですが、何度訪れてもこの景色に
うっとりします。



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■展示室1前のホールと中庭
内装にはカラマツ材が現し使用されており、時を経て良い感じにエージングが
進んでいます。



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■中庭越しのエントランスホール
妻側にはフィックスガラスが入り、エントランスから北アルプスの山並みへ
視線が抜けるようにデザインされています。


上記の写真は、第一期工事で公開された「ちひろ館」です。
次回は、写真右側に増築された「世界の絵本館」をご紹介します。

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中山道「奈良井宿」 [ ・山梨県、長野県]

この週末は久しぶりに南信州を訪れました。

今回の訪問先は、中山道の「奈良井宿」
中山道とは、江戸五街道の一つで江戸日本橋を起点に伸びる、東海道、中山道、
日光街道、奥州街道、甲州街道の五つを指した陸上幹線道のこと。

1601年(慶長6年)に徳川家康が、全国支配のために江戸と各地を結ぶ5つの街道を
整備を始め、2代将軍秀忠の代になって基幹街道に定められた。参考:Wikipedia

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■奈良井宿全景
中山道は、1694年(元禄7年)に完成し、中仙道とも表記する。
日本橋から高崎、下諏訪、木曽路の妻籠を経て、草津までの全六十七次。
草津、大津の2宿を加えて六十九次ともいった。
「木曽路」は中山道。参考:Wikipedia

奈良井宿は、中山道34番目の宿場町で、現在は長野県塩尻市奈良井に
あり、標高900mは木曽路11宿の中で最も標高が高いそうです。



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■奈良井宿の町並み
全長は約1kmで、江戸時代後期の街並みが良く保存されています。

妻籠宿を訪れた際にも感じましたが、
「東海道も保存されていたら、町に愛着を持つ人も
多かっただろうなぁ」
と悔しい思いがよぎります。

最も、保存されていないと言うことは経済開発されたわけで、その分の
恩恵を受けている事を忘れてはいけないと思います。



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■水場
山から湧き出ている湧水を利用した水場が、山側に6ヶ所あります。
生水を飲用する事は薦められませんが、日常生活用水として炊飯などのお料理の他、
紅茶やコーヒーなどに利用できるのは羨ましいです。



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■海外観光客
こちらでもバックパッカーの海外観光客を見受ける事ができました。
日本人がパリやイタリアなどの古い街を訪れるのと同じ心境なんでしょうか?


滋賀県近江八幡のキャンプ場で出会った、カナダからの女性サイクリストは
「日本の自然は美しい」と絶賛していました。
奈良井宿周辺はまだ、新緑には早いようですがこの後訪れた、高遠町では
コヒガンザクラが満開で山は新緑に溢れてきつつありましたから、そういった
土地を巡っているのでしょうね。


念願叶って初めて訪れる事ができた、高遠城址公園のサクラは、次回お伝え
しようと思います♪

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【古い町並み研究】中山道「妻籠宿」五平餅編/長野県 [ ・山梨県、長野県]

古い町並み研究、中山道「妻籠宿」シリーズは、今回で最終回。

食べ物編としようとも思いましたが、今回は飲食を目的としていないため、
殆ど飲み食いしていないのと写真もないため、久しぶりに気に入った「五平餅」
紹介に留めたいと思います。

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■胡桃ダレの五平餅
今回のツアーは、「極力、買い物をしない!」と決めて望みました(笑)
食い意地がそれを勝る場合は、「最小限購入しても良い」と言うルールを決めて
食い意地が勝ったのがコレ。

これ意外にも、大好物の栗きんとんも一つ購入し、十分に美味しかったのですが、
地元掛川で購入できるものとそれ程の優位性は感じられませんでしたが、お店の存在は
町の景観を構成する上でとても重要だと思いました。
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■宿場町に調和する和菓子屋さんの佇まい


しかし、、、

胡桃ダレの五平餅は、未だに食べたことがないため、休憩がてら店内で一つ
いただくことに致しましたが、これが大正解でした。

甘めのタレに胡桃の香りが何とも絶妙でした(#^^#)
「妻や子供達にも食べさせたい!」と頭をよぎりましたが、別の日に連れて来て
食べさせることにしました。



その他は、信州名物の「おやき」に目が止まり、こちらは家族へのお土産に購入
することにしました。

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■手作りの「おやきや」さん
僕が購入した後で、インバウンド客と思しき2人組みの女性外国人。
お店の方も慣れたもので、シンプルな英語で商売していました。
この外国人女性達は、立寄った観光案内所でも一緒になったのですが、聞くとはなしに
聞いていると、路線バスを使って、中山道の「馬籠宿」へ向かうようでした。



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■おやきのメニュー
旅行ガイドの影響だと思いますが、こんな渋い「おやき」を若い女性外国人が
購入している姿が微笑ましく感じましたね。


最も、日本人がイタリアで「ジェラート」や「焼き栗」を喜んで購入するのも、
同じようなものなんですよね~(^_^;)

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【古い町並み研究】中山道「妻籠宿」町並み編/長野県 [ ・山梨県、長野県]

古い町並みから学ぶ個人プロジェクト、中山道「妻籠宿」レポートの2回目は
「町並み編」です。

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■方向案内サイン
中央駐車場から尾又橋を渡ったところにある方向案内のサインです。
シンプルながら分かり易く、色、文字フォントが町並みの景観に調和していて
とても好感が持てました。


このサインから左側(北側)を見ると・・・

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■妻籠宿の景観(その1)
アスファルト舗装部分が当時の「中山道」ですが、道幅は当時のままだと
思います。(確認し忘れました)
景色が、見慣れた東海道の駿府(静岡市)にも似ていることもあり、違和感なく
受け容れられました。
特に背後に見える、山の高さ、距離感がとても似ているんですねー。



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■妻籠宿の景観(その2)
柔らかい曲線と緩い起伏が町並みの景観に深みを持たせています。
この町は単に保存されているのではなく、住民が生活しながら維持されている
ところが凄いです。
私の住んでいるエリアも旧東海道ですから、元々はこのような町並みがあり、
町民が生活をしていたはず。

しかし、明治以降の経済発展に伴い自動車社会となって道路幅は拡幅され、
古い街並みは取り壊されてしまいました。



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■妻籠宿の景観(その3)
ところどころに、お茶屋さんやお菓子屋さんがあり、また現在でも宿泊可能な
旅籠(はたご)が残っています。
日本文化を体験するため、インバウンドのバックパッカーが思い思いに体験して
いましたが、私達がイタリアやフランス、イギリスの古い町を観光するのと
まったく同じなんですよね~(#^^#)



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■妻籠宿の景観(その4)
町並み紹介、最後の写真は縦配置にしてみました。
周囲の山並みと建物、道路の幅のバランスが程よいヒューマンスケールで構成
されており、とても居心地が良いんです。


建築ランドスケープデザインに関わる者として、こういう感覚を研ぎ澄まして
おきたいと言うのがこのプロジェクトの主旨です。
今後も、時間を見つけては行ってきたいと思っています。


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【古い町並み研究】中山道「妻籠宿」前編/長野県南木曽町 [ ・山梨県、長野県]

「土地に価値無し、エリアに価値あり」

誰が言ったかは定かではありませんが、この格言を実感するために今でも残る古い
町並みを体験する企画を、古い町並み研究と称した小旅行を始めました。

いわゆる町観光ですが、そこには多くの人を引き付ける何かがある!
それを体感し、論理構築するための自主的な取組みです(笑)


これまで行なってきたことを、この機会に(←何の機会だ?)意識的に取り組む
ことにしました。

第一弾は、旧中山道の宿場町「妻籠(つまご)宿」です。
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■妻籠宿 町営中央駐車場
東海中部エリアも入梅しましたが、天気予報とにらめっこしながら晴れ予報の
日を狙って、一人で向かいました。

今回は、空間を「体験」することを目的とし、宿泊はしないでお弁当を持参し、
ガソリン代だけで日帰りすることにしました。


朝9時に浜松の自宅を出発。
途中で電話対応したり、道の駅「信州平谷」で休憩しつつ一般道を走って辿り着いた
のが町営駐車場。駐車料金は1台500円です。


駐車場に到着したのが、13時10分頃。
ナビ通りにノンストップだと3時間20分程のドライブですが、途中で塩モナカ
買ったり、馬刺しを購入したりで到着時点で既に約束を守れていません(笑)


駐車場で嫁さんが握ってくれたオニギリをいただいて腹ごしらえをしてから、
街歩きに入りました。

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■蘭川を渡す尾又橋
木曽川の支流、蘭川の右岸側に「妻籠宿」があります。
つまり中山道はこの川の向こう(右岸側)にあるわけですが、自動車社会になってから
整備された国道256号に沿って駐車場が作られていました。



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■尾又橋から見る蘭川上流
見慣れた旧東海道とはやはり景観が異なりますね。
この橋の先に今回お目当ての「妻籠宿」が待っています。

ガッカリするのか?感動するのか?

それは次回にしたいと思います。


【次回予告】
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■妻籠宿の案内板

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