建設現場をモノクロ写真で撮る [■カメラ、写真のこと]
今年2月に突然故障してウンともスンとも言わなくなり、悩んだ末に4代目の
後継機種である「X-T4」を購入しました。
正直「X-T1」でも日常使用では十分でしたから、修理も考えましたが
かなり高額な修理費になりましたし、色々な点が改善されていることも
分かっていたのでへそくりから捻り出して購入を決意しました。
その後、5ヶ月で今までの様に撮影していましたがふと思って、今工事中の
現場写真をモノクロモードで撮影してみました。
■天井下地の作業風景
■壁下地の作業風景
鉄骨構造やRC(鉄筋コンクリート)構造では、内装仕上げを行う前の現場には
元々殆ど「色」がありません。
むしろ、軽鉄下地(LGS)のコントラストが強調されて、美しく感じられました。
富士フィルムのデジタルカメラと言えば、何と言っても正確な色表現とレンズの
解像度がウリです。
開発コンセプトを踏襲したもので、X-T4ではモノクロフィルムの「ACROS」が
搭載されています。試してみたところ光が階調の高い黒白情報だけに分解され
たことで主張がはっきりとすることが分かりました。
俳優の佐野史郎さんは富士フィルムのX-Proシリーズの歴代ユーザーだそうで、
モノクロで東京の町を撮り続けていると聞きましたが、何となく分かった気が
します。
銀塩フィルムだとフィルム1本を使い切らないといけませんでしたが、デジカメ
だと1カットごとにフィルムを交換して表現を変えることができるわけで、
富士フィルムが自社の強みを見出してフィルムシミュレーションとしたのは
流石だと思いました。
カメラ機材が変わります! [■カメラ、写真のこと]
帰宅後に写真データを選別しようとカメラの電源を投入しても、まったく反応しなく
なってしまいました(°▽°)
バッテリーを入替えたり、電源を投入し直してみても全く反応なし!
病院送りは間違いなく、修理期間中どうしようかと半日悩み、いつも行くカメラの
キタムラに問い合わせたところ、兼ねてから検討中の機材のボディの在庫が1台
だけあったため、これも何かの縁と腹を決めて購入を決意しました。
■富士フィルム X-T4 ※妻のX-E2で撮影
初代X-T1を購入したのが2014年3月。2年毎に機材は刷新されシリーズ4代目の
機種になります。
撮影した時の感動はX-T1程ではありませんが、開発者動画でX-T2でT1の不満点を
かなり解決し、完成に向かったと聞いていました。
その後の発売機種を定点的にウォッチしていて、「そろそろ買い替えても良いかな?」
と思ってしまったことを気づかれたのかもしれないと思ったほどのタイミング
でした。
■X-T4取説を「ACROS」設定で撮影
富士フィルムのカメラには「フィルムシュミレーション」と言って、富士独自の
フィルム特性を絵作りに反映させる機能があります。
銀塩フィルム時代にカメラに携わった人なら、撮影対象に合わせてフィルムを
選んだ人も多いでしょう。
X-T1でもフィルムシュミレーション機能はありましたが、その後の機種では
モノクロフィルムの「ACROS」が加わったため、試写してみました。
■クロモリフレームの自転車 ※フィルム設定「ACROS(STD)」で撮影
シルバー塗装のピシッとしたメカの表現に適していると思いました。
■iPhone11 ※フィルム設定はACROS(STD)
チェリー材のダイニングテーブルですがモノクロなのにテクスチャーが良く再現
されていると思いました。
その他、グレインエフェクトと言って銀塩写真の粒状感を表現できる設定では、
解像度を上げるだけでは表現できない設定も楽しめます。
大学4年生の頃、安アパートの近くにできたモノクロ写真ラボでアルバイトをし、
モノクロ写真の奥深さを学んだものの、銀塩カメラでは試す機会が少なかったですが
デジカメの手軽さでフィルム交換をしなくても、ある一コマだけモノクロ撮影を
試すことができるわけですから、富士フィルムがモノクロフィルム設定を加えた
意図が今回、やっと理解できました。
充電アダプターのUSB-C化へ [■カメラ、写真のこと]
代わりに充電アダプターとイヤーポッドの同梱を辞めて、Lightningケーブルだけに
なったことで少々話題になりましたね。
使いたくないモノを強制的に買わされるのは嫌なので、これには僕も賛成でした。
少し前にも記事にしましたが、興味の無い方には分かりにくいと思ったので、
おさらいを兼ねて比較をしてみました。
写真の白い充電アダプターとLightningケーブルは、嫁さん所有のiPad miniに
付いていた純正のもので、手前の黒い充電アダプターはサードパーティーの製品で
AUKEY製PA-B2にエレコム製のUSB-C to Lightningケーブルを組み合わせたもの。
使い方は充電器アダプター側をAC100Vに差して、LightningコネクターをiPhone
やiPadに接続して、デバイスに充電すると言うことで変わりません。
大きさもほぼ同じですが、重量はUSB-C充電器の方が若干重たいです。
驚くのはその性能です。
白い純正品の電力供給能力が10Wなのに対して、黒いサードパーティ製品は、
実に60Wの電力供給能力があります。
ここで電力供給能力としたのは、充電されるデバイス側の充電能力がそこまで無く、
精々20W〜30W(iPad等)だからです。
それでも当初USBが出たばかりの頃は5Wしか無かったことを考えれば、格段の
進歩になり、嫁さんのiPad miniへの充電能力は2〜3倍になりました。
充電なんて、夜寝ている間にするからそんなの関係ないと思う方も多いかも
しれませんね。
であれば、なぜこんな製品が開発され発売されているのでしょう?
想像するに、これから実用化され普及していくだろう、次世代二次電池を待って
いるのだと思います。
5Gスマホは今よりももっと電力を使用するでしょうし、もっと電池が長持ち
して欲しいはず。今年はいよいよ待望の全固体電池が実用化されるようですから
次にはノートPC、そしてスマホやタブレット向けに二次電池が開発されて
いくと思われます。
全固体電池のエネルギー密度は、リチウムイオン電池の5〜10倍あるそうです
から、充電アダプターとケーブルも対応してかなくてはいけません。
バッテリー容量が今と同じ容積で10倍になれば、使い方が同じであれば10日に
1回の充電で済みます。
それにUSB-Cの特筆すべき能力は、電源ケーブルでありながら映像や音声信号も
送られますから、PCモニターにケーブル1本繋ぐだけでOKになるわけで、
DELLから既に発売されています。
2005年10月に調音パネル開発の責任者になり、ステレオやAVの技術開発を見て
きていますが、1080P映像と5.1ch音声を1本のケーブルだけで送ることができる
HDMIケーブル以上の衝撃を受け、来るべき未来に向けて少しづつ更新しながら
効果を確認しています(笑)
令和2年 中秋の名月 [■カメラ、写真のこと]
「気候」とは過去千年間の平均的な気温、天候の変化のことだそうですが、
二十四節気七十二候の事と言ってもさし支えないと思います。
収穫の秋に向けて気分が盛り上がる頃から、中秋の名月と言う言葉が
生まれたのでは無いでしょうか?
撮影データ:210mm(35mm換算) F14 1/500 ISO1000
フィルムシュミレーション;クラシッククローム
クッキリ撮影できるとは思っていませんでした。
撮影データ:210mm(35mm換算) F10 1/500 ISO400
クラシッククロームで色温度補正
月灯りとは良く言ったもので、こうして撮影してみると満月が如何に明るいか
良く分かりました。
次女の陸上競技撮影 [■カメラ、写真のこと]
これまでも試合の様子を見学に行きたかったものの、中々成績が振るわず
とうとう最後の公式試合を迎える事になりました。
■女子400mかな?
自分の娘とは言え、望遠レンズを女子に向けるのは周囲から変に見られないか
気になります。
でも、最後の試合だし家族の記念撮影でもあるので心を強くして、撮影に望み
ましたよ(笑)
■走り高跳びの瞬間
高速連続撮影でようやく撮れた一枚ですが、これが自分の精一杯。
プロってやはり凄いですね~。
35mm換算で焦点距離210mmですが、こう言うシーンだと300mmとか
400mmとか欲しくなってしまいます。
次女が高校で運動部に入るかどうかは分かりませんが、機会があったら
再チャレンジしたいですね。
建築撮影用の超広角ズームレンズ購入 [■カメラ、写真のこと]
広角レンズを手放してからこれまでは24mm(35mm換算)が最も広角した。
18mmレンズは担当したランドスケープデザインの物件を撮影したくて購入した
ものの、扱いが難しくて精々住宅の内観撮影に使用する程度だったため、デジタルに
移行してからは標準レンズや望遠ズームレンズを揃えていました。
しかし、建築設計に携わるようになり、いよいよ室内撮影が必要になる段階に
なったこともあり「そろそろ超広角が欲しいなぁ~」と思うようになったところ、
カメラメーカーの冬のキャッシュバックキャンペーンで購入を決意しました。
■富士フィルム XF10-24mmF4 R OIS
末尾の「R」は絞りリング付き、「OIS」は手ぶれ補正機能のこと。
建築の屋内撮影では三脚やストロボを使わずに撮影したいため、EV5.0段分の
手ぶれ補正機能はありがたい。
また、スナップ撮影では「絞り」を使う事が多いため絞りリングも必須。
贅沢を言えば、上位機種の「防塵・防滴・耐低温」も魅力的ですが3倍以上の
価格と重さ、ズーム倍率を考えると常用レンズとしても便利と考えました。
■自宅で試し取り
富士フィルムの出張イベントで試用した事があったため、想像した通りの使い
勝手ですぐに使えそうでした。
僕の写真は「作品撮影」ではなく、商品撮影や仕事の記録用ですから、携行性と
色再現性、操作性が最も重要な要素。
次女が選んでくれたインテリアをキチンと撮影しておきたいと思ったのも
大きいです。
カメラは「ボディよりも交換レンズ群に投資した方が得られる効果が大きい」
と自分に言い聞かせて購入しましたが、これからのブログ写真でも大いに
活躍してくれことでしょう\(^o^)/
初春の佐鳴湖で家族撮影 [■カメラ、写真のこと]
ジャムやマーマレードを作りだめ始めています。
家族の写真を撮影してみました。
これまでタイトルを付けて写真をアップしたことがなかったため、0.02秒ほど悩みましたが、
タイトルを考えながら撮影したわけではありませんから、写真を見た時の思いつきです(>_<)
いつもケンカや諍いが絶えない姉妹ですが、お互いに大好きな存在です。
娘達と一緒に観ようとしたのですが、 あらすじを聞いたところで観たくなくなった
そうです(#^^#)
付き合いだした当初は初々しさがありましたが、2人の娘を育てるうちに
しっかり浜松のオッカサと言う貫禄が出てきました。
意味もなく坂道や階段を登ったり下りたがるのが「こどもらしさ」と言えるかも。
お陰で家の中が静かでしたから、ジャム作りに専念できました(^_^;)
望遠レンズで撮りたかったモノ [■カメラ、写真のこと]
レンズ交換ができる一眼レフを購入したのなら、色々なレンズを試したくなるもの。
CONTAX時代は超広角(18mm)、標準(50mm)、ポートレート(85mm)の単焦点
だけでしたが、子供が成長するに連れて望遠レンズが欲しくなり、自分へのクリスマス
プレゼントとして望遠ズームを購入した昨年末。
娘だけでなく撮ってみたいと思っていたのがあったので、様子を見るために一度
行ってみましたよ(#^^#)
■中等練習機 T-4
決してミリタリー趣味ではありませんが、機能が上手くデザインされているので
やはりワクワクしますね~。
撮影場所は航空自衛隊浜松基地ですが、どういうスケジュールで飛んでいるのか
まったくわからないため、取り敢えず昼前に出掛けて撮影ポイントを考えながら
待つことにしました。
今回購入した望遠レンズは、35mm換算でせいぜい210mm程度ですから、実際は
こんなに大きくは写せませんからこの写真はトリミングしたものです。
少し下側から
撮影した写真を後で調べてわかったことですが、撮影した機体は戦闘機ではなく、
練習機のようです。
http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/renshuuki/T-4/
上記、航空自衛隊HPによると、T-4中等練習機と言うそうで、信頼性、整備性に優れた
2人乗りの純国産練習機だそうです。
約1.7トンの推進力を発生するエンジンを2機搭載し、装備重量5.6トンの機体を
最高速度マッハ0.9(約1,040km/h)で飛行させ、1,300kmの航続距離を
有するようです。
これ、実際に撮影してみるとかなり楽しいです♪
こんな感じで東の上空から基地に向かって飛んでくるのを見つけると
テンションがメッチャ上がります\(^o^)/
視界に入るとグングン近寄ってきて、「アッ」と言う間に着陸してしまいます。
今回は初めて秒間8コマの連射モードで撮影してみましたが、ミラーレスと言えども
連射撮影中はファインダーが見れないんですね~。
被写体が高速で動いている場合、次の動きを予測しながらレンズを動かさないと
フレームアウトしてしまいます(^_^;)
半日ほどノンビリ構えていましたが、こうしてパイロットは日々練習していることが
わかりました。
仮に平均時速700km/hで飛んだとして、1.5~2時間の飛行時間であれば、浜松から
四国辺りまで行って帰ってくる感じでしょうか?
今回は機体の側面しか撮影できませんでしたが、 帰りに移動しながら撮影場所を
探していると最後と思われる機体が上空を通過しました。
慌ててカメラを構えるもフォーカスが間に合わず・・・(+_+)
でも、雰囲気だけは伝わるでしょう?
次回は後方からジェットエンジンの赤い噴射孔を狙ってみたいですね(^^)v
今年一年の自分へのご褒美 [■カメラ、写真のこと]
2014年もあと2日と少しになりました。
今年はカフェをオープンして初めての役員報酬をいただくことができたので、
(この一年間の報酬であって給料ではありませんよ。給料は一切ありません!)
今年の成果をまとまった形に留めることにしました。
何だかわかりますよね~♪
デジカメのレンズですよん!
生まれて初めてのズームレンズ♪
一眼レフでは単焦点レンズしか持ったことがなかったので、 買おうかどうか悩み
ましたが、娘の運動会や演奏会の瞬間を撮りたくて現物を見ることも触ることも
なく購入してしまいました(^^)v
娘の空手昇級試験に持ち込んで、試写を兼ねて使ってみましまたよ♪
何だかスポーツカメラマンになったような気分で望遠レンズの楽しさが少しだけ
わかった気がします。
FUJIFILM X-T1+XF50-140 f2.8 R LM OIS WR
一つだけかなり気に入らない点がありますが、それ以外は想像以上で
これからおおいに活躍してくれそうです。
FUJIFILM X-E2でカメラ女子デビュー [■カメラ、写真のこと]
長年連れ添った愛機コンタックスRTSⅢを下取ってもらい、ミラーレス一眼のX-E2を
購入した嫁さんがいよいよカメラ女子としてデビューします(#^^#)
■FUJIFILM X-E2
イベント出店を頑張った自分へのご褒美としてね。
ボディカラーは「ブラック」と「シルバー」があるのですが、カメラ女子としては
「シルバー」なんだそうです(笑)
愛着持って積極的に使って欲しいので、僕の要望は抑えて。
僕のX-T1とレンズを共用できることもありますが、この7月から始まった
2万円キャッシュバックキャンペーン
に踊られされたのは言うまでもありません・・・(>_<)
ただ、買うだけで満足されては困りますから、意図通りに撮影できるよう、
毎日撮影の練習をしてもらいます。
まずは、毎日5枚撮ること。
それを見せてもらって、フレーミングや露出、被写界震度について助言させてもらい、
翌日からはそれを意識して撮影してもらいます。
そうこうしているうちに、マクロレンズや望遠レンズ、広角レンズに交換することで
軽い驚きを感じるはず。
今は嫁さんの希望で購入した、最もシンプルな標準レンズで あれこれ試し撮り
してもらっています。
掛川産キウイのジャムと山梨産プラムのジャム ※XF27mmf2.8R
DUNDEE MARMALADのクラシック瓶 ※XF27mmf2.8
今後はレフ板や三脚を使って撮影することも覚えてもらわないとね。
これまで新商品の撮影は僕の担当だったため、週末しか撮影することができず、
天気が悪くても撮影するしかありませんでした。
今後、基本の撮影技術を覚えてくれれば、光のコンディションが良い時に撮ることが
できますからね。
ひなたCAFEのジャムは、「フルーツの旬を閉じ込める」がコンセプトですから、
美味しいときに作って、美味しいうちにお届けするために、早い情報提供が必要です。
結果、安い投資になるよう続けてもらわないといけませんね~(^_^;)