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能登半島地震から学び活かすこと [ ・耐震強度、地震対策]

今年の元日16時10分頃に起こった能登半島地震
その時は、浜松の自宅2階で洗濯物を取り込んでいる最中でした。
地震に気付いたのは1階のキッチンにいた妻。
初期微動(P波)を感じることなく、大きめの主要動(S波)を感知したため、

「これは遠方で大きい!」

と直感しました。

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■日経アーキテクチュア 2024年2月8日号
日経アーキテクチュアは2回連続で、能登半島地震の特集記事を組んで
くれています。

実は、昨年秋ごろから我が家の防災準備を強化しようと思案中で、
連日のニュース報道から今やるべきことが絞り込まれてきました。
静岡県で生まれ育った自分は、1975年に巻き起こった東海地震説により、
小学生時代から絶えず、大地震災害に怯えて生きてきました。

その後、東海地方だけに止まらず、東南海、南海エリアまで範囲が広がり
南海トラフ巨大地震へと広がっています。


そんな経緯から、自宅を設計する際、耐震性能はマストと考え、
耐震等級4+相当(建築基準法で求められる2倍弱の壁量)としました。
その後の、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震から等級3を満たせば、
本震および余震に耐え、生活に支障が無いことが実証されました。

耐震性能の次は、長期間の停電への備えとして6年前に4.9kwの太陽光発電
設備を新設し、2年前にリン酸鉄リチウムイオン電池のポータブルバッテリーを
備え、実生活での使用を検証しています。


今回の能登半島地震から、次にやるべきと決めたことは
 ①長期間使用できる水を殆ど使わないトイレ
 ②日常生活用水の準備

この2つを現実的な手法(具体的なモノと導入費用)に落とし込むことで、
この1ヶ月間、あれこれ思案していましたが概ね方向性が定まりました。
5万以内の予算で試作品を作り、実証試験を行なってみようと思っています。

防災用トイレの準備はこれまでもしてありましたが、固めるタイプのため
長期間の使用には耐えられないと今回の地震で確信しました。
昨年から色々と思案していく中で、コンポストトイレが理想形だと思い、
それを安く簡単に作れる方法を模索していて、一つの形がまとまった
ところです。

いずれにしても実証試験をやってみないと、本当に使用できるかどうかは
分からないし、余震時でも使用できないといけない。
実際に出来てみれば「えっ、こんなものなの?」と思われるかもしれませんが、
安く作るにはありふれたモノを組み合わせるのが一番だと思っています。


いつ、お披露目できるかはまだ分かりませんが、4月までには試作を終え
実証試験を行なってみようと思っています。


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