「戦略」とは何をしないかを決めること [■仕事のこと]
今日、僕の人生にとって大きな決断をしました。
その判断のよりどころとなったのが、
「戦略とは何をしないかを決めること」
と言うもの。
戦略の定義は、目標達成のシナリオと資源の適正配分であり、
1.すべての人や組織には、達成すべき目標がある。
2.目標を達成するための資源(=人、モノ、金、情報)は常に不足している。
それゆえ、目標達成に最も近いことに資源を集中させ、それ以外のことは
やらないことを決めなくてはならない。
何でもかんでもやろうとするから、中途半端で失敗するわけですから、
持っている時間、予算は必要なことだけに集中投下することで、成果が
生まれる(はず)と言うわけです。
ひなたCAFEはカフェ(喫茶店)として創業したわけですが、カフェ経営を辞める
ことですべてのリソースを手作りジャム工房に集中させたことで次のステージに
上がれたと思います。
浜松の建築系クリエイターが集まる花見会 [■仕事のこと]
毎年誘われていたものの、他のイベントや仕事と重なっていて参加出来なかった
浜松の建築系クリエイターが集まる花見に初参加しました。
■2016お花見 in 浜松城公園
浜名湖畔で開催していた「えんの市」を手伝った後、お花見会場の浜松城公園へ。
会の招待はいつもfacebookからで、 場所位置が良くわかっていなかったのですが、
アップされていた写真と浜松城公園セントラルパーク構想を白紙撤回する活動をした際に
「ここは花見に良いよね!」と話したことを思い出して無事合流。
■7分咲きのソメイヨシノ
浜松城公園でのお花見は10数年ぶり。
晴れたり曇ったりの不安定なお天気でしたが、14時スタートで17時の撤収までは
雨にも降られず、まずまずのお花見日和でした。
17時で浜松城公園でのお花見会は終了し、二次会は浜松城公園前にある
長谷守保建築計画代表の長谷邸に移動。
■いつもの丸テーブルを囲む
このテーブルは私の隣にいる、ひかべ家具製作所の日下部さんが長谷さんの設計で
制作した直径1,600mmの丸テーブル。
9人で囲んで話が盛り上がっているのですが、簡単に紹介させていただくと、正面左側の
男性は、住宅の建築設計者であるえん建築舎代表の長谷川淳さん。
その左側の女性は、長谷川淳さんの奥様ですが、300社のクライアントを持つWeb
デザイン会社の女性デザイナー。
正面右の男性は、 庭・外構プランニングマスターで造園会社ナインスケッチ代表の
田中俊光さん。
右手の青いシャツの男性は、管工事会社(株)北伸の馬場社長。
その他、写真には入っていませんが、NHK朝ドラで放映中の「ととねえちゃん」で話題の
遠州綿紬を手掛けているぬくもり工房さんのブランディングを手掛け、遠江之国周辺地域
の魅力を発信する遠江.jpの編集長でもあり、ひなたCAFEのジャムラベルを
デザインした(株)55634代表の外山さんなど。
皆、高い志と強い信念を持って本質を追及する仕事をされている方ばかりですから、
話をしていても楽しい。
父親の葬儀から一週間ですが、楽しく前向きな気持ちになれました。
削ぎ落とすデザイン [■仕事のこと]
前々からテーマにあがっていたプロジェクトがアクティブになってきています。
大きく分類すると5月末に加わった中国でのマーケティングに関する案件、
日本国内でのマーケティングに関する案件、ひなたカフェに関する案件、ランドスケープデザイン
に関する案件、その他個人的な相談事が幾つか。
それらのプロジェクトにおける僕の立ち位置は、クリエィティブディレクター的なもので、
有形無形に関わらずデザインの方向性を示したり調整したりするものです。
個人的なご相談はかなり重いものだったりしますが、客観的にみたら結論は明確ですから、
思ったままに意見を言わせていただいたところ、重い決断をし行動に移しているようで
嬉しい反面すごく責任を感じています。
そんなデザイン作業には有形物と無形物があり、
有形物のデザインは誰が見てもわかるものですから、評価は下しやすいし議論も
はかどるのですが、難しいのは無形物のデザイン。
どういうものかと言うとサービスのあり方だったり、情報の出し方、ビジネスの形態だったり。
それも、最終的には何かしらの形にまとめるわけですが、それまでの過程は
コンセプト(概念)的なものになりますから、ビジョンが共有できない人との会話はなかなか
噛み合いません・・・。
僕のデザイン方針は削ぎ落とすデザインですから、要らないモノ、不要な情報は
バッサバッサと切り落としていきます。
しかし、加えることが価値だと考えている人の場合、僕のやり方は意味不明なわけですね(笑)
話は変わりますが、僕がよく利用するアウトドアブランドにパタゴニアと言うメーカーが
あります。
この会社のデザイン哲学は「取り除くものがなくなった時がデザインの完成」だそうです。
そんな企業姿勢が好きで、最終的に選んだのがパタゴニアの製品と言うことが多いです。
そんな中、ひなたCAFEも進化させていかなければいけないわけで、今、5つくらいの
企画を進めています。
どれもお客様の価値となると信じて、削ぎ落とすデザインでまい進中です♪