まだ残っています!上棟式のお餅投げ♪ [ ・友人の家]
2007年より毎年、30人弱の新社会人向けに「建築の基礎講座」を担当しています。
その中で「上棟式のお餅投げ」の説明をするわけですが、体験したことがあるかどうかを
聞くと、体験したことがある人は多い年でも1/5で、少ない年だと1/10程度と言う状況。
お施主さんにとって、「家を建てること」がいかに大変なことかを教えると共に、
それだけに家が実寸で組み上がる「上棟」が、お施主さんにとっても建築屋さんにとって
大きなハレの場面であることも教えています。
写真だけでなく動画も使ってできるだけ臨場感あるように伝えてはいますが、体験して
いない人には今ひとつピンと来ないもの。
家を新築する友人がいて、上棟日が日曜日でお餅投げもされると聞いたため、
「上棟式のお餅投げを体験できるよ~♪」
と声をかけて、体験をさせることができました。
■施工中の現場
浜松市北区の三方原地区でご覧のように農地が広がる長閑な土地。
現地到着は午後4時だったこともあり、現場はまさに追い込みの真っ最中(笑)
これは投げ餅やお菓子をクレーンで揚重しているところ。
■祝い酒
私は、最近とてもお奨めの地元「花の舞」の純米酒で作った梅酒を用意しました。
ロックでいただくととっても美味しい梅酒なんです。
さて、そうこうして待っているとワラワラと人が集まってきます(笑)
手にはもちろんレジ袋♪
さあ、始まるよ~!
既に臨戦態勢ですね!
お餅は立って取るものではありません(笑)
この時ばかりは、お年寄りも信じられないスピードで動き、落ちたお餅を
かき集めていきます。
お餅を投げている時の雰囲気は言葉にはできませんね。
終わった後で、「どうだった?」と聞くと、
「まったく想像できませんでした!」
「でも面白かったです♪」
と言う感想。
まずは体験することが重要なんですね。
拾ったお餅を食べる時は、焼いてはいけないことなど基本的なマナーも知って
もらえましたし、きっと良い勉強になったと思います。
住まい作りのセカンドオピニオン(土地探し) [ ・友人の家]
住まい作りのセカンドオピニオンを依頼されたHさんから、土地選びの
ご相談がありました。
・・・と言っても、僕は土地の正しい選択方法を知っている訳ではありません。
浜自カフェの土地選定にしても、土地の持つ雰囲気とカフェとしての立地であり、
最終的には予算で決めましたから
では、そんな僕に土地のどんなアドバイスができるのか?
実は、こんなものがあります。
住まい作りのセカンドオピニオン [ ・友人の家]
このブログを愛読してくれていると言う、Hさんから一通のメールをいただきました。
(この記事は、Hさんご夫妻のご了解をいただいて掲載しております)
遠州(静岡県西部)地域にお住まいのHさんは、30歳後半の男性で、奥さん、
幼稚園の長男の3人家族で、賃貸マンションにお住まいです。
そんなHさんご夫婦は、長男の就学を控え一戸建てを建てることを計画されています。
かと言って、土地を所有されているわけではなく、土地取得から始めなくてはならないし、
さらに、どんな家が欲しいのか、誰に頼んだら良いのか全くわからないとのこと。
Hさんご夫妻も、最初は住宅展示場のモデルハウス巡りから始まり、
住宅雑誌を片っ端から読み、
インターネットで調べていたところ、僕のブログを見つけたそうだ。
「ふん!カフェか?」
と最初はあまり気に留めずに、適当に目を通していた程度だったのが、
家作りのコンセプトや工夫に興味を持っていただき、O川さんの家の記事を読んで、
メールでの相談をしてくれた。(ありがたいことです)
Hさんは、殆どの人がご存知の企業にお勤めで、職業柄、モノ作りに携わっている。
そのため、組織でモノ作りをすることの複雑さを始め、
コンセプトに基づいた一貫したプロセスが重要であることをよく
ご存知であった。
Hさんからのご相談は、
「住まい作りのセカンドオピニオンをお願いできないか?」
と言うもの。
「最終的には、ハウスメーカーになるかもしれないし、
浜自カフェにプロデュースを依頼するかもしれない。。。
或いは、地元工務店に依頼するかもしれないが、時々の判断に必要な客観的な材料の
提供と助言をして欲しい」
とのこと。
僕の返事は、「喜んで協力致します」
もちろん、浜自カフェでプロデュースさせていただくのが一番嬉しいのですけど、
お施主さんの価値観によっては、
僕じゃない方が良い場合も沢山ありますからね。
常々思っていることですけど、
自分のライフスタイルや消費スタイルにピッタリ合うパートナーを選び、納得して
進めることで、
結果、満足のいく家作りができるのだと思います。
マイホームでやりたいこと、実現したいことを上手く伝えることができず、
意図と違った家に住むよりも、
それぞれの建築手段のメリット、デメリットを知り、その上でご自分で選択されたなら、
住宅建築難民は減るのではないだろうか?
さてさて、Hさんご夫妻の家はどんな家になるのでしょうか?