浜松市は餃子だけなく、お米の消費も全国1位 [ ・浜松市内]
1位に返り咲いたと言う話題が全国ニュースになりました。
この話題はネットニュースや地上波放送でも取り上げられたので、ご存知の方も
多いと思いますが私が驚いたのはこちら↓
■お米の消費支出でも全国1位! 出典:静岡県 統計調査課
現在静岡県では、静岡市、浜松市、伊豆の国市が対象となっているそうです。
その調査で、驚いたことに家庭における「お米」の消費支出で浜松市が全国1位。
静岡市も全国2位だったと言うこと。
何よりも驚きました。
■緑茶は静岡市が1位、浜松市が3位 出典:静岡県 統計調査課
うん、これはまぁ納得が行きます。
静岡県内でお茶と言えば「緑茶」ですし、静岡県産とは言わず「掛川茶」
「天竜茶」「菊川茶」など市町村などの地名で表記されていて、各家庭
それぞれで好みのお茶が飲まれています。
■浜松市は餃子の他、調理食品でも全国1位 出典:静岡県 統計調査課
餃子は確かに良くいただきますね!
我が家でも外食ならここしか行かないと言うお店があって、最近では
餃子単品だけを食べに行きます。
「調理食品」が1位には、「餃子」や「シュウマイ」「うなぎの蒲焼き」も
含んでいるそうですが、これに貢献していると思われるのが静岡県西部エリアを
中心に健康総菜を製造販売している「知久屋」さんの売上げが大きいのではと
推察しています。
でも販売するようになり、店舗網が広がっているため、中高年層であれば
コンビニ弁当よりも知久屋のお惣菜やお弁当を利用している家庭が多いです。
そんな訳で、お惣菜を知久屋さんで購入し、ご飯は家で熱々の炊き立てを
用意することも重なり、お米の消費支出を押し上げたのかもしれません。
また、浜松市は工業都市と思われていますが、実は農家数も全国有数で
日照時間が長いことから農業生産高も高く、ファーマーズマーケットでは
季節を通じて多様な野菜が安価で入手できることから、自宅で手作りする
率が高いのかもしれません。と言う我が家がそうなんですけどね(笑)
高度経済成長期の建築を活用する [ ・浜松市内]
昭和40年代に企画、建設された浜松卸商団地でした。
■中心施設「アルラ※」メインホールの様子
静岡県西部エリアを中心に愛知県からも多数のお客様で賑わっていました。
※アルラは、遠州弁の「ら」付き言葉からの引用のようです。
■別会場のRC階段
高度経済成長期の建築らしく、手の込んだ階段がエントランスで迎える建築も
あります。
モダンでシンプルな意匠が多い現代だとこう言う施設に人間の手による魅力が
感じられますね
■「アルラ」の展示室
傾いた太陽光が西側の植栽越しに指して「ハッ!」とする美しさを
感じて思わずカメラを向けてしまいました。
■アルラ向かいの「GSビル」ファサード
人が居ないと寂れた昭和時代の遺構と言う印象の町ですが、特徴のあるショップ、
作家さんを集めてイベントを企画し、若い女性を中心としたセンスのあるお客さん
で賑わってくると、こうした建築の持つ魅力に気づきました。
結果的に地域外の人から気付かされたわけで、地元で建築の仕事をしている立場の
自分が気付くべきだったと反省しました。
もっと、利用者目線でいなければならないといけませんね。
今年も参加!TEDxHamamatsu2018 [ ・浜松市内]
今年もパティシパント(=活動の参加者)として会場に足を運びました。
■カンファレンス会場の静岡文化芸術大学ホール
この光景も大分見慣れてきましたが、重要なのは動画で観る事では無くて
トークをライブで聴くこと。
そして、その時間を共有した濃い~人達とアフターパーティーで交流する事が
本当の意味でTEDやTEDxの価値だということ。
■今年のスタッフ
総勢100名を超えるスタッフがイベントをサポートしてくれています。
スピーカーやパティシパントが楽しく参加できるのはすべてこの方達のお陰。
カンファレンスの後のアフターパーティー準備に回るスタッフのために、
オープニングの場でスタッフへ労をねぎらいます。
■カンファレンストーク
2018年のしょっぱなは建築家の彌田徹さん。
(トーク中は撮影できないのでステージに入る時にだけ撮影しました)
■2018年のスピーカー
右から、エリアイノベーター(建築家)、高校野球の女子マネ、フォト
ジャーナリスト、バスケットボールの家庭教師、難民交流活動家、ショートラック
いずれも濃い~方達ばかりでしたね(笑)
■そしてアフターパーティーへ
今回は大学内の出会いの広場でアフターパーティーが行われました。
■恒例のスピーカーによる鏡開き
樽酒は浜松の地酒「花の舞」さんのもの。ひなたCAFEの「サクランボと日本酒」
のジャムにも香りづけに使わせてもらっています♪
■恒例のTEDxデコレーションケーキ
最後はTEDx特製デコレーションケーキを切り分けていただきます。
アフターパーティーでは去年のスピーカー他、色々な方と交流をし
良いお話しをいただきました。
TEDxHamamatsuは今回で全4回、皆勤賞です。
色々な方がされてきた事や考えを知るのはとても楽しいですが、一方で
僕もあり想いを伝えたくなってきていましたが、今回、かなり鮮明に
ステージ上の自分を想像できるようになりました。
それには、そのアイディアを裏付けるための圧倒的な事実が必要です。
これから僕がやるべき事がかなり明確になっただけでも、今回、参加
した甲斐があったというものです。
秋野不矩美術館で「藤森照信展」 [ ・浜松市内]
開館20周年を記念し設計者である藤森照信展が開催されています。
■16年ぶり
最初に訪れたのは長女が0歳だった時の川遊びの帰りでしたから、
実に16年ぶりに美術館を見学となりました。
■城塞のようにそびえる外観が印象的
秋野不矩さんの生前に立ち上がった建築計画だったため、美術館の立地には
秋野不矩さんご本人の意向が反映されているそうです。
法面に植えられている松の木もだいぶ大きくなっていました。
おまけコーナー:2001年7月21日撮影
■秋野不矩美術館ファサード
このファサードとテクスチュアは一度見たらまず忘れ無いでしょう。
設計者の個性が突出していますが、秋野不矩さんの作品、周囲の環境と良く
調和されています。
藤森照信さんが設計者に指名されたのは、秋野不矩さんの5男さんが藤森さん
主催の街歩きイベントに参加して知り合いになり、秋野不矩さんに紹介して
正式にオファーがあったそうです。
■エントランス
天竜杉を貼った外壁。雨だれで黒くなっていますが、来館者は気に留める
様子は見られませんでした。
■最新作の茶室「望矩楼」
今回の特別展に合わせて作られた茶室です。
建築物と言う扱いではないのでしょう、一般の人は入れないように
なっています。
建築展と言うと、設計者のスケッチや模型、パースが展示されているわけ
ですが、自然素材を用いた外壁や草屋根などの実物模型を見たくて思い立って
訪れましたが来てよかったです。
がしかし、、、同じ職業とは言え、とても真似できるような作風ではあり
ませんが、手描きスケッチだけは何時かのために描き残しておこうと
心に決めました(笑)
家族で行く「ヤマハイノベーションロード」 [ ・浜松市内]
夏休み前に仕事の打合せで伺った際に見学させていただき、「家族を連れてきたら
喜びそうだ!」と思ったので早速電話で予約し、家族で行ってきましたよ♪
■ヤマハ(株)本社の研究・開発棟
今までよりも目立つ外観で、ちょっとしたランドマークになりました。
■通称「ヤマハ(株)イノベーションセンター」
正式にはヤマハ(株)本社23号館になり、この1階部分にこれまでの製品や
技術開発の歴史が展示した「ヤマハイノベーションロード」を併設し、国内外の
来客に会社説明をするために利用しているようです。
■駐車場の横断歩道
鍵盤をモチーフにした横断歩道になっていました。
公共の道路ではないため、できる遊びですね!
■楽器ミュージアムコーナー
メーカー1社だけで吹奏楽団ができるだけあって、楽器の種類と数はなかなか
驚きますねー。
殆どが試奏できますし、世界に数台しかない限定のピアノも試弾できますから、
腕に自信のある方は弾き比べてみると楽しいでしょう。
■新しい技術のコーナー
写真は薄いフィルムスピーカーで、5人が合唱してくれます(笑)
■ヤマハのある生活提案かな?
ステレオ、サイレントギター、ミキサーのある趣味の空間の向こうには、
ヤマハ発動機のオートバイ。
ヤマハグループの製品は、生活必需品はあまり多くありませんが、人が人として
生きるための生活に潤いを与えるもので占められていることがわかりますね。
■サイレントドラム
生まれて初めてのドラムを叩きました。
とても難しかったですが、上手く叩けたら気持ち良い事はわかりました♪
僕が担当した製品も一つの技術開発で、開発の歴史に刻まれている事を家族に
見せたかったわけですが、思った通り妻も娘達も楽しんでもらえたようです。
特に、長女は歯の矯正治療が辛くて、当日の朝「やっぱり行かない!」
と断ろうとしたのを、
「お前のために予約したし、むしろ気が晴れるから行った方が良いよ。
それでも辛かったらソファーで休めば良いから!」
と言って無理やり連れてきましたが、思った通りしっかり楽しんでいました。
もし、浜松へお越しの方で1~2時間程度の空きがあるようでしたら、ぜひ、
事前に予約をして訪れてみてはいかがでしょうか?
https://www.yamaha.com/ja/about/innovation/
アクセス便利な砂丘「中田島砂丘」 [ ・浜松市内]
それぞれ100億を負担し、事業規模300億で津波防潮堤の造成が始まっています。
その是非は一旦置いておいて、今まさに工事まっただ中の「中田島砂丘」を歩いて
きました。
■中田島砂丘エントランス
実に7年ぶりに訪れました。
鳥取砂丘を筆頭に、日本3大砂丘の一つに入ったり入らなかったりしますが、
新幹線が停車する駅からの距離や都市部からのアクセス性を考慮すると、最も
訪れやすい砂丘と言えると思います。
さて、ここで問題です。
日本の海岸は誰のものでしょう?
海(太平洋)は?波打ち際は?砂浜は?
その境界は?
今回、最初に聞きたかったのはコレでした。
ちょっと大雑把ですが、海は国、海岸は都道府県(ここでは静岡県)、その内陸部は
浜松市となります。
ところが、、、
砂丘(砂浜)と市の土地の間に、民有地があるそうで、この先にある津波防潮堤は
民有地を避けた県の土地に造成されているようです。
一方で、民有地でも寄付したり、貸し出したりすれば、公共施設としての防潮堤を
造成することもできますから、あくまで一般的な知識として知っていただければ
良いと思います。
■中田島砂丘と津波防潮堤
不自然に水平なラインがある部分が津波防潮堤で、海岸としての砂浜はその向こう側、
手前のすり鉢の砂浜は民有地になるそうです。
これも知らなかったのですが、高度経済成長期は社会インフラを作るために大量の
コンクリートが必要となったため、ここの海砂(かいさ)が利用されたそうです。
言えませんが、真水で十分に洗浄して塩分を除去すれば良い事になっています。
工事個所の写真は決して美しいとは言えないため、敢えて撮影はしていませんが、
部分的には美しい砂浜や砂丘を見ることができます。
例えばこんなの!
中田島砂丘を代表する砂浜は、昭和40年~50年をピークに徐々に痩せて、海岸線が
後退していますが、浜松や遠州で育った人達には子供の頃からの原風景だと思います。
写真で見ると一見穏やかに感じられるかもしれませんが、初春とは言え、風が強く
それより風紋(ふうもん)と呼ばれる、砂の模様を見ることができます。
今回の訪問は、中田島砂丘の新たな使い方、接し方を模索するグループからのお誘いを
受けてのものでした。
お世辞にも快適と言える観光地ではありませんが、それ自体が砂丘が構成するに
至った自然環境として体験することが重要なんだと思いました。
【圧巻でした!】金澤翔子さんの大般若心経 [ ・浜松市内]
■金澤翔子30歳の般若心経
画像だと凄さが今一つ伝わらないかもしれません。
僕も実際に見るまでは分かっていなかったですが、この写真はカメラを水平に
構えて撮影していますから、僕の目線はこの書の1/3の高さにあることを想像
していただくと大きさが想像できるでしょう。
これは一見の価値があると思います。
僕は花火大会に合わせて立ち寄ったためか、本来は拝観時間ではなかったのですが
偶然見せていただけることになり、貸切り状態で拝見することができました。
昨年3月に亡くなった父の位牌は、この書の対面側にありました。
これから、お墓参りするのも楽しみになってきました(^^♪
次回は、家族を連れて来たいと思っています。
こんな感じで書を拝見させていただいた後、佐鳴湖の花火大会を見学させて
もらいました。
■佐鳴湖を一望できる小高い丘から
昨年、お墓探しをしていて知りましたが、今年は檀家さん、永代供養の
100名限定で解放してくれました。
■花火見物
千発だけのこじんまりとした花火大会ですが、1時間で済むのと近くなので
スケジュールが合う限りは観るようにしています。
第7回 職人市場 in 千歳のこと [ ・浜松市内]
昨年は出店者側だったため、じっくりと楽しめなかったのですが、今年は他の予定を入れず
一般客として楽しむことにしたのが、第7回 職人市場 in 千歳と言うまちなかイベント。
昨年は妻と二人の出店で子供達はお留守番でしたが、職人市場と言うだけあって、お料理の
クォリティの高さに驚き、家族全員で楽しむことにしました。
■鳥そぼろ入り出汁巻きたまご焼きの実演
昨年はあまりの行列の長さに諦めましたが、今年は意を決して並ぶことを決め、
45分並んでゲットしたのが、鳥料理専門店 鳥浜さんの鳥そぼろ入り出汁巻きたまご焼き。
見て下さいこの行列(@_@)
うちの分のたまご焼きを焼いてもらっている間の一コマ。
と、、、撮影をしているとたまごを焼いている職人さんから、
「プロの方ですか?」
と聞かれました。
職業写真家ではありませんが、ひなたCAFEの商品写真やその他にも依頼されて
撮影することもありますから、
「いえ、セミプロのようなものです」
と答えたところ、
「写真使わせてもらえませんか?」
とのこと。
それなりに気に入った写真も撮れていましたし、精々ブログやfacebookで公開する
程度ですから、メールアドレスを教えていただき先ほどお送りしたところ、
「さすがiPhoneとは違う!」ととても喜んでいただけたようです。
ひなたCAFEの商品写真は、妻のイメージを具現化するよう撮影していますが、
facebookやブログで注文いただけていますから、一応売れる写真を撮れている
自負があっただけにこう言う依頼は嬉しいものですね。
■街ににぎわいが戻るイベント
ご覧のようにこの界隈は、浜松市駅前の古くから残るいわゆる飲み屋街です。
古さと新しさが交雑する空間で、一般の人が歩く姿は少ないですが、料亭の職人さんが
比較的買いやすい値段で本格的なお料理を提供してくれますから、たくさんの方で
賑わいます。
■割烹みその 千歳店前
【オマケ】
ハロウィンイベントに合わせて道化師に扮するにぎわい協議会の清水さん。
メイクに30分かかったそうで、一目ではわからなかったです(笑)
天竜浜名湖鉄道「都田駅」の駅カフェ(後編) [ ・浜松市内]
立ち寄りレポートの後編です。
天竜浜名湖鉄道「都田駅」の駅カフェ(前編) [ ・浜松市内]
先日、久しぶりに都田町を訪れた際、少し足を伸ばして天竜浜名湖鉄道(通称、天浜線)の
「都田駅」に立寄ってみました。
■天竜浜名湖鉄道「都田駅」遠景
残暑厳しい日でしたが、その分青空と古い駅舎が調和して田舎のローカル駅と言う
雰囲気が漂っています。
■列車が到着する瞬間
無人の改札の向こうに列車が到着した瞬間を捕らえてみました。
元々は旧国鉄の「二俣鉄道」と言う赤字路線でしたが、民営化により第三セクターの
「天竜浜名湖鉄道」として引き継がれ、地域住民の大事な足として運営されています。
僕が中学生の頃、部活動の卓球の試合で利用したことがありますが、列車本数が極端に
少なく「遠州森町」の駅で何時間も待った覚えがあります・・・。
民営化により運行間隔は短くなり、利用しやすくなりましたが、それでも生活手段として
の利用者は少なく輸送事業としてはかなり厳しいのが実情です。
そのため、天浜線沿線は独自路線を歩むようになり、駅舎に美味しいお蕎麦屋さんや
洋食屋さんを誘致するなどの努力をされています。
■MIYAKODA駅cafe
毎週、金曜から日曜までの週末、11時~17時までの営業のようですが、
ちょっと入りたくなるような雰囲気が漂っていると思いませんか?
ちょっと期待できそうですが、 駅カフェのレポートは次回とさせていただきま~す。