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高度経済成長期の建築を活用する [ ・浜松市内]

先週、開催されたイベント「アリィの冬と夏」の会場となったのが、
昭和40年代に企画、建設された浜松卸商団地でした。

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■中心施設「アルラ※」メインホールの様子
静岡県西部エリアを中心に愛知県からも多数のお客様で賑わっていました。
※アルラは、遠州弁の「ら」付き言葉からの引用のようです。



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■別会場のRC階段
高度経済成長期の建築らしく、手の込んだ階段がエントランスで迎える建築も
あります。
モダンでシンプルな意匠が多い現代だとこう言う施設に人間の手による魅力が
感じられますね



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■「アルラ」の展示室
傾いた太陽光が西側の植栽越しに指して「ハッ!」とする美しさを
感じて思わずカメラを向けてしまいました。



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■アルラ向かいの「GSビル」ファサード
人が居ないと寂れた昭和時代の遺構と言う印象の町ですが、特徴のあるショップ、
作家さんを集めてイベントを企画し、若い女性を中心としたセンスのあるお客さん
で賑わってくると、こうした建築の持つ魅力に気づきました。


結果的に地域外の人から気付かされたわけで、地元で建築の仕事をしている立場の
自分が気付くべきだったと反省しました。

もっと、利用者目線でいなければならないといけませんね。

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浜松自宅カフェ

●ストックンさん、@ミックさん、junn-arさん、鉄腕原子さん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2020-02-17 14:06) 

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