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大規模停電への備え [ ・台風、水害対策]

梅雨明け宣言が早く、太平洋側の海水温も高いため、今年の台風は大型化する
恐れがあると思い、大規模停電への備えとしてポータブルバッテリーを探して
いました。

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■ネットで注文、翌日配達
商品ラインナップが少なく、あまり知られていないメーカーですが、現状知る限り
最も要求に近い製品だったため、こちらにしてみました。


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■開梱して電源投入したところ
極めて簡素な取説を読んでみると、蓄電量30%程度で出荷しているようです。
起動は電源ボタンを長押しするだけ。

バッテリー容量は2026Whなので、100W機器を20時間動かすことができる容量
ですが、通常は全量を使い切ることは出来ないし、バッテリー寿命が縮まるため
実際は80%程度が実容量となるようです。


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■充電開始
電源コードをAC100Vに差し込むとすぐに充電が始まりました。
カタログスペック通り1100W近い入力を受け付けることが出来ているため、
充電所要時間は「72分」と表示されました。


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■充電完了
モニター表示はかなり正確な印象です。


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■手元を照らすLEDランプ搭載
防災用途のため、あると嬉しい機能ですね。
10年程前、資本業務提携していたD社の営業責任者から、

「家庭用ポータブル蓄電池に必要な機能は何でしょうか?」

と質問されたため「災害時の使用を考えるとLED照明ですね!」とお答え
しましたが、その考えは今でも変わっていません。


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■冷凍冷蔵庫への通電試験
4年前の大停電で最も困ったのが、業務用冷蔵庫の食材保存と入浴でした。
幸い、太陽光発電設備を設置した翌年だったため、日の出と共に電力を得ることが
できたので、ガス給湯器に接続してシャワーを使えましたし、スマホの充電も
できましたし、冷蔵庫も動かすことができました。

その後、使い勝手が良く、バッテリー寿命が飛躍的に伸びたポータブルバッテリー
が出てきたため、いよいよ使ってみることにしました。


政府も他国も、温暖化の加速を公式には宣言していませんが、海水温が上昇し
天文学的な熱量を海が溜め込んでいるのは、既に観測されているわけですから
溜まった熱エネルギーは水蒸気や気流、海流によって極地へ移動せざるを得ない
ので、今後も豪雨や台風の大型化は進むものと考えて備えることにします。

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密接な関係の水害と林業(後編) [ ・台風、水害対策]

前回に続き「天竜美林 森林ガイドツアー」の後編です。

水害を防ぐには河川改修だけでなく、河川上流部の森林が健全に維持されて
いる事が重要と説明しました。
しかし、全国の現実は今回紹介したような森ではなく、後継者がいないため
放置された森林の方が多いのが実情です。

この問題は、林業に限った事ではなく、農業、中小企業、個人経営の飲食店でも
起きていますし、増えていくばかりの高齢者に対し看護師や介護師が不足する
のと同質ですから、根が深くて思いつきのアイディアだけで解決できないため
非常に悩ましいところです。

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■林業家さんの住まい
標高700m程度の山間にあり、眺めは最高です。
浜松市は海から山までの距離が比較的近いため、私の自宅からここまで
車で1時間程度で来る事ができますが、それでも隣家に行くには山一つ越え
ないといけません。

当然、コンビニもカラオケもありませんし、ガソリンスタンドもいつまで営業
できるか分からない。
雪も殆ど積もらないですが、東北では灯油が無ければ生きていくことすら
ままならないわけで、平野部に比べると必然的に生活コストが高くなります。


冒頭からネガティブな表現ばかりになりましたが、今回は林業家さんによる
ガイドツアーだったため、森林での日常生活を知ることができましたので、
写真に納める事ができたところを簡単にご紹介したいと思います。


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問題1 これは何の葉っぱでしょう?

私は最初見た目から、「楠(クス)かな?」と思った通り、クスノキ科に
属します。
クスノキは樟脳の原料になる事で有名で、クスノキ科は香りが強い特徴が
あります。

葉っぱを一枚取って揉みしだき、匂いを嗅いで分かりました。


答え1 ヤブニッケイ(藪肉桂)
シナモンの原料ニッケイ(肉桂)の野生版と言えばわかると思います。
昔の人はガムの代用品として利用したそうです。



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問題2 手にしているシダの遊び方は?

ガイドで林業家の鈴木将之さんが、背面の崖に生えているシダを取りました。
どうやって遊ぶのかな~?



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回答2 シダ飛行機!
カメラマンの内山さんが投じたシダグラインダーが、優雅に舞って行きました♪
重心と翼のバランスが上手く行くと、フワフワと崖を滑空していくようで
あまりの見事さに動画でお見せできないのが残念です。



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問題3 大人のこぶし程ある土色のカエル。さて、何蛙?

答え3 ヒキガエル
この大きさのヒキガエルを見たのは初めてでした。
ガマの油のガマガエルはヒキガエルの事だそうで、身体に毒があるため捕食され
ないそうです。

江戸時代に流行した、筑波山名物「ガマの油」は塗り薬として有名ですが、実際の
薬にはガマの油は使われていないようです(笑)

日本には在来種のアズマヒキガエルと移入種のニホンヒキガエルが存在するようで、
どちらかは分かりません。


写真で紹介できるのはこの程度ですが、この夏、都内の高校生が体験学習に訪れて、
とても楽しんでいかれたそうです。
僕も問題提起するだけでなく、具体的な打開策を考え続けたいと思いました。


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密接な関係にある水害と林業(前編) [ ・台風、水害対策]

昨日は朝から、天竜川の支流である阿多古川にある天竜檜の森林ガイドツアーに参加
してきました。

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■ガイド役を務める山主の鈴木将之さん
ガイドツアーのゴール地点にある樹齢140年のシンボル檜(ひのき)の脇で説明を
されているのは、代々300年に渡ってこの地で天竜檜を生産しているそうです。

しかも、鈴木さんは山主でありながら自ら伐採管理も行う「自伐林業家」と言って
林業でも珍しい存在です。



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全国的にも放置林が問題になっていますが、写真でもお分かりいただけるように
明るくとても気持ち良い森林になっています。

鈴木さんによると、植林の際は一坪につき1本の苗を植え付けるそうで、その後は
木の成長を見ながら枝打ちや間伐を続けて、健全な森林に育てていくとこのような
美しい人工林になるわけです。


枝打ちと間引きを適切に行なって林床に十分な光が届くようになると、林床には
びっしりとシダなどの植物で覆われるようになります。

鈴木さんによると、秋までは樹が積極的に水を吸い上げるそうです。
と言うことは、森が水を欲しがる時期と雨を降らせる時期が一致していると言うこと


このような森は山自体に保水力があり、シダなどの植物が雨水を一旦蓄えるため
短時間豪雨があったとしてもすぐに水を河川に流さないため、森林そのものが
ダムの役割りをするわけです。

水害が発生すると、治水対策が重要と河川の流下能力を上げる事に意識が向きがち
ですが、それ以前に河川への流入を減らし遅らせる事をセットで考えるべきです。

一時、どこぞの知事が脱ダム宣言と言っていましたが、一時だけ狼煙をあげるだけ
ではなく、継続的に実行できる仕組みが重要でそれは国内林業そのものな訳です。


お金で生活を成り立たせている現代では、下流から上流へ利益を還元させる事を
しなくてはいけません。
14年前にこのブログを立ち上げ、ひなたCAFEを始めたのもその想いがあった事を
15年ぶりに天竜美林に森林ガイドツアーを受けて、再度思い出しました。


今回の「天竜美林ガイドツアー」イベントを主催したのは、新天竜プロジェクト
立ち上げた、天竜区出身のカメラマン内田文寿さん。
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新天竜プロジェクト 代表 内山 文寿さん
内山さんの車に同乗させてもらい現地に向かう車内で色々とお互いの事を
お話ししたところ、年齢も僕と1つ違いだったことがわかりました。

人生折り返しを過ぎ、後半をどう生きるか模索した結果なのだと思います。
僕も本業含めて、やれるだけの事をやっていきたいと改めて思いました。

後編では、山の暮らしについて少しだけ紹介しようと思います。

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災害時こそ家のお風呂に入りたい! [ ・台風、水害対策]

今回は建築設備のプロでも意外に知られていない、ガスふろ給湯器の便利機能を
紹介したいと思います。

僕は小四の頃から東海地震で脅されて育ったため、エネルギー源を電力だけにする
ことに強い拒否感があったため、自宅を建てる際の熱源はプロパンガスを選び
ました。

ところが、実際は地球温暖化により地震よりも台風や豪雨災害の方が頻度が高く、
停電リスクが軒並み上がっているように思います。


実際、昨年の台風21号では2日間停電しましたが、幸いにも太陽光による自立発電
を使って、冷蔵庫を冷やしたりスマホに充電したり、日中はシャワーを利用する
ことが出来ました。

しかし、学校に行っている娘達が夜は入浴できないため、濡れタオルで身体を拭く
しか方法がありませんでした。


新築時から使っていたガスふろ給湯器が今年6月に寿命を迎えたため、給湯器を
更新したわけですが、5年前にリンナイさんと仕事でコラボした時から密かに
決めていた事がありました。


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■停電でもお湯が使えるリンナイの「停電モード」
もちろん、断水していない、ガスが使えると言う条件はありますが、ガス種を
プロパンにしているため、断水していなければ自宅でお風呂に入れます。



長年悩んでいたのは、実使用に耐えられるか?面倒ではないか?でしたが、
台風19号の大きさと進路(静岡県にまっしぐらの予測)に「停電になる」と予測し、
メーカー推奨の「停電ユニット」を発注しました。



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■停電ユニット
届いた現物を見て、想像以上に大きく重たいのにビックリ。
いわゆるDC/ACインバーターで、自動車のシガーソケットからAC100Vを
取り出す事ができる機器ですから、ある程度頑丈な作りになるのでしょう。

実は、長年悩んでいたのはその価格。

ネット通販で調べると2~5千円であるのですが、これは2万超!
「国産だから高いのか?」と思ったものの、届いてみればリンナイ製ではなく
やはり中国製。

でも、リンナイが正規品として認めているわけですから、当然動作確認をした
モノであるため、台風被害が想定されるタイミングで購入を決意しました(笑)


よくよく調べてみると、DC/ACインバーターには交流の正弦波(サイン波)
発生させる製品の他に、疑似正弦波や矩形波のモノがあることがわかりました。
後者のモノは簡易な仕組みのため安いわけで、精密機器の場合は故障する
可能性があることがわかりました。


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Pure Sine Wave Inverter=純正弦波インバーター
なるほどー。


幸いな事に今回の台風で停電にはなりませんでしたが、本番で使えないと意味ない
ですから、練習兼ねて試してみたところ、自動車からガス給湯器まで電源ケーブルを
配線するのが大変でしたが、それさえ済めば後は至って簡単で十分に実使用に
耐える事が確認できました。


①シガーソケットに停電ユニットを差し込み電源ケーブルを接続。

②ガス給湯器の外部コンセントから自動車まで電源ケーブルを配線する。

③配線が完了したらエンジン始動(外部配線は漏電に気を付けて)

④停電ユニットの電源スイッチをON(すぐに起動しました)

⑤給湯器リモコンの「決定」ボタンを5秒以上長押しする

リモコン「停電モード」.jpg
■停電モードで起動
制御電力だけを受けて起動するため、循環ポンプは動きません。
そのため、給湯制御だけになります。

バスタブにお湯を張って入浴する事を想定し、給湯温度を42℃に設定。



お湯張「停電モード」.jpg
■浴槽にお湯を張る
これだけなら10分もあればお湯が張れます。
災害時は自動車のガソリンも貴重ですから、浴槽にお湯を貯めて入浴するのが
現実的でしょう。

洗髪するのは、浴槽のお湯を使ってもらい、次の人が入る時にまたお湯を落とす
と言う感じで使う感じになると思います。


しばらくお風呂に入らなくても死ぬことはありませんが、災害時は精神的も
弱っているはず。片付けもあるだろうし、できれば避難所には入りたくない。

そんな時こそ自宅でお風呂に入る事ができれば、精神性を健全に保つことが
できると思うわけです。
災害に見舞われても、人はそれを乗り越えて普通の生活を取り返さなくては
いけませんから、住まいがあるなら家族にはできる限り日常に近い生活を提供
したいと考えました。

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来る事が分かっている災害に備える [ ・台風、水害対策]

facebookでも伝えた通り、静岡県から関東に向けて、超大型の台風19号が
接近しています。

10/11現在、中心気圧は925hPaで小笠原諸島の父島付近にいます。

これは昭和の3大台風の一つ、伊勢湾台風並みの勢力でこれが静岡県から関東に
向かってきているわけで、停電は間違いないと踏んで準備をしています。

伊勢湾台風は僕が生まれる前ですが、子供の頃に常滑市の親戚から恐ろしかった
と言う話を聞きました。
調べると、1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸した際の中心気圧は
930hPaで、死者4,697人、行方不明者401人、負傷者38,921人の人的被害を
もたらしたそうです。

防風雨と塩害による農業被害、停電、冠水、飛来物や倒壊が予測されます。

車はどこに置くか?強風で飛ばされる恐れのあるものは屋内に入れます。


今回の台風19号は、予報によれば中心付近の最大風速は50m/s、最大風速
70m/sとのこと。

風速50m/sとは、時速180km/hと言う事になりますから、外を出歩くことすら
危険と言うレベルです。
瞬間的には70m/sとあり、時速252km/hですからまさに新幹線並み。
想像すらできませんが、台風15号被害の記憶が新しいのとTV、ラジオ、新聞
でも報じているため、多くの人が準備に動いているようです。


今朝、妻と相談し、自宅は窓ガラスが割れて雨が吹き込む事を前提とした準備を
することにしました。屋根が吹き飛ばないこと、瓦や看板などの大きな飛来物が
飛んで来ない事を願うばかりです。

静岡県内は早ければ明日の夜には停電になるかもしれません。
千葉県に大きな被害をもたらした台風15号の状況から、1週間の停電も想定
されます。

もしも無事でしたら、月曜日には状況報告できると思いますが、周辺のホーム
センターでは資材が品切れ状態です。台風の進路上に住まわれている方は他の人が
動く前の準備をお薦めします。

では、皆さんご安全に。

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【報告】水害から逃れるため個人でできること [ ・台風、水害対策]

今回の東日本豪雨により甚大な被害を被られた、茨城県常総市および宮城県大崎市の
皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。
一日も早く復旧、復興されることを願って止みません。

浜松市の水害は、堤防決壊には至らなかったものの、多くの箇所で冠水被害があり、
SNSやメールを通じて、友人知人から心配のメッセージをいただきました。

取り急ぎfacebookで状況をお知らせ致しましたが、もう少し詳しく報告したいと思います。

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■自宅前の道路(2015年9月9日 AM8:10)
浜松市内は48時間の積算雨量が300mmを超える大雨で、前面道路は6~8cm冠水
致しました。 

 

DSCF5053.jpg
■前面道路の様子
この状態を確認したのは、土地を取得した直後の2004年12月以来ですが、今回の
台風18号による大雨以外では、この10年間で1回だけあったと記憶しています。 

言ってみれば5年確率の大雨と言うことになります。

 

我が家の土地は、旧東海道(国道257号線)と掛塚舞阪線を分水嶺とした、馬込川の流域
上流部に位置しています。

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■北側の国道257号線(旧東海道)方面
正面奥の、車後部が見える道路が旧東海道、国道257号線で、手前から比べるとやや
高くなっていることがわかると思います。

 

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■南側の掛塚舞阪線方面
正面に車が走る通称「掛舞線」は、西側の旧東海道と柏原交差点で合流し、掛舞線の
南側は、国道一号線を超えると遠州灘(太平洋)になります。

掛舞線に向かってやや登り勾配であることがわかるように、旧東海道と掛舞線は古くからの
道路として利用されており、周囲より高いことがわかります。

そのため、これらを分水嶺(ぶんすいれい)として、降った雨は南北に振り分けられて
旧東海道に沿って流れる都市排水路に集まり、やがて馬込川に合流し、海に流れる
わけです。


その過程で地盤高が低く、最も水が集まる場所が現在の可美公園周辺で、大正9年に
作られた地図を見ると大きな蓮池だったことがわかります。 

そのため、当時は蓮池から馬込川につながる沢があったことから、小沢渡(こざわたり)、
新橋(にっぱし)、新津(しんづ)と言う地名が付けられたものと推察できます。 

 

2004年12月の集中豪雨で道路冠水した際、冠水エリアと古地図から得られた情報の
擦り合わせをし、設計に着手する際、地盤面の高さ設定に組み込むことが出来ました。

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■道路を基準とした計画地盤面と1階の床面
土地購入時点での地盤面は、道路とほぼ同じ高さでした。
2004年12月の集中豪雨による道路冠水は、くるぶしまでありましたから約10cm。

コンクリートブロックの基礎となっている敷地境界石の天端を、設計地盤面(GL)と設定し、
GL=道路高+300mm、1階の床高(1FL)をGL+200mmとすることで、
1FL=道路高+500mmとする設計としました。

 

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■今回初めての実測
1FL=道路高+500mmに対し、+580mmでした・・・。(あれっ?)
理由は、敷地境界石の高さを道路高+300mmと勘違いしていたからですが。 

基礎工事に着手するにあたり、基礎梁の床付け面を現地盤とし、基礎スラブと現地盤との
隙間は砕石クラッシャーランで締め固め、基礎周囲は山土で盛土をするようにしました。


外構設計では、カフェ店舗へのアプローチで段差を感じないように緩やかに擦り付けて
いますから、一般の方にはフラットにしか見えないようでした。 

 

土木設計やランドスケープの実施設計に従事した経験があれば、土地の傾斜を読んだり、
設計することは比較的慣れているはずですし、1/200~1/500スケールの図面中で
地面のアンジュレーションを操作し、水の流れをコントロールすることを常としていました
から、一般の方とは意識の向くところが異なるわけです。

建築と言うとどうしても上物に意識が集中しがちですが、今回の水害を機にこんなところも
重要だと言うことを知っていただければと思いました。 


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