米国ビバリーヒルズのランドスケープ [■海外のこと]
ロスアンゼルス(L.A.)でのステイ先は、チャイニーズシアターまで歩いている場所にある
ホリディ・イン・ハリウッドでしたが、GoogleMapとストリートビューで調べてみたところ、
当時のホテルは取り壊して移転したのかもうありませんでした・・・。
L.A.では確か3~4泊したと思いますが、400km近く車を走らせて砂漠の真ん中にある
アウトレットモールへ行ったり、磯崎新によるロスアンゼルス現代美術館(MOCA)の他、
当時は野茂英雄投手がドジャースでトルネード旋風を巻き起こしていましたから、
ドジャースタジアムを訪れたりしました。
街中は走り慣れている同僚のKが運転し、僕はもっぱらナビゲーション役。
ナビ役と言っても、ハーツレンタカーでもらった道路名だけが書かれた道路標示だけの
大雑把な地図だけですが、慣れるとその地図だけで目的地に行けるのが他民族国家である
アメリカと言う国なんだと思いました。
しかし、、、慣れるまでは時々、間違った道を案内してしまうことがありました(笑)
ホテルから、ロスアンゼルス現代美術館に向かう途中だったと思いますが、
サンタモニカBlvd.(ブルーバード=大通り)を東へ向かう途中、偶然にもエディー・マーフィー
主演の映画「ビバリーヒルズ・コップ」で見た、あの高級住宅街“ビバリーヒルズ”に迷い込み、
ランドスケープデザインの参考に撮影していた際、同僚に撮ってもらった写真がコレです。
椰子(ヤシ)の木の街路樹!
交差点の椰子の木の根元にいるのが僕です。
身長178cmの僕と比較すると大きさがわかると思いますがどうです?
如何にもアメリカ~ンな景観ですよね!
こんな感じでヨセミテ国立公園もすべてのスケールが大きく、
「これは絶対、日本では体験できない景色だ!」
と心底関心したものです。
それと「さすが、モータリゼーション先進国!」と実感したのは、
ビバリーヒルズはご覧のように殆ど車通りがない場所ですが、交差点で景色を眺めていた際、
たまたま通りかかった車が突然停車し、ドライバーが指を動かして
「先に横断しなさい!」
とジェスチャーをするのですよ~!
歩行者優先とは聞いていましたがこれにはとても驚き、せっかくなので横断する必要もない
道路を横断させていただきました(笑)
さて、如何でしたか?
好評であれば、また写真を引張りだしていつか公開したいと思います。
1995年、始めてのサンフランシスコにて [■海外のこと]
浜松城公園セントラルパーク構想の資料を探して、未整理の写真を引張り出したところ、
紙焼きしたままの写真が出てきました。
懐くかしくてしばらく眺めていたのですが、
「たまには、こういうネタもありかもね?」
と思いましたので、今日と明日は米国のランドスケープ(景観)について、書いてみたいと
思います。
もし好評でしたら、時々記事にするかも~(笑)
■HOTEL UNION SQUAREの駐車場から
撮影機材は、デジカメではなく銀塩フィルムカメラのCONTAX T-2。
コダック・ゴールドフィルムで撮影し、紙焼きしたものを家庭用プリンタでスキャンしたものです。
生まれてはじめての海外は1993年9月に社員旅行で行った返還前の香港でした。
この時は、結婚前の嫁さんも一緒でしたね~(笑)
翌1994年8月には、オーストラリアのパース、ブリスベン、ゴールドコーストに行きましたが、
この2回は旅行会社によるツアーで至れり尽くせりの旅。
海外旅行3回目は1995年10月のアメリカ西海岸でしたが、コンセプトは、
サンフランシスコ、ヨセミテ国立公園、ロスアンジェルスをレンタカーで回る格安旅行。
新宿のHIS本社でエアー(航空機)とホテルだけを予約し、すべての行程は自分で計画し、
レンタカーで目的地を回る旅としました。
1995年は1ドルが初めて90円台に突入した年で、成田からの国際線往復と、LA~SF間の
国内線、7泊分のホテル、レンタカー代で1人11万円弱でした(安っ!)
初めて降り立った米国の都市はサンフランシスコでした。
ゴールデンゲートブリッジ(金門橋)とフィッシャーマンズワーフに出掛けるために、
最初に泊まったホテル・ユニオンスクェアの駐車場を出る際に撮影したのが上の写真です。
ホテルにチェックインしたのは夜でしたから、朝食後、車に乗るため外に出た際に、
初めて肌で感じたアメリカの景色です。
いかにもアメリカらしい景観だと思い撮影したものですが、至れり尽くせりではない初めての
海外旅行で、しかも銃が普通に売られているアメリカでの初めての朝でしたから、
非常に感慨深いものがありました。
次回は、7泊9日の旅行後半、ロスアンジェルスに渡り、ホテルのあるチャイニーズシアターから
MOCA(ロスアンジェルス現代美術館)に向かう途中で、
道に迷って偶然入ったビバリーヒルズの町並みをご覧いただきます。
帰国後、現像した写真を見て僕自身とても驚いた面白いランドスケープですよ~♪
上海に行ってきた2012(その3) [■海外のこと]
ビジネス目的での上海訪問でしたが、最終日は17時20分のフライト予定でしたから、
少し足を伸ばして上海近郊の水郷を観光することにしました。
訪れたのは上海中心部から60~70km西の中国で最も有名な水郷の観光地。
交通手段はタクシーをチャーターしたのですが、片道約1時間半の距離。
往路の高速道路を走行している時、車がフラフラしたので「ドキッ!」としたのですが、
居眠り運転だったそうです・・・。
「最近、忙しかった!」と言い訳していましたが、関越自動車道でのバス事故が脳裏を
よぎりました(ふぅ~)
帰りは皆で監視して、寝させないように見張っていましたよ(汗)。
■観光用ゴンドラからの眺め
上海の空はいつも曇ったような埃っぽいような色合いですが、雨期に差し掛かる
この時期は蒸し暑く、すでに30℃を越えていましたが、水上は風も抜けて
とても気持ちよかったです。
上海に行ってきた2012(その2) [■海外のこと]
上海訪問記その2の今回は、上海でハマッたことをご紹介します。
それはズバリ、按摩!
日本で言うマッサージのことです。
殆ど毎日のように通った按摩屋さんで足裏の角質取り
ホテルから5分ほど歩いた裏路地にはいくつもマッサージ屋さんがありますが、
このお店は連日、地元のお客さんで賑わっていました。
僕が滞在したホテルのエリアは、殆ど日本人や外国人が利用しないそうです。
(夜も普通に出歩けるし、危ないと言うわけではなさそうです)
そのため、観光客相手の高額なマッサージではなく、本当に庶民的な店構えで
日本語はおろか英語さえ通じませんが、「痛い!」と「気持ち良い♪」の間の絶妙な
強さとタイミングでマッサージする技術にすっかり虜になってしまったわけです。
では、サービスや料金システムについてご紹介しましょう。
上海に行ってきた2012(その1) [■海外のこと]
6/5(火)~6/9(土)の5日間、今年も中国の上海に行って参りました。
今回の上海訪問は、上海万博跡地の展示会場で開催された展示会へ視察の予定でした。
でしたというのは、「視察」だけで終わらなかったためです(*^_^*)
■上海万博の中国館
完成した当時、この建物は日本の某展示会場にソックリと話題になりましたね(ーー;)
で、展示会はこの近くにあるこちら。
■上海世博展覧館
通称、エキスポセンター(Expo Center)ですが、タクシードライバーに言っても良くわかって
いなかったようで、上の中国館の前で下ろされてしまい迷いながら到着。
展示会当日朝8時15分頃の様子
会場は9時からですが、関係者が入場できるのが8時半からだったようでこの行列。
中国の展示会を観るのは今回が2度目ですが、入場口には数人の警備員が立っていて
入場パスを持っているかどうか厳しくチェックされます。
しかも、入場した後も空港のようなセキュリティチェックがあり、
警備員に毎回、必ず調べられます。
今回は水処理技術に関する展示会で、上水処理技術と廃水処理技術の国際展示会
だったようです。
(実は詳しいことを知らなかったのです・・・)
■以下、展示会の様子
これは上水処理技術の企業の展示のようで、どうやら、左奥が従来の水処理技術で作った
処理プラントで、この企業が作ると手前のようにコンパクトなプラントで済むということ
のようです。
(説明を聞いたわけではなく、展示模型からの推察ですけどね・・・)
こちらは米国のダウケミカルによる展示
欧米企業はブランディングを考え、展示ブースがとても洗練されていましたね。
日本企業も何社か出店されていました。
こちらは三菱レイヨン上海から。
中国へ海外企業が進出する場合は、必ず中国国内の企業との合弁会社にしなくては
いけないそうです。
つまり、100%出資の外資系企業はないということですね。
超大きなパイプのバルブですねー\(◎o◎)/
こういう水処理技術の展示会は初めて見るのですが、日本だとこのサイズの実物を
展示することってあまりないんじゃないかなー?
こんな感じで水処理技術に関する大きなモノから小さなモノまで様々なモノが展示されて
いたわけですが、ここに今回初めて出展した日本企業のカタログ・ディレクションを担当
させていただきました。
結果から言うと、カタログは飛ぶように出て行き、受け取ったお客さんが食い入るように
見てくれて嬉しかったですよ(*^_^*)
仕事は本来ここまでのはずだったのですが、予想外だったのは国際展示会だったこと。
来場客は中国人だけでなく、超金持ちそうなインド人の他、イタリア、米国、パキスタン、イラン、
エジプト、ドイツ、韓国、英国などからも多数来場していたため、英語がわからない中国人
スタッフが僕に応援を求めるのですよ(@_@;)
仕方ないので、これまでの海外旅行での経験を頼りに、カタコトの英語を駆使し、
何とか説明をし終えると、
「ムラマツさーん!英語のお客さ~ん!」
と声がかかり、できる範囲で説明をさせていただきましたよ(笑)
僕の文法も何もあったものじゃない下手くそ英語の説明で何とか理解してくれ、最後には
「サンキュー!」
と言いながら握手を求められると、これはこれで嬉しいもの。
まさか、英会話を仕事に使う日がくるとは、これまで考えたこともありませんでしたし、
日本と違い「中国は他の国と地続きなんだ!」ということをあらためて感じましたね。
今年も上海に来ています♪ [■海外のこと]
昨年に引き続き、今年も上海に呼ばれました。
自ら希望したわけではありませんが、本当にありがたいことです<(_ _)>
昨年の上海訪問における僕の役割は市場調査でした。
世界中が注目する中国市場を各国がどう見て、どんなマーケティングをしているかを
肌で感じ、中国での市場開拓を目論む日本企業をデザイン面でサポートするのが
僕の役割りです。
・・・
と言うと格好良いかもしれませんが、具体的には日本国内で販売している製品の
パッケージデザインとカタログデザインを担当したため、その反応を見て、次の改訂版に
反映するのが今回の目的だったはず・・・。
■上海中心部の夜
中国スタッフとの打上げを終え、ホテルへ戻るために総経理がタクシーを捕まえようと
しているところ。
昨年は健康上のトラブルで、気分的に落ち込んでいたのですが、今年は元気元気\(^o^)/
明日のフライトで帰国しましたら、また上海の様子を記事にしたいと思います。
追)この記事はホテル内で書いているのですが、セキュリティの関係か何なのか
わかりませんが、ブログにログインできても、なぜか「nice!」は押せないし、
中国ではfacebookもサポートされていません。
そのようなわけで週末、まとめてチェックさせていただきますね(^.^)/~
明日、帰国します♪ [■海外のこと]
今週は所用があり中国・上海に来ています。
この記事は滞在しているホテルの部屋で書いています。
■上海の夜 タクシー車内から撮影しました
今回は5年ぶり2度目の訪中。2度目の上海です。
5年も経つと上海の様子は街も人もかなり印象が変わっていました。
もちろん良い意味で。
あらためて、もの凄いパワーを感じます。
今回はちょっとしたトラブルでテンションが低いスタートでしたが、お陰でこれまでにない
良い体験をすることができ、たくさんのインプットを得ることが出来ましたので、近いうちに
記事にまとめようと思っています。
■展示会にて
今回は中国人スタッフと一緒に活動することが多かったため、色々なことを教えてもらい、
エネルギーをたくさん分けてもらいました。
出発集団(チューファーグループ)の孫鋭CEOに会いたかったのですが、残念ながら
お目にかかれませんでした(笑)
※島耕作シリーズをお読みの方しかわからないネタです。すみません<(_ _)>
さて、、、今週末も何かと慌ただしいですが頑張ります♪
美味的上海旅遊日記(最終回) [■海外のこと]
上海出張レポートは今回で最終回となります。
ご存知ではない方のために、中国の経済発展について少々お話したいと思います。
と言っても、中国経済専門家ではないので一部は推測が含まれています。
都市化したとは言え、旧市街にはまだこういう町並みが残っています。
懐かしさを感じますね♪
上海の街を一言で言うと、こんな感じです。
美味的上海旅遊日記(其乃六) [■海外のこと]
超久しぶりの上海出張ネタです。
第六回と第七回(最終回)は、最近の上海事情についてです。
今回は、発展を続ける中国についてのレポートです。
この写真は、上海市政府(上海市は中国政府直轄の市で、一つの国のようなもの)による
2020年の上海市を模型にしたもので、世界最大のスケールとか?
中央の青い川は、長江(揚子江)の支流で、黄浦江と言います。
都市計画が、凄いですよね~
何しろ、現在着工中の地下鉄駅の数が100箇所なんですって!
上海市内だけでですよ。
石油も鉄も高くなるわけですよ・・・
さて、、、今回ご紹介するのは、この黄浦江を挟んだ両岸の観光スポットです。
まずは金茂大厦(ジンマオタワー)と言う、世界第四位の高さを誇るビル。
高さは、420.5m。
世界第一位は、台北の101台北大厦で509mなんだって!
設計は、シカゴのシアーズタワーを手掛けたSOMと言う組織事務所。
(でっかい設計事務所って意味)
53~87階はホテル・グランドハイアット上海が入っています。
僕とWさんは、50元(約760円)を支払い、88階(330m)の展望台へ!
上海の大気はいつもこんな感じで曇っています。。。
中央右に見える塔が、世界第三位の高さの東方明珠塔(ドンファンミンジューター)。
高さ468mのテレビ塔です。
展望台をぐるりと回っていると・・・
東京まで1700km。
日本が恋しくなりましたよ。。。(オカーチャーン)
続いて対岸から。
デートスポットであり観光スポット、濱江大道(ビンジャンダーダオ)から見た黄浦江。
これで、揚子江の支流なんだから。。。でか過ぎて、嫌になります。
水の色も、模型のような綺麗なブルーじゃありません。
こんな感じで観光客がいっぱいでした。
アテンドしてくれたWさんが上海市内観光をしてくれたので、一通り名所を
見ることができました。Wさん謝謝(シェシェ)!
海外で仕事をするには、その国の事情を知らないとね!
と言いつつ、、、海外で仕事をする際にもっと大事なことを心掛けないといけません。
日本人はそれに気が付かないで、失敗することが多いそうです。
皆さんは、一体何だと思いますか?答えは次回・・・(おいっ!)
前回の告知で、お土産をご紹介する予定でしたが、進行の関係で次回となります。
美味的上海旅遊日記(其乃五) [■海外のこと]
上海美味しいモノシリーズは、今回が最終話です。
僕ら庶民が、中華の高級食材としてまず思い浮かべるのは、
フカヒレ、アワビ、ツバメの巣、北京ダック・・・そして、この上海蟹じゃないだろうか?