六花亭 五稜郭店の喫茶室へ [ ・北海道]
大沼、函館旅行の締めくくりは、マルセイ・バターサンドで有名な六花亭の直営店へ。
ひなたCAFEが目指しているのは、闇雲に店舗を広げることでも、売上げを作ることではなく、
僕らが理想としているのは、北海道の六花亭のような企業です。
ひなたCAFEをオープンし、悩みながら営業を続けていく中でやはりその思いが強くなって
きたこともあり、ようやく六花亭の直営店を訪問する機会ができました。
■六花亭 五稜郭店
五稜郭を見学した後、空港へ行くまでの間にお土産購入と休憩に立ち寄らせていただきました。
大きなガラスフィックスの向こうに見える豊かな緑は、函館の五稜郭です。
函館の五稜郭としたのは、長野県佐久市にある龍岡城も五稜郭だからです。
■六花亭 五稜郭 喫茶室
やはりとても人気で喫茶室は満席状態でしたから、名前を書いて呼ばれるまでの間、
店内でお土産品を買物していました。
六花亭の社長は、建築に対する造詣も深いようで社屋や工場は日経アーキテクチュアや新建築でも
度々紹介されていますが、やはり洗練された美しい作りですね!
■最初のお菓子
確か、「雪やこんこ」と言うお菓子だったと思います。
ベイクドタイプのチーズケーキをビターなココアクッキーでサンドしたものですが、
注文があってから初めてサンドされるようです。
■チーズケーキ
どれもオーソドックスなお菓子ばかりで、奇をてらったようなものは殆どありません。
また、そんな企業姿勢が好感されるのでしょうね~♪
■ホットケーキ(500円)
バターはもちろん、マルセイバター。
たっぷりのメープルシロップをかけていただきます。
マルセイバターは空港では販売していないため、自宅用にここでゲットしていきました。
■嫁さん希望のカキ氷
練乳かけなのではなく、何と、練乳を加えた氷で作ったカキ氷だそうです。
六花亭五稜郭店の営業時間は年中無休で9:30~18:30。
「喫茶室」部分は10時~17時半(ラストオーダー17時)です。
函館観光のついでに如何でしょうか?
美しい函館の夜景と路面電車体験 [ ・北海道]
函館の夜は、やはりこれを忘れてはイケマセン!
■函館の夜景
函館山の展望台から眺める夜景は、18年前以来2度目ですが正直に言って
前回よりも感動しました。
今回の夜景は、ホテルから出ているバスツアーに申し込んだため、函館山展望台に
向かう車中でバスガイドさんが詳しい説明をしてくれたことが良かったです。
前回はロープウェイで往復したためですが、楽ちんだし子供達もとても喜んでいました。
将来、娘達が大人になり、「お父さんお母さん、また一緒に函館へ旅行しない?」
なーんて言ってくれたら最高だな~(*^_^*)
大沼、函館の人気メニューひととおり [ ・北海道]
大沼サイクリング、大沼のカヌー、函館ベイエリアの風景の後は、食事とスィーツを
写真中心で一気にご紹介。
■大沼 カントリーキッチン「バルト」
カヌー終了後、イクサンダーのスタッフに、「昼食でお勧めのお店ありますか?」と
お聞きしたところ、このお店を紹介されました。
■バルト全景
デッキの下、手前には小さいながらもハーブや野菜の菜園があります。
ご覧のようにお世辞にも大きくないお店で席数は10席程度ですから、
「早めに入った方が良いですよー!」と言われたため、宿に預けてあった荷物を、
受け取るとすぐにお店に向かいました。
函館ベイエリア観光(風景、町並み編) [ ・北海道]
大沼で1泊し、北海道の自然を満喫した後は、嫁さんの親戚に会うため函館方面へ
向かいます。
3年前に亡くなった叔父は義父の実弟で、函館市役所に勤めていた際は、
山本理顕氏設計の函館未来大学の建設を担当されていたそうで、妻は建設中の
現場を見せてもらったそうです。
叔父は60歳で定年退職しましたが、心臓の持病が再発し61歳で突然他界。
しかし、義父の3番目の弟や姉、嫁さんの従姉妹が函館にいらっしゃるため、
結婚後初めてうちの娘達を会わせるために叔父夫妻の家を訪問しました。
18年前にお会いした叔父さん、結婚式の時にお会いした叔母さん夫妻、
初めてお会いする嫁さんの従姉妹夫妻。
皆さんとっても温かく迎えて下さり、北海道の色々なお話を伺うことができたと同時に、
今回の旅をより思い出深いものになったように思います。
夜はお寿司をご馳走になり、函館で長年タクシー運転手をされていた叔父が
函館の宿まで送ってくださり、少し遠回りしながら夜の函館ベイエリアの説明まで
していただきました。
そんなわけで(どんなわけだ?)、今回は函館ベイエリアの風景や町並みを中心に
ご紹介させていただこうと思います。
■金森赤レンガ倉庫群
最初にお断りしておきますが、僕は日本史、世界史にかかわらず歴史に疎いため
詳しい紹介は辞めておきますね(笑)
それでも軽くご紹介させていただきますと、江戸時代後期、長い鎖国を解いたのは
下田と函館で、ここ函館にも米国の黒船率いるペリー提督が上陸し、
とても良い港だと紹介されたことで世界的にも有名な貿易港になったそうです。
その予兆を見出した当時の実業家、渡邉熊四郎氏が倉庫を造ったのが
赤レンガ倉庫の前身だったようです(汗)
■函館赤レンガ倉庫全景
建物の記号は、屋号の金森(カネモリ)から。
「カナモリ」じゃないんですね!
奥の山は夜景を見る際に登る函館山です。
■函館港西波止場
歴史景観地区に指定されているのでしょう、電柱は地中化されてスカイラインは
スッキリしていますし、道路も自然石で舗装されています。
函館の観光シーズンは8月だそうです。
8月最終週だったこともあり、夜の函館夜景ツアーはそれなりに混雑していました。
■ご存知スターバックス
外観は函館の町並みと自然に調和していました。
夜景観光の後で立ち寄り、函館最後の夜をしみじみと味わった場所です。
■2泊お世話になった宿「ラビスタ函館ベイ」
宿の手配は完全に妻任せだったわけですが、この宿は親戚から強くお奨めされたらしく、
旅行クチコミサイトTripAdvisorで、2011年に朝食満足度で全国1位になった
そうです。
そんな、朝食満足度1位ってどんなものだと思いますか?
一言で言えば、イクラ丼食べ放題ってところでしょうね(笑)
もちろんその他の要素もあってのことですが、8月の朝食メニューを見る限りでは
そう理解しました。
とは言え、イクラ丼なんて量を食べられるものではないことが良く判りましたよ。
TripAdvisorには僕のクチコミもありますから、是非探してみてください。
TripAdvisorからメールがあり、7日間で1,807人が僕の口コミを読んでくれたそうです。
こういうお知らせがあるところは流石ですねー♪
さて、この後は現在NHK大河ドラマ「八重の桜」で、八重の新しい夫で同志社大学の
創立者、新島襄のブロンズ像を見学しに行きました。
(写真には写っていませんが、私の左側には関西のTV番組ロケが行なわれていて、 東野幸治さんが大勢の
スタッフさんに囲まれていました)
新島襄のブロンズ像と(笑)
この日の前夜、「八重の桜」でまさにこの場所が紹介されていましたね。
ここからは、元町方面へ向かった際、こんなモノを見つけました。
正方形断面のコンクリート柱ですが、何かわかりますか?
ナント!
日本最古のコンクリート電柱なんだそうですよ。
現場打ちコンクリートだそうで、1923年(大正12年)10月ですから実に90年!
実際に触ってみましたが、密実でとても良いコンクリートでした。
函館で大きな火事があったようで、それ以後、耐火建築が増え、コンクリート電柱が
造られるようになったそうです。
現在は工場生産のプレキャストコンクリートが主流ですから、初めて見ましたが、
当時のコンクリート打設技術と養生技術がいかに優れていたかが判ります。
恐らく、固まる前の生コンの品質でしたら現在の方が優れているでしょう。
これは10数年前にコンクリートの勉強をした際に教わっことでしたが衝撃的でしたね。
最後に僕が好きな、函館の代表的な景色を。
■八幡坂
函館山方面には、このような坂が何本もあって、函館を象徴する風景として
ドラマや映画、CMでも多数使われていますよね!
特にこの八幡坂は、坂の向こうに函館湾が見える景色になっていますよね?
サンフランシスコに似ていると思うのですが、開国当時、はるばる海路で渡ってきた
米国人はこの景色にサンフランシスコを思い出したのではないかと思いました。
坂の勾配がわかるよう横から撮影してみました。
結構な勾配ですが、山や坂があり、湾があることで函館らしい風景が出来ている
ことを今回の旅でしみじみ感じた次第です。
次回は、函館の夜景と美味しいものを一気にご紹介する予定です。
家族でのんびり大沼カヌーツーリング体験 [ ・北海道]
北海道駒ケ岳、大沼一周サイクリングの翌日も、大沼でのアクティビティを大いに
楽しみました。
18年前の楽しかった思い出から、「今度は子供達と共に楽しみたい」と思い、
ホテルで前日に手配をお願いしました。
朝9時5分前、ホテルまでガイドの方が車で迎えに来ていただき、車で5分程の
イクサンダー大沼カヌーハウスに到着。
出発する際は生憎の雨模様だったため、ライフジャケットを装着し、その上から合羽を
着ました。
用意が済むと桟橋に集まってカヌーに乗り込み、他のグループの方と一緒に、
基本的なパドル操作の方法などのレクチャーを受け、ガイドの指示に従って順次出発。
■出発直後の様子
先頭に嫁さん、僕は後方で推進力と舵取りをし、各クルーに指示する役。
中央に子供二人を座らせ漕いでもらいました♪
僕らはオープンタイプのカヌーは2度目ですが、身体はしっかり覚えていましたね。
川と違いのんびりとツーリングする程度なら、子供と一緒でも安全に水上散歩を
楽しむことが可能です♪
今回は3グループでの参加で、休憩を挟みながらおよそ2時間半のんびりと
カヌーツーリング。
■小沼の湖面から望む北海道駒ケ岳
サイクリングでは大沼を一周しましたが、カヌーツーリングは大沼とつながっている
小沼で行ないました。
僕ら以外に誰もいなくて、独り占めしているようでとっても気分が良かったですよ♪
■スイレンの仲間コウホネの群落
こういう何気ない植物が、本州で僕らがいつも見ているものと違うんですよね!
また、大沼や小沼とは直接つながっていませんが、隣にはジュンサイ沼と言うのがあり、
天然のジュンサイが生育しています。
■イクサンダー大沼カヌーハウスのガイドさん
出発から到着まで2名のベテランガイドさんが、安全に水上ツアーを楽しむために、
様々なサポートしてくれ、色々な質問にも気軽に答えてくれました。
「沈(チン)する人はどれ位いますか?」
「年に2~3人程度でしょう。
殆どはバランスを崩してですが、春先は雪解けのため水温が0℃に近いので
要注意ですね。」
■浮き草の一種「ヒシ」の説明
子供連れは僕ら家族だけでしたから、子供達に触らせたりと、ここでしか出来ない
自然学習もしてくれました。
と、、、半分程度書いたところで取り敢えずアップ!
ス、スミマセン。。。残りは今日中に完成させます。
北海道駒ケ岳と大沼周遊サイクリング [ ・北海道]
2013年夏の函館、大沼の家族旅行、初日は大沼国定公園の自然を満喫する
ところからスタートしました。
「北海道の大沼ってどんなところ?」
こんな疑問にまずお答えするにはこの写真が良いでしょうねー♪
■大沼公園散策ルートからの一枚
どうですか?
まるで絵葉書みたいですよね♪
でも、僕のコンパクトデジカメ(キヤノンPowerShot G-9)のプログラムAEで普通に撮影しただけ
で、露出補正も何もしていません。
きっと、空と水面の明るさが丁度合っていたから、白く飛ばずに再現されたのだと思い
ますけど、大沼周遊サイクリング中に見える景色と空はこんな感じでした!
これはもー、思わず行きたくなっちゃいますよねー♪
■JR函館本線「大沼公園駅」
函館空港からバスでJR函館駅へ行き、JR函館本線の特急スーパー北斗へ。
最も「特急」と言っても、ご覧のように電化させれていませんからディーゼル車ですけどね。
大沼での宿は駅からほど近いクロフォードイン大沼。
まずはフロントで荷物を預け、サイクリングへGo!
■大沼一周サイクリング
僕らは駅前のレンタサイクル店で借りました。
大人は1時間500円ですが、途中ランチに立ち寄りたいお店があるため、
一日乗り放題千円にしましたが、宿によっては割引券があったりしますから、
チェックインの際、フロントで相談してみると良いと思います。
大沼でランチに行きたかったお店とは・・・。
まだ、あるかなぁ。。。
おー、あったあった!
目指していたのはこのお店「ランバーハウス」
大沼牛のビフテキ♪
ビフテキって、懐かしい響きですよねー。
ステーキが食べたかったわけではないのですが、18年前のサイクリング途中で偶然
入ったところ、観光地のレストランにも関わらず思いがけず美味しかった思い出が
残っていましたから、子供を連れて来たわけです。
■大沼牛のモモステーキセット
オーダーしたのは、ステーキセットとハンバーグセット。
子供達はハンバーグセットをパンで。
ビフテキと書かれているように、昔ながらのベーシックなビーフステーキでしたよ♪
「18年ぶりに浜松から来ましたー!」
と言うと、奥様がご挨拶に出てきてとても感激してくれました(#^^#)
さて、、、腹ごしらえも終え、サイクリングは続きます。
■魅力的な湿地と木道を発見!先には大沼
ちょっと素敵でしょ?
駐輪場が用意されていて、15分ほど散策。
サイクリングロードには、こんな場所が何ヶ所か整備されていました。
一周、14kmのサイクリング中盤。
「おっ!あれはー!」
キタキツネですね~♪
いやー、初めて見ましたよ(@_@)
と翌日、カヌーハウスの方に話したところ、
「良く見かけますよ!
観光客が餌を与えるため、人前に出るんですよね~。。。」
と少し困惑気味におっしゃっていました。
キタキツネは、「エキノコックス」と言う寄生虫を媒介する宿主として有名で、感染すると
脳、骨、心臓に重篤な症状をもたらすため要注意です。
※現代では、キタキツネだけが媒介するわけではありません。
こんな感じで楽しみながら走っていたら、子供達も楽々14km完走しちゃいました!
小3の次女は初めて10kmを超える距離を走りましたが、かなり楽しかったようです。
最後にゴールとなる大沼公園内の散策路からの眺めを1枚。
■大沼から望む北海道駒ヶ岳
前方、やや右の尖った山が北海道駒ヶ岳です。
活火山で数年前に軽い噴火をしたそうですが、今では落ち着いているため、
5合目までは登ることができるとのこと。
次回は、大沼につながる小沼でのカヌー体験です。
【次回予告】カヌー終了直後の一枚
北海道2日目の午前中をカヌーで楽しく過ごしましたよ♪
函館、大沼の家族旅行(プロローグ) [ ・北海道]
早いもので長女も来年は中学生。
多感なお年頃になるのと、部活動によっては休みを一緒に取ることが難しくなると思い、
3年前に61歳で亡くなった叔父のお墓参りを兼ねて、義父の実家がある函館
へ行くことを昨年から決めていました。
子供料金が適用され、体験が記憶に残る小学高高学年の時期だったこともあり、
子供達の夏休みに合わせてこの旅行は計画されました。
■青森県の上空
雲の上ですがまだ夏の名残りが感じられますね!
■子供達は最初の飛行機体験
長女が飛行機に初めて乗ったのは、まだ2歳になる前に、妻の祖父が亡くなった際の
葬儀の時でしたから、当然のこと記憶にはありません。
地上から見る雲の上には、こういう景色が広がっていることがわかったようです。
往路は午前のフライトだったため、子供達を窓際に座らせ、僕らはそれぞれの隣で
見守ることにしました。
僕は長女の隣だったのですが、離陸時は不安だったようで、僕の手を「ギュッ」と握る
娘の掌は汗でビッショリでした(笑)
僕自身も函館に行くのは、実に18年ぶりで2度目。
18年前の函館は始めての北海道だったこともありますが、結婚前、妻の親戚にご挨拶
をすることでした。
この時、気づいたことは、子供達には1/4ですが函館の血が流れているということ。
函館出身の義父と東京世田谷出身の義母の元に生まれた妻と僕が出会ったことで
子供達の存在があるわけで、家族旅行に函館の地を選び、子供達と同じDNAを持つ
親戚と会うことに深い縁を感じました。
今回の旅行は、自然豊かで歴史のある街、北海道の函館を選んだわけですから、
「普段できない体験をさせたい!」
と思い、18年前まだ独身だった頃に訪れて楽しかった体験を家族全員ですることに
しました。
■JR函館本線「大沼公園駅」
親戚の殆どは函館市内ですが、その前に僕ららしく自然を楽しむアクティビティを。
次回は「大沼国定公園」での自然を満喫した様子を紹介したいと思います。
お楽しみに~♪