ひなたカフェを作った、ゆめ工房さんのブログ [■自邸の工務店]
ひなたCAFEを施工してくれた、浜松市北区細江町の小さな工務店、ゆめ工房さんが
5月3日にhamazoでブログを立ち上げました。
その名も、、、
天竜杉による家作りが得意な工務店のディープなネタ帖
~天竜材を知り尽くした工務店の監督が、現場のディープでコアな情報をお伝えします~
と思い、2009年元旦の目標の一つに、ゆめ工房さんのブログを作ることを勝手に決意
していました。
ひなたカフェの運営と公園設計業務がひと段落したゴールデンウィーク直前に、
ゆめ工房の迷監督、田中さんに電話し、「HP作らない?当面はブログで!」と持ち掛け、
勝手にプロデュースしたものです(笑)
何故わざわざそんな提案をしたかと言うと、
だって、これ読んでくれたらイチイチ僕が説明する手間が省けるし、
何より、監督や職人さんが考えていることを僕も知りたかったから(笑)
なので、、、僕自身が読みたいと思えるブログコンセプトにしました。
専門用語が普通に出てくるため、多少判りにくい点はありますが、田中さんらしい優しい語り口だし
頻繁に更新してくれるため、思っていた以上に良い感じです。
しばらくコンテンツを書き溜めたもらったところで、初回の修正をしてもらうつもり。
昨年12月、個人的に受講したある経営セミナーで、「文章を書けない経営者は致命的」
と解説していましたが、「言われてみれば、確かにそうだ!」と思いました。
ヒントはこの記事の中に書きましたし、僕が考えたことではありませんから詳しくは言えませんが、
小さくても経営を志す方は知っておいて損はないと思います。
住宅の値段 [■自邸の工務店]
カフェの開業準備にあたり、ちょっと面白い話を聞いたので一つご紹介。
住宅の値段と題しましたが、モノの値段と読み替えていただければと思います。
静岡県には家具メーカーが多いためか、探せば木工所が多数あります。
浜自カフェのテーブル製作をお願いしている小さな木工会社との打合せの時のこと。
「都内の億ション向けに建材と造作家具を製作することになり、一部納入が始まりました♪」
「へ~、面白いね!販売価格数億の高級マンションに使われている家具が、
静岡のこんな片田舎で作られているんだもんね?」
「もっとも億ションだけあって、建具の額縁なんてすっごい立派ですよ~!
何だったら、浜自カフェ用に作りますか?(笑)」
「いや、、、結構!(笑)」
ちなみに、こういう小さな木工所がデベロッパーに直接納入する訳ではなく、
1)木工所 → 2)商社 →3)ゼネコン → 4)デベロッパー → 5)マンション購入者
と言う流れになっています。
一方、浜自カフェの場合は、
1)木工所 → 2)浜自カフェ ・・・(笑)
ちなみに上記のマンションは超高層の眺望をウリにしたタワーマンションではなく、
山の手エリアのレジデンスと言う低層タイプで、立地や設備のグレード、質感が魅力の
富裕層向けのマンションです。
何が言いたいかというと、モノの値段は表示金額だけではわからないと言うこと。
購入者が期待するクォリティを担保するための管理にコストが掛かっているわけです。
それと、価格と品質は必ずしも一致わけではありません。
むしろ、無駄なく丁寧に作る家具工場の方が納期が早く、安かったりするんです。
うちのダイニングテーブルは渋谷のビームスでオーダーしたものですが、
そこの職人さんも同じことを言っていましたね。
価格や知名度で判断するのではなく、「本質を見る目を持ちたい」と思っています。
お餅つき大会のエピソード [■自邸の工務店]
今回で2007年最後の更新となります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
昨日30日は毎年恒例行事となっている、Y工房さん主催のお餅つき大会に参加させて
いただきました。
今年で4回目の参加となりますが、思えば3年半前、O川邸の設計をしている最中に偶然
知り合ったのが浜松市細江町のY工房さん。
誰かの紹介ではなく、たまたま現場の前を通り掛かった際に現場を覗かせていただいたのが
最初のきっかけでした。
今回は秘蔵エピソードをまじえ、お餅つきの様子をお伝えします。
少々長くなりますので、お時間が許す時にでもお読みいただければと思います。
年に一回の餅つき大会 [■自邸の工務店]
今年も年末の恒例行事、餅つき大会に行ってきました。
この記事のカテゴリーは「工務店選び」としました。
と言うのも、2年前に何気なく呼ばれたこの餅つき大会が、O川さんの家作りをする際の、
決定的な出来事となったからです。