どんなモノでも新商品開発は難しい・・・ [ ・メニュー開発]
年末にひいた風邪が痕を引き、未だに咳が止まりません(@_@)
土曜日は終日、仕事でしたが、昨日と今日は新作のジャム作りに取り掛かりました。
■新しい柑橘
昨年注文してあった新しい柑橘です。
イメージしているマーマレードを作るために探し回ってようやく見つけた無農薬栽培の
もので、今年の元日に届いたばかりですが、普段目にすることが少ない種類のため、
レシピ開発のための試作をしました。
作業性は比較的良く、工程は滞りなく進みました。
■第1回試作版
色と外観はほぼイメージ通りでした(#^^#)
柑橘類のジャム、すなわちマーマレードのレシピは、まず僕が作ることが多いです。
ですが、商品化する場合は、量産しても品質が安定していることが重要ですから、
妻が担っています。
僕の場合、一品物を作るのは比較的好きだし得意なのですが、同じ作業をやり続ける
のは妻の方が向いているためですが、そもそもマーマレードは僕自身が好きだから。
■バタートーストでテイスティング
今回のマーマレードは、 柑橘の深い苦味をしっかり残し、果実の爽やかな香りが
活きた、本場英国に近い大人のためのマーマレードを目指しているため、
薄切り食パンをしっかり焼き込んで、バターを塗り、たっぷりのマーマレードを付けて
試食してみました。
私「ん?・・・。」
妻「・・・」
私「どう思う?」
妻「もっと甘くても良いよね?」
私「だよね!これでも美味しいけど、甘さが足りないよね?」
試作とは言え、これまでの経験から一発で商品化まで持っていける自信が
ありましたから、少量での試作ではなく一鍋分目いっぱい作ってしまっただけに
かなりガッカリでした・・・(+_+)
やはり新しい材料は気が抜けませんね。
試作2回目の今日の分は、果たして美味く仕上がったでしょうか?
都田町の柑橘農家を訪ねて [ ・メニュー開発]
土曜日は朝から嫁さんと浜松市北区の都田町へ一時間弱のドライブ♪
都田町を目的地とするのは何十年ぶりでしょうか?
青い空と山が美しいこんなところ~♪
昨年秋から県外産レモンでマーマレードを色々と作って販売していましたが、
遠州産で無農薬か減農薬レモンを入手できないかと探していたところ、
都田町で「みやこだ自然学校」を開校されている加藤さんが、農家さんを紹介
して下さったため、早速訪問して色々とお話を伺ってきました。
■柑橘類専門農家の渥美さん
「良い方ですよー♪」とご紹介されましたが、この笑顔だけで十分に
わかりますよね!
ナント、柑橘類専門の農業法人だそうで、温州みかん中心に8ヘクタールで
年間150トン、9種類もの柑橘類を生産されているそうです。
しかもその規模にも関わらず、除草剤を使わず、その他の農薬も半分に抑えて、
7割を独自配合の有機質肥料を施しているそうです(驚)
減農薬みかんは美味しいのですが、外観が悪くなるため通常は農協経由で出荷
されることはありませんから150トンも生産されていることに驚きました。
渥美さんの農園は、温州みかん中心ですが僕らが欲しいのは、ジャムに使用
する柑橘類。
レモンの他、ネーブルオレンジがあるだけでも嬉しかったのですが、ナント、
国産減農薬のグレープフルーツも今年なら分けていただだけるとのこと。
学生時代の友達から「グレープフルーツのジャムが欲しい」と頼まれたものの
国産のグレープフルーツがなんて無いと思っていましたからね。
グレープフルーツは5月の収穫とのことですから、遅くとも6月にはジャムとして
販売できると思います。
さらに農園の一部を見せていただくと、、、
これは黄金柑と言って、4本の苗から今年初めて実を結んだそうで、
温州みかんよりも糖度が高いそうです。
それと僕も嫁さんも驚いたのがコレ。
見るのも触るのも初めてのじゃばら。
和歌山県北山村で発見された樹で、名前の由来は蛇腹ではなく、
邪(じゃ)気を払うことから付けられたそうです。
大きさを比較してみました~♪
左から、黄金柑、じゃばら、ネーブルオレンジ、春香柑(しゅんこうかん)
春光柑は大きいのを2玉いただきましたから、果汁を絞り皮を煮てみましたが
味も香りも普通であまり特徴がないのでジャムにするのは辞めました。
こちらは生食用ネーブル
加工用に規格外も5kg購入しましたが、皮を使用するマーマレードには
向いていないため、食べるようにして、生食用2.5kgでマーマレードを煮てみました。
ネーブルは果実を絞るために包丁で半分に切るのですが、刃を入れた瞬間に
甘い芳香が立ち込めてきました。
ジャムの甘さは砂糖で補いますから、ジャムにとって一番重要なのは香り。
この香りだけでも美味しいジャムになることが確約されているようなものです。
手前がネーブルのマーマレード、左側が有機栽培人参とネーブル
のミックスジャム。
緩めの仕上がりだったため、ヨーグルトソース代わりにかけて試食しました。
どちらも美味しかったですが、子供達はマーマレードと言うだけで食べません(笑)
ほろ苦いのがマーマレードの美味しさなんですけどね。
じゃばら(左奥)と黄金柑
黄金柑の断面はレモンに似ていますから、見るだけでも酸っぱそうですが、
試食してみたところ、やはりまだ食べるには早かったようです(笑)
こんな風に様々な柑橘類でマーマレードが作れそうですし、紅ほっぺで
定番のイチゴジャムも作らなくてはいけませんから、しばらく楽しめそうです。
3色の「レモンジャム」が出来ました♪ [ ・メニュー開発]
年末年始のお休みは千葉の南房総に住んでいる義父が送ってくれた、
自然栽培のレモンを使って新たに2種類のジャムを作りました。
昨年11月に作った青檸檬のマーマレードと合わせて、味が異なる3色3種類の
レモンマーマレードになりました。
■赤青黄色のシグナルカラーなレモンジャム
どうです?作った本人が言っていて何ですが綺麗でしょう?
最初から3色作ってシグナルカラーにしようと思っていたわけではありませんが、
年末にレモンマーマレードを作った後、貴重な自然栽培レモンで
「次は何を作ろう?」
と考えていたわけですが、年明けに浜名湖方面へサイクリングしている最中に
「フレッシュなイチゴと合わせたら面白いかも?」
と思いつき、試しに作ってみたのが中央のイチゴレモンジャムと言うわけで、
鮮やかな赤色のレモンジャムと黄色のレモンマーマレードができ、秋に作った
青檸檬マーマレードと並べたところ、シグナルカラーが揃いました♪
ドイツの発酵菓子「シュトレン」の初回分を出荷! [ ・メニュー開発]
昨年のクリスマスシーズンに向けて試験的に販売したドイツの発酵菓子「シュトレン」は
限定10本が1週間で完売となったため、今年は30本に増やして発売しています。
今週末からお渡しを開始するため、初回分の生産を終え、まずは遠方のお客様に向けて
出荷を致しました。
■初回生産分のシュトレン
事前予約で今週末のお渡し希望のお客様に、お渡しする分。
梱包仕様は昨年と同じで、今年も昨年好評だった「アレ」が付いています(#^^#)
アレとは・・・?
小人のピック♪
シュトレンに刺すと、あたかも小人がノコギリでシュトレンを切っているように見えます(>_<)
こういうコワザは、嫁さんが得意とするところです(笑)
ところで、シュトレンって何?
って言う方のためのワンポイント・シュトレン講座
シュトレン(独:stollen )はドイツの菓子パン。
シュトーレンとも表記されるが、ドイツ語の発音表記には正しくないとされる。
生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には粉砂糖がまぶされている。
ドイツでは、クリスマスを待つアドベントの間、少しづつスライスして食べる習慣がある。
フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため
「今日よりも明日、明日よりも明後日・・・
と段々とクリスマス当日が待ち遠しくなる」とされる。
発祥はザクセン州のドレスデンで、その歴史は14世紀にさかのぼる。
ドレスデンでは、12月の第一土曜日に巨大シュトレンがパレードするお祭りが行なわれる。
■ひなたCAFEの手作りシュトレン
真ん中にある黄色味の部分は、アーモンドの粉と砂糖で作ったマジパンと
言うものです。
■ドライフルーツは1年間ワインと洋酒に漬け込んだもの
オーガニックのドライフルーツ4種類を酸化防止剤無添加のワインとラム酒に一年間
漬け込んだものをたっぷりと生地に練りこんでいますから、焼いて時間を経過すると
お酒がパンに浸透していって味わいが変化するわけですね~♪
初回分の今日は、鹿児島と埼玉のお客様の下へ(#^^#)
鹿児島のお客様は、今週末に友達と行なうクリスマスパーティに出すそうですよ。
楽しいクリスマスパーティーの場にお使いいただけて幸せですねー♪
ひなたCAFEの庭で採れた柚子で作ったマーマレード [ ・メニュー開発]
2006年4月に植栽を施した中にユズの樹が1本ありましたが、8年後の今年は
小さ目ながらとてもたくさんの実を結んでくれました。
■収穫した4kgの自然栽培ユズ
栽培と言うほどのことは何もしていません。
多少散水したり、多少の有機肥料や米ぬかを根本に置いた程度で、青虫の除去も
していません。
一番最初の年はアゲハチョウが卵を産んで、多数の青虫に新芽を食べられたのですが、
3年目くらいからは青虫対策などしなくても殆ど食害はありません。
(なぜ?)
■収穫を手伝う次女
ユズの樹には硬くて鋭い棘が多数あるため、子供達に収穫させようとしても嫌がりますが、
ユズの棘よりも僕の方が怖いため、嫌々ながらお手伝いをするのが年末の恒例行事。
■普通のキッチン鋏で収穫
割と枝が太くしっかりしていますから、キッチン鋏だと力が要りますから、
子供の握力だと中々切り取ることが難しいようです。
■黙々と作業をする次女
棘を避けて色々な角度を試みていますよね(#^^#)
マーマレード作りはとても手間が掛かるため、一日で加工できる分だけ収穫して、
今回はユズと有機レモン果汁だけを使い、できるだけ透明になるよう丁寧に
仕上げてみました。
■ひなたCAFEの庭で採れたユズで作ったマーマレード
青檸檬で作った透明感のあるマーマレードが気に入ったため、 今回はみかん果汁を
加えずに果汁を何度も漉して透明な果汁を取り出し、味に深みを与えるため
シチリア産の有機レモン果汁を加えて作りました。
酸味が強いプルップルのゼリーとユズの香りはトーストにもヨーグルトにも合うと思いますよ~。
オーガニック青レモン再入荷 [ ・メニュー開発]
試しに作った青レモンのマーマレードが人気ですべて完売してしまい、
自宅用が無くなってしまいました(涙)
そこで、青レモンの在庫状況を確認したところ、農家さんに頼んで下さり、
わざわざ青い状態で収穫してくれることになりました。
マーマレードもレモネードも皮まるごと使用するため有機無農薬栽培を探した
わけですが、入荷した時は青いレモンでも放置しておくと熟して黄色くなってしまう
ため加工日を決めて発注し、6kgの国産オーガニックレモンが無事届きました。
■国産オーガニック青レモン♪
青レモンと言う品種があるわけではなく、普通に出回っているレモンを黄色く
色づく前に収穫したものだそうです。
でも、青い色のまま提供することがとても重要なので、このまま放置しておくと
追熟して黄色くなってしまうため、入荷後できるだけ早く加工しなければ
なりません。
金曜夜に入荷したレモンは、翌土曜日の朝9時から加工を始めましたが、
すべての作業が終了したのが午後4時前。
それだけであれば、いつもの週末で何も問題なのですが、その日はイベントの
慰労と秋の家族旅行を兼ねたキャンプを予定していたため、とても焦って
いましたが、キャンプ場に着いたのは夕方5時を回ってしまい、暗がりの中での
テント設営となりました・・・(笑)
さて、時間を土曜日の朝9時に戻しましょう。
嫁さんはジャム瓶の準備に取り掛かり、瓶とキャップの洗浄を開始し、
僕はマーマレード作りを始めます。
無農薬と言えども一度水道水で表面を綺麗に洗い流し、一つ一つ水分を
ふき取って半分にカットして果汁を絞っていきます。
■レモン果汁を絞り中
金属臭が着くのが嫌なのでアルミではなく、陶器製のレモンスクィーザーで
1つづつグリグリと果汁を絞っていきます。
この作業、1つ2つなら何てことないのですが、4kgのレモンとなると40個以上
になり、段々と握力がなくなってきます(T_T)
1つ絞ってはボウルに移しを繰り返して、果皮と果汁、種に選り分けていく
作業だけで1時間半を要しました。
柑橘類のマーマレードは基本すべて同じ作業なのですが、果皮はそのままでは
硬いため、浄水で2度煮上げて柔らかくします。
この工程で皮の苦さが程よく抜けますが、苦さが無くなっても間の抜けた味になる
ため、茹で時間で調整していきます。
マーマレード作りはこの後、一気に進めたため画像はありませんが、
煮上げた皮は浄水にさらして荒熱を取り、嫁さんと二人、包丁で黙々と刻んで
いきます。
つまり、マーマレードとは柑橘類の皮を自身の100%果汁と砂糖で
煮詰めただけの食品なんですね。
シンプルと言えばシンプルですが、手間だけはアホのようにかかります(笑)
煮上がったマーマレードを熱いうちにガラスの密閉容器に詰めて逆さまにし、
内部を滅菌すれば一段落。
しかし、、、
まだ嫁さんのレモネードシロップ作りがまだ残っています。
■レモネードシロップ作り
1個づつ包丁でスライスして、種を取り除き、ガラス容器に詰めていきます。
この後1週間程度放置してシロップを取り出して行きます。
ひなたCAFEでお出しできるのは、来週末あたりでしょうか?
そんなこんなをしていて、一連の作業を終えたのが午後4時前。
休むことなくキャンプに出掛ける準備を整えますが、我が家の納戸収納は1階
の玄関脇にありカテゴリー別に整理されていますから、30分で積み込み完了。
竜洋海洋公園のキャンプ場までは自宅から30分ですが、途中で肉屋さんに
立ち寄ったりでチェックインしたのは17時15分。
もうしっかり暗くなっていました・・・(笑)
ヘッドランプで手元を照らしながらテントを設営し、焚き火と炭火熾しも僕の仕事。
嫁さんがチャレンジするも着火剤を燃やしただけであえなく終了・・・(オイ!)
でも、焚き火が燃えだすと子供達は大喜び!
やはり焚き火は良いなぁ~♪
食事を終えるとお風呂の終了時間が迫っているため、慌てててお風呂へ。
お風呂では比較的ゆっくりできましたが、テントへ戻ると21時ですから
子供達は歯磨きをして就寝となりました。
■焚き火でホットワイン
子供が寝たため、嫁さんが焚き火でホットワインを作ってくれました。
砂糖を加えて暖めた赤ワインで身体を中からも暖め、忙しかった1ヶ月間の
労をねぎらいました。
ふ~。。。
疲からか嫁さんも早々に寝てしまいましたので、独りで焚き火番をして
静かな夜を過ごした、そんな土曜日でした。
(最後まで読まれた方、疲れませんでしたか?)
青檸檬(レモン)のホットレモネード [ ・メニュー開発]
今週土日に浜松市中区肴町で開催される「第1回まるたま市」に向けて準備中です。
ジャムの準備がようやく完了しましたから、ジャムに合うお菓子と当日販売する
ホットドリンクの準備に入りました。
■無農薬栽培の青檸檬シロップ
青レモンとは黄色く熟す前に収穫した緑色のレモンです。
見た目が綺麗なこともありますけど、国産レモンであることの証明なのです。
柑橘類の皮を丸ごといただくマーマーレードは、最低限、国産の物を使用します。
その上で、入手可能であれば減農薬、無農薬のものを使用しています。
柑橘類は長い船旅で腐ったりカビたりしないよう、防カビ剤や防腐剤などの
ポストハーベスト農薬が施されていますが、残存性や小児への影響が不明なため、
TPPの結果がどうだろうとそもそもうちでは使用しません。
ポストハーベスト農薬とは、「収穫(ハーベスト)後(ポスト)農薬」と言う意味で、
そもそも日本国内では使用が認められていませんが、輸入作物※は長い船旅による
カビや腐敗による、農産物の品質低下を防ぎ、販売コストを抑えるために
施されているそうです。
※すべての輸入農産物に施されているかどうかは不明です。
かと言って、我が家の食材がすべて無農薬かと言うとそうではなく、外食する場合や
友人の家でご馳走になる場合などは口にすることも多いと思っています。
ですから過敏にならないで済むように、過剰摂取にならないよう意識しているわけです。
ただ、僕らの経験上、柑橘類は減農薬の方が甘さと酸味のバランスが取れて
美味しいと言う実感を持っていますから味への期待も込めて、できるだけ農薬を
使用しないものを選んでいます。
■青檸檬1kg分のシロップ
てん菜グラニュー糖をまぶして、皮と果実からエキスを溶かしだしたもので、
イベント当日は、注文毎に一杯一杯熱湯で割ってホットレモネードとして
1杯400円で提供します♪
今回仕込んだ青檸檬2.5kg分を2日間に分けてお出ししますが、その他にも
三ヶ日産の有機無農薬栽培のホット梅ドリンクもご用意します。
ドリンク作りは僕の担当ですから、上手くできるか失敗しないか今からドキドキ。
子供達をお客様に見立ててリハーサルを行ないましたが、子供達からは
「梅ドリンクもレモネードもどっちも美味し~い♪」
と大好評でした。
これがあまりに面白くてつい僕のジャム魂に火が付いてしまい、
試しに作ったのがコレです。
■青檸檬のマーマレード
シロップは湘南産の無農薬レモンですが、こちらは熊本産の減農薬レモン1.8kgを
使用して、11本だけ嫁さんと二人で心を込めて作りました。
レモンのマーマレードは今回初めて作りましたが、正直なめていましたね・・・。
2回茹でても「甘夏みかん」のように皮が柔らかくならず、皮を包丁で刻むのに
メチャクチャ大変でした(T_T)
その分、しっかりした歯ごたえがあり、レモンの爽やかな酸味と甘さが調和して、
とても美味しいジャムになったと思います。
大変だけど、また作りたい!
今回販売するのは10本だけですから、レモネードを飲んで気に入ってくれた方が
購入してくれたら嬉しいですね~♪
ルビー色のプラムジャム [ ・メニュー開発]
今月上旬、夏の果物で作るジャムを習いに東京さ行ってきました。
料理教室は2度目ですが、その場ではわかった気になるのですが、いざ実際に
作ってみると微妙なところでイチイチ悩むのですよ・・・。
どういうところかと言うと、ナイフの入れ方、皮の剥き方、種の取り方など、
一つ一つの動作で「アレレ?」「どうだったっけ?」となるため、習ったことは
できるだけ早く、実際に作って見ることが重要なんですよね~。
そのようなわけで、プラムの品種であるソルダムが手に入りましたから、
早速作ってみました~♪
■ルビー色のプラムジャム
ご覧のように、透き通ったルビーのような真っ赤なプラムのジャムが一発で出来ました!
プラムに隠れていた香りが加熱によって引き出されて独自の風味になり、
強い酸味と混じりあうすることで、生食では体験できないプラムのジャムに
なるのだそうです。
家族に試食してもらったところ、嫁さんも子供達もとっても気に入ってくれました。
初回分の15本はラベル貼り終えて、今週から店頭で販売します。
次回は、イチジクのジャムを作る予定です。
う、売れると良いなぁ~(*^_^*)
第1土曜日営業とジャム作りの日 [ ・メニュー開発]
6月1日の第1土曜日はひなたCAFEの営業日でした。
営業しているかどうかのお問合わせを一件いただいた以外はご予約もなく、
「今日はのんびり営業日だなー♪」
と嫁さんと話していたのですが、オープンするとポツポツと来店いただき、最終的には
用意しておいたランチが完売となりました。
そんな土曜日営業でしたが、先月開催した「森のたまご」イベントを共催したOMソーラーの
美女スタッフ2名が初来店(*^_^*)
しかも、「森のたまご」に参加されたお客様もご家族でランチにいらしていただき2度ビックリ!
さらにさらに、スバルの新型フォレスターでご来店いただいた掛川のカップルさんは
新車が納車された初ドライブとして、浜名湖へ向かう途中でランチにお立ち寄りいただいたそうで、
こういう利用のされ方も嬉しいものです\(^o^)/
そんな土曜日営業を終えたあと、急いで菊川へ!
目指すはブルーベリー小笠。
■ブルーベリーOGASA ブルーベリーの郷
こちらは菊川町にある、有機無農薬でブルベリーを栽培している農家さんです。
春に仕込んだジャムの在庫が殆どなくなってしまったため、ジャムの定番である
ブルーベリージャムを作るために仕入れに伺いました。
■大粒で甘い国産ブルーベリー
ジャムには冷凍ブルーベリーの方が向いているそうですが、ブルーベリージャムは
今回初めての挑戦。
上手くいくかな・・・(ーー;)
ここではブルーベリーの他、冷凍ラズベリー(木イチゴ)もあったため試しに1kgだけ購入。
アイスクリーム用フルーツソースとして試作してみることにしました♪
■生育中のキウィフルーツ
ブルーベリーを仕入れた後は、掛川市のキウィフルーツ・カントリーJAPANへ行き、
キウィの品種としては最もオーソドックスな緑色のヘイワード種をゲット!
あらかじめ、平野園長にfacebookのメッセンジャーでお願いしておきました。
キウィフルーツジャムも変わり種ジャムとして、昨年7月の発売から根強い人気。
特にクリームチーズやプレーンヨーグルトに良く合いますね♪
そして、翌日の日曜日。
朝9時半から夕方5時まで、ほぼ一日ジャム作りをしていました・・・(笑)
■丸一日掛けて作った3種類のジャム
左からキウィフルーツ、ラズベリー、ブルーベリーです。
キウィフルーツジャムは4回目の生産で品質的にも安定してきました。
ラズベリージャムは今回初めての試みでしたが、とても上手くできました。
ただし、材料代がとても高価なため、ジャムとしては結構金額が張ってしまうため、
今回は5本限定のお試し販売です。
高価ですが自信のある1品になったと思いますよ。
スィーツメニューのバニラアイスクリームにトッピングとして、お試しも可能です♪
一方、ブルーベリーはなぜかゼリー化が進まず、実がゴロッと入ったブルベリーソース
として販売致します。
こちらはプレーンヨーグルトが一番合うと思います。
あとは、ラベルを張って完成!
今週木曜日には店頭に並びまーす♪
ジャムの好みはホント、人それぞれ! [ ・メニュー開発]
2009年春にイチゴジャムを販売し始めて今年で早5シーズン目。
昨年のGWから大幅に製法を変更し、ガラス瓶や封緘の方法も変更しました。
フルーツの香りを活かす製法のため、少量生産に切り替えてできる限り地元の
食材を使用するようにして、バリェーションを増やすことにしました。
そして今年も春になり、
「今年はネーブルオレンジでマーマレードを作りたいな~♪」
と湖西市産ネーブルオレンジを待っていたのですが、昨年の塩害のせいか出荷量が少なく
購入することができませんでした・・・。
仕方がないのでマーマレードに向いている柑橘類は何かなぁと探していたところ、
「マーマレードなら甘夏みかんが向いていますよ!」
とのこと。
正直、甘夏みかんのマーマレードってまったく売れる気がしなかったのですが、
「モノは試しだよね?」と思って、1kgだけ購入して試作してみました。
するとこれがほろ苦くて超僕好み!
試作品はお試し価格として、1本500円で店頭に置いてみたところポツポツと
売れていくのですね。
マーマレードって苦手が人が多いと思っていたのですが、根強いファンが多いみたい。
何より僕がハマッてしまいましたので、その後も2回作ってしまいました!
■甘夏みかんのマーマレードとサンフルーツのマーマレード
サンフルーツは新甘夏と言うそうで、甘夏みかんから分かれた新しい品種で、
マーマレードにしてみたところ、甘夏みかんよりもやや苦味が少ないジャムになりました。
カフェ店頭には両方置いてあるのですが、意外にも苦味が強い甘夏みかんのマーマレードを
選ぶお客様が多いことに嫁さんが驚いていました。
パンにつけても合いますが、プレーンヨーグルトに加えると爽やかな苦味がとても美味しい!
そんなわけで、家庭用にも多めに作ってあります(*^_^*)v
そうこうしていると、SNBHのオーナーOさんより電話があり、
「新事務所でレセプションを行なうため、いらしたお客様にジャムを持たせたい!」
ということでたくさんのご注文をいただきました。
■パーティー用のジャム
在庫していたバリェーションが5種類あったため、それぞれ4本づつ計20本。
また、ささやかながらお祝いとして2本ご用意させていただきました。
来週末はイベントへの出展もすることになっているため、だいぶ在庫が減ってきましたから、
そろそろ次のジャムを仕込まないとね(笑)
ジャムの好みは千差万別ということがわかりましたから、これからはもっとオーソドックスな
フルーツにもチャレンジしてみようと思います。
そんなわけで6月には、掛川産のブルーベリーとおじいちゃんが作るブラックベリーで
ジャムを作ってみようと思います♪