「ラ コリーナ近江八幡」のランドスケープ [■建築探訪]
藤森照信氏の建築を見たくて訪れた「ラ コリーナ近江八幡」ですが、実際にその場に
身を置いて感じたのは、建築物よりも優れたランドスケープデザインでした。
メインショップ<草屋根>を抜けると、右側に見切れているのが、
カステラショップ<栗百本>で、その奥、中央よりが本社オフィス棟<銅屋根>です。
こちらは、カステラショップ<栗百本>のエントランスへのアプローチです。
栗材の柱に支えられた大庇の下は、ご覧のようにベンチが置かれた休憩スペースに
なっています。
本社<銅屋根>の前から、メインショップ<草屋根>とカステラショップ<栗百本>
への見返しです。
こちらは田んぼ中央の畦道から見た、本社<銅屋根>部分です。
ここで働きたいと思う若者も多いはずですから、リクルート上も有利ですよね。
ここで働きたいと思う若者も多いはずですから、リクルート上も有利ですよね。
田んぼの中を覗き込む家族連れ。
僕達世代にとっては、懐かしい風景であり残したい風景なんですよね〜(*^_^*)
建設コンサルタント時代は、公共の公園でこう言う提案を試みた事があるのですが、
クライアント(行政の担当者)に提案する前に、直属の上司の理解を得ることが
出来なかったことに未だに悔いが残っていただけに、これは衝撃を受けました。
こんな何でも無いように見える畦道ですが、今から20年前の公共施設では作る事が
意外に難しかったですねー。
と言うのも、やはり誰もが必然性を感じる事が難しいわけで、計画地周囲の条件が
とても重要だからです。
このプロジェクトは、クライアント企業の明確なビジョンがあって実現したことは
明白ですし、こういう企業理念にお客様も協力企業も絶対共感しちゃいますよ。
明白ですし、こういう企業理念にお客様も協力企業も絶対共感しちゃいますよ。
本社<銅屋根>の対面に伸びる、芝屋根の回廊(名前は不明です)。
さてこの下はどうなっているのでしょうか?
こーんな感じで、単なる芝の屋根なんですが、屋根面の芝生に散水しているため
とーーーーーても涼しくて快適なんです(*^_^*)
「少子高齢化経済の未来を良く見据えているなあ」
と言うことと、
「東京ディズニーランドと同じ!」
だと強く感じました。
建築だけでも見る価値はありますが、この場の空気感はやはりその場に立たないと
建築だけでも見る価値はありますが、この場の空気感はやはりその場に立たないと
絶対に伝わりません。
女性もお子様も絶対に喜びますから、旅行を兼ねて一度訪れることをお勧めします。
女性もお子様も絶対に喜びますから、旅行を兼ねて一度訪れることをお勧めします。
●はじドラさん、鉄腕原子さん、@ミックさん、jun-arさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-07-11 21:18)