【お薦め】先人達のビジョンを垣間見る『メタボリズムの未来都市展』 [■おすすめ]
先日、渋谷区公会堂で行なわれた『復興支援・住宅エコポイント制度説明会』を受講した際、
六本木ヒルズ森タワー53階の森美術館で開催中の
を観てきました。
■パンフレットの表紙より
講習会が午後だったため、都内の友人に「午前会えませんか?」とお声掛けしたところ
「森美術館で『メタボリズムの未来都市展』やっているから興味があればどうですか?」
と言うことで一緒に観覧することに。
■パンフレットの説明文【抜粋】
1960年代の日本に、未来の都市像を夢見て新しい思想を生み出した建築家たちがいた。
丹下健三に強い影響を受けた、黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦と言った建築家たちを中心に
展開されたその建築運動の名称は「メタボリズム」。
生物学用語で「新陳代謝」を意味する。
それは、環境にすばやく適応する生き物のように次々と姿を変えながら増殖していく建築や
都市のイメージでした。
東京湾を横断して伸びていく海上都市、高く延びるビル群を車が走る空中回廊でつないだ
都市など、その思想の壮大さには驚かされます。
メタボリズムが提唱されたのは、戦争で荒廃した日本が復興し、高度経済成長へと移行した
時代です。
そこには理想の都市を通じて、「よりよいコミュニティを作ろう」という思いもありました。
この展覧会は、世界で初めてメタボリズムを総括する展覧会になります。
日本が大きな転換点に直面している今だからこそ知りたい、建築や都市のヒントが
詰まっています。
■日本で生まれ世界を巻き込んだ建築運動「メタボリズム」
会場を大きく5つのゾーンに分けて、メタボリズムの発動から現代に至る流れを知ることが
できる大変貴重な展示会だと思いました。
これだけ大掛かりで1,500円は安い!(と思います)
Section1 メタボリズムの誕生
Section2 メタボリズムの時代
Section3 空間から環境へ
Section4 グローバル・メタボリズム
メタボリズム・ラウンジ
こうして「言葉」として知っているメタボリズムを俯瞰してみることができたことで、
「僕は建築物を知っていただけで、その背景とか思想をまったく理解していなかった!」
ことを知りました(恥)
現在、巨匠と言われている建築家が若い頃、日本の人口問題、農業問題、経済問題に
対し、「建築家としてどう解決するべきか?」を真剣に考えていたことがわかりました。
多いに刺激を受けたと同時に、丹下健三氏が設計した広島ピースセンターの設計図に
記載している設計表現には大いに学ぶところがあり、これを見れただけでも行ったかいが
あったというものです。
参考ながら、広島ピースセンターに丹下健三氏が込めた思いをを判りやすく解説してくれている
サイトを見つけましたので、ぜひ目を通してみて下さい。
建築関係者でなくても十分楽しめますし、確認のために広島に行きたくなるかもしれません(笑)
【ご参考】→ arch-hiroshima「広島平和記念資料館 および平和記念公園」
夏の夕暮れはデッキテラスで焼き鳥 [■おすすめ]
夏休みに家族が帰省する前夜、暑気払いを兼ねてデッキテラスに七輪を出して
焼き鳥パーティを楽しみました。
■ウッドデッキに七輪を出して
いつもは焼き肉なのですが、暑いとサッパリとした塩味が欲しくなりますよね?
と言うことで、お気に入りの焼き鳥をお取り寄せして、焼き鳥をオーダー。
■12年使い込んだ七輪で焼く焼き鳥
陽が落ちたとは言え、真夏の夕暮れに炭火の直火はやはり熱いですよー(笑)
でもでも、余分な脂を落として表面をパリパリに焼いて、アツアツをいただく焼き鳥は最高です♪
そんな我が家で焼き鳥と言えば、とり農園の焼き鳥。
冷凍で届けられますから、早めに注文し、時間に合わせて解凍をしておきます。
■子供にも大人気!生ピーマンと鳥のつくね
今回、やりたかったのは、焼いた鶏のつくねを庭で採れたばかりの生ピーマンではさんで
食べさせること。
「えー?、生のピーマンなんて・・・」と思いますよね?
意外や意外、これがフレッシュでサッパリして美味しいんですよ!
口の中の脂分を洗い流してくれるような感じです。
思った通り、嫁さんにも子供達にも大人気でしたから。
今年は特にピーマンがたくさん実ってくれましたけど、アッと言う間に無くなってしまいましたから。
是非、騙されたと思って一度試してみて下さい。
【お薦め】ちひろカフェと原爆の絵本 [■おすすめ]
今回も安曇野ちひろ美術館の紹介記事です。
■ちひろカフェ ~アウトドアテーブルにて~
美術館でゆっくりと過ごしたかったためお昼を軽く済ませたこともあり、美術館を一回りした
ところで早めのオヤツ。
少し寒かったですが、膝掛け毛布をお借りしてアウトドアテーブルで信州の景色を眺めながら
長閑なひと時を過ごしました。
読書空間『ひつじ日和』 [■おすすめ]
少しだけど一緒に仕事をした上原君が始めたお店に行ってきました。
8月25日にひっそりとオープンしたばかりなんだそうです。
ひつじ日和と言うそのお店は読書空間と言うコンセプトの本屋さん。
昼の喫茶の他、夕方からは軽くアルコールも飲めるし、本の持込みもできるのだそうだ。
本を読む時ってなぜかこういう、隅の閉じこもったような空間の方が落ち着くんですよね(笑)
本好きのオーナー、上原君自身が「あったら良いなぁ~」と思える店にしたかったんじゃないかな?
ゆっくりと本が読める空間を提供したかったのだそうだ。
「本好きに集まって欲しいんです」と上原君。
高校の読書部だと言う若いお客さんに気さくに話しかけていました。
本を数冊づつ購入してくれた女子高生2人は、「また来ますね~♪」と元気で爽やかに
挨拶して帰って行きました。
本業界は、amazonを代表とするネット書店か大型書店と言う業態が主流で、非常に
短いサイクルで本が消費されていますよね。
その中から、新旧関係なく上原君自身が良いと思った本を集め、薦めていきたいんだろう。
すべての本に彼のコメントが挟んであって、上原君のセレクト・ブックショップと言うのが
読書空間が目指す姿だと思った。
それほど、一冊の本に対する愛情がすごく感じられました。
こういう店があっても良いんじゃないか?
と直感的に思った。
職業柄、どうしても建築目線で見てしまうんだけど、そんな思いがそこかしこに感じられて、
小さいけど造り込まれた空間はとても居心地が良く、子供連れだと言うのに1時間半以上も
居座ってしまったのだった。
浜自カフェの準備中だからと言うのもあって挨拶がてら立ち寄らせていただいたのだけど、
彼のブログを拝見して、純粋に客として行ってみたくなった。
ちなみに僕は、浜自カフェのオープンを大々的に告知することは考えていません。
友人達には、「カフェがオープンしたら一度は行かないと・・・」と思って来て欲しくないから。
ん~、、、なんか上手く言えないんですけどね。
ゆるりとした本が好きな方にお奨めです。
読書空間 ひつじ日和
住所 浜松市中区松城町214-30
電話 053-453-7335
定休日 火曜日
営業時間 11時~23時
駐車場 ありません ※近所のコインパーキングをご利用下さいね
デザインの勉強 [■おすすめ]
今更ながらデザインの勉強をしています。
と言っても読書ですが。。。
建築学科におけるデザインの講義は、建築の歴史だったり、美術と言った芸術的な要素の
ものばかりで、商業デザインを学べるものではありませんでした。
しかし、実際の建築は経済活動に伴うものですから、民間建築にせよ公共建築にせよ、
「人から利用される」
「人が継続的に利用したくなる」
と言う視点が必須になり、存在が認知され、必要とされるモノでなければなりません。
僕と相方のY君は、これを「売れる建築」と呼んでいます。
(これは単に意匠のことだけを言っている訳ではありませんよ)
人が欲しがる、愛着を持って使ってくれるための売れるデザインの本質を知りたい!と
思ったのは、浜自カフェのプロデュースと商品プロデュースの仕事をする中で、
自分なりの確信を持ててきたからで、その本質を理解できればより適切に
「売れる建築」「売れる製品」の提案ができると思ったからです。
そんな疑問に答えてくれそうな本を土井英司さんの書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」で
見つけたため、即購入し年末年始休暇に読みました。
- 作者: 木全 賢
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメント 出版情報事業
- 発売日: 2007/11/30
- メディア: 単行本
経験的に感じていたことや行なってきたプロセスが正しかったことが判り自信が持てました。
独立し、現在は桑沢デザイン研究所の非常勤講師なども務めているようです。
デザイナーを使った商品開発ができない中小企業の経営者、設計者のためにデザインの
基本を説こうとこの本を著したそうで、
そのため、見開き2頁で一つのテーマを扱っているため、とても読みやすい構成となっています。
僕が参考になった点を幾つかご紹介すると、
●日本人はデザイン感度が高い。そうでなければ輸出国としての今の地位は築けない。
そのため、日本の消費者はデザインセンスが高く、デザインが悪い商品は売れない。
多くなる。特に「高級感」は素材感、質感の領分。
十分な時間を割き、アイディアスケッチとドローイングを使い分けて追い込んでいく。
デザインだけでなく、デザインを詰めるためのプロセスや作業にまで言及されています。
興味がある方は、是非にしてみては如何でしょうか?
初めての結婚記念プレゼント [■おすすめ]
結婚記念日の過去10年間、プレゼントを上げたことはありませんでした。
昨年は10周年だったのですが、心配事があったためイマイチお祝いという気持ちに
なれなかったんです。
今年の結婚記念日は気分一新とカフェ準備を兼ねて、前から嫁さんが欲しがっていた
アレをあげることにしました。
・・・と言っても、スイート・テン・ダイヤモンドとかじゃないですよ。
料理好きな方なら良くご存知でしょう。
だけど、これだけだとちょっと判りにくいですよね~
では、箱を開けてみましょう
そう、包丁です。
大きさが判らないと思いますが、これはぺティナイフ。
握ってみるとこんな感じ。
吉田金属工業の包丁ブランド、GLOBALは刃身(ブレード)と柄(ハンドル)が一体構造。
濡れた手でも滑り難くなるよう、ハンドルにはドットパターンが施されています。
このデザインが特徴のグローバル製品は、工業デザイナーの山田耕民氏によるもの。
シックリとなじみ使いやすいばかりではなく、食洗機で洗えるためクリンネスが重要視される
飲食店には最適な調理器具だと思います。
手術用メスと同じ(らしい)、バナジウム、モリブデンを含有したステンレスなのだそうで、
最初に購入した定番の牛刀包丁の切れ味は感動的でしたね。
それともう一つ。
やかん。。。
な、なぜヤカン?
特別理由はないのですけど、柳宗理デザインのこの名作やかんは前々から欲しかったアイテム。
だけどやかんってそうそう壊れるものではありませんから、買い替えるタイミングを
見計らっていたわけです。
結婚する前にひょうなことで入手したやかんを使っていたのですが、とうとう買い替える
決心をした訳で「どうせなら何かの日にしよう!」と思い、結婚記念日に購入した次第です。
これから調理器具をそろえようと考えている方には、お薦めのツールでしょう。
決して安くはありませんし、そうそう買い替えるものではないですが気に入ったものと永く
付き合いたいと言う方に向いていると思います。
考え抜かれた機能性と、洗練されたデザインは飽きのこない名品だと思います。
ある日、それは湘南からやって来た! [■おすすめ]
先週、朝仕事場でPCを立ち上げるとmixiに一通のメッセージが。。。
mixiに入るきっかけを作ってくれた、ソネブロのmacotoさんからだった。
ブログに手一杯で、mixiは殆ど手付かずだからメッセージをもらうことは極めて少ない。
「今週、あるものを送ります。楽しみにしていて下さい!」
「へっ!何だろう?」と思っていると、翌々日それは届いた。
それは、野菜として出荷できない不揃いな茅ヶ崎産の人参を美味しいお酒にしたもの
湘南工房 人参湘酎「さん」 ← 焼酎じゃないところが憎いですね
販売は、湘南工房さんのオンラインショッピングからどうぞ。
今回いただいたのは、限定コルクキャップボトルのバージョン。
ボトルとパッケージデザインにセンスが溢れています。
関係者の意気込みが伝わってくるってもんですね
本格焼酎(乙類)なのに、とってもクリアな色ですね。
実は、湘南地域と我が家はまったく関係が無い訳じゃない。
嫁さんは、小田急「江ノ島線」で藤沢の大学に通っていたし、
僕は、平塚、葉山、三浦でランドスケープデザインの仕事をしたことがあった。
しかも、この人参の収穫日は2006年11月12日らしい。
この日、うちでは大問題が勃発し、10年に及ぶながーい闘いの幕開け前夜だった。
何だか、色々な縁を感じるお酒かもね。
ところで、このお酒の名前、湘酎「さん」の由来。
「さん」には、参、産、讃、賛、、、と言う沢山の意味が含まれており、湘南が「海」だけじゃ
なく、豊かな「山」もあるんだと言うメッセージなんだそうだ。
これって、そのまま浜松にも当てはまるじゃないですか
さてさて、、、うちでは夕食時、お湯割りでいただいてみました。
クセがなく嫌味がない味だけど、ちゃんと人参の香りがするんですね。
良いかも~、ゆっくりいただきましょう
macotoさん、素敵なプレゼントありがとうございました。
大事にいただきますね。
アラジンの石油ストーブで冬支度 [■おすすめ]
浜自カフェでは計画当初は薪ストーブを設置する予定だったが、予算の関係で最初に断念。
だけど、吹き抜けのガラス面からの放射冷却で昨年は辛い思いをしたことがあったので、
今年は割り切って石油ストーブを使うことにした。
で、、、今回ゲットしたのがコレ。
カフェオーナー(妻)からの命令で買わされた・・・いや、購入させていただいた
アラジン社のブルーフレーム石油ストーブ。
なんとジャスコの生活用品売り場でニーキュッパで売っていたのを発見。
箱入りの在庫は一台限りだったので即買い。
こんな感じでカフェの店舗部分に置いてみた。
優しいアイボリー色のレトロなデザインが良い感じです
70年前から基本的なデザインは変わっていないんだって!
寒い冬に火を眺めながらココアでも飲んだら、和めるかな~
だけど、使い勝手はお世辞にも良いとは言えないです。
むしろ、面倒
着火とかメンテとかも・・・・・
着火してから、炎を調整する。
自然対流式の石油ストーブなのに火が青い。
だからブルーフレームって言う名前なんだろうな~
灯油が高くなっていてかなりビックリしたけど、火を見るとやはり安心しますよ。
エアコンと併用すればそんなにガンガン焚かなくても済むだろうしね。
まだそれ程寒くないけど、試しに使ってみたら、
吹き抜けを通してほんのりと、2階まで暖気が上がってくる。
うん、良いかも~
これで、今年の冬は楽しい冬になると良いな~
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田舎暮らしがしたくて、浜松へUターンしてきた僕にとって、
羨ましさ120%のブログです。
本物の田舎暮らしを、ほのぼのとした可愛らしいイラストと、豊かな自然の写真で
ほぼ毎日伝えてくれます。
日記の更新も無理がなく、「できるだけ更新する!」と言う良い意味のゆるさと、
(本当は大変でしょうけど・・・)
都会育ちのAKIさん(管理人)を、暖かな目で見守る家族が微笑ましくも素晴らしい。
地道だけど、命を扱う農業の様子を、素人の新鮮な目で捉えることで、農業の素晴らしさ、
尊さが伝わってきます。
いつか、本になるかもよ?
イラストだけでも楽しめますよ!
↓↓↓
【ブログ】農家の嫁の事件簿
僕も、そのうちイラストに挑戦したいと思います(予告?)